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平安から続く珠洲焼の炎を守れ! 薪火にこだわる伝統製法を能登地震から再建したい

能登半島地震で壊滅的被害を受けた珠洲焼の窯元「紀の川窯」。一度は廃業を考えた窯元・田端和樹夫の心に再び火を灯したのは、身近な人々の声でした。薪窯が生み出す独特の風合い、皇室献上の誇り――。石川の伝統工芸を次世代へ。あなたの支援が、日本の文化を守る力になります。

現在の支援総額

637,611

21%

目標金額は3,000,000円

支援者数

67

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/10/31に募集を開始し、 67人の支援により 637,611円の資金を集め、 2024/12/31に募集を終了しました

平安から続く珠洲焼の炎を守れ! 薪火にこだわる伝統製法を能登地震から再建したい

現在の支援総額

637,611

21%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数67

このプロジェクトは、2024/10/31に募集を開始し、 67人の支援により 637,611円の資金を集め、 2024/12/31に募集を終了しました

能登半島地震で壊滅的被害を受けた珠洲焼の窯元「紀の川窯」。一度は廃業を考えた窯元・田端和樹夫の心に再び火を灯したのは、身近な人々の声でした。薪窯が生み出す独特の風合い、皇室献上の誇り――。石川の伝統工芸を次世代へ。あなたの支援が、日本の文化を守る力になります。

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自己紹介

はじめに

はじめまして。石川県珠洲市の伝統工芸「珠洲焼」の窯元「紀の川窯」の田端和樹夫と申します。

2024年1月1日、能登半島を襲った大地震。その猛威は、私の紀の川窯にも容赦なく襲いかかりました。建屋は倒壊し、大切な窯も甚大な被害を受けました。

一瞬にして、長年積み重ねてきた技と想いが、瓦礫の下に埋もれてしまったのです。


窯元・田端和樹夫の想い

「もう、これで終わりかもしれない」

倒壊した建屋の中で窯の惨状を目の当たりにしたとき、そう思いました。自宅も中規模半壊。すべてを失ったような絶望感に襲われ、廃業も頭をよぎりました。

しかし、テレビ局の取材をきっかけに、多くの方々から声をかけていただきました。

「珠洲焼のために、やめないで頑張ってほしい」

その言葉が、憔悴しきっていた私の心に、再び火を灯しました。

そして時間とともに、「再び窯に火を入れたい」という強い思いが湧きあがってきました。


なぜ、珠洲焼を守りたいのか

珠洲焼は、平安時代に生まれ、一度は500年もの長きにわたり途絶えながらも、約60年前に再興された石川県の伝統工芸品です。

500年も途絶えていたため、忘れ去られた存在でしたが、それでも現代に伝わる中世の壺や甕、それらからつくり方を推測し、研究が進んで再興に至りました。

その歴史と技術を受け継ぎ、木材の薪を燃やすことで必要な火力を得る「薪窯」による独特の風合いを守り続けてきました。

効率や歩留まりの良さから、現在ではガス窯が一般的ですが、私は昔ながらの木材の薪を使った、薪窯にこだわっています。

  • 灰が降り注いで生まれる自然の模様

  • 長時間の焼成がもたらす深い光沢

  • 還元焼成による独特の色合い

これらは、ガス窯では決して生み出せない、薪を使った珠洲焼ならではの魅力です。国宝の「曜変天目茶碗」をはじめ、ありとあらゆる名作といわれる器は、薪窯でつくられてきました。

そのぶん手間はかかるものの、ここだけは絶対に譲れないこだわりです。

さらに、私の作品は皇室にも献上されるなど高い評価をいただき、多くの方に親しまれてきました。

しかし、今回の地震で、珠洲焼の存続が危機に瀕しています。500年の時を超え、現代に蘇った珠洲焼。研究者も一般のファンの方々も、私のようなつくり手も、珠洲焼の謎を探る旅はまだ始まったばかりです。

なのに、ここで終わらせてしまうわけにはいきません。


プロジェクトの目標

紀の川窯を再建し、珠洲焼の伝統を守り続けるため、皆様のお力添えをお願いいたします。

  • 目標金額:3,000,000円

  • 使途:窯と建屋の再建、電気設備の修繕


支援者の皆様へ

ご支援いただいた方には、被災を免れた作品をお返しとしてお贈りします。

  • フリーカップ 

  • 花瓶(小)

  • 花瓶(大)

  • 小皿

  • 抹茶茶碗

※通常2,500円〜100,000円相当の品をご用意しております。


スケジュール

11月1日 クラウドファンディング開始予定

12月末 クラウドファンディング終了予定

1月15日 リターン発送開始予定

1月    建屋工事着工予定

3月    建屋完成(工事遅延の可能性有り)

       窯、設備着工予定

4月    窯、設備導入完了(工事遅延の可能性有り) 


資金の使い道


建屋建設費:約2,000万円
窯建設費、電気設備費(窯と接続):約1,100万円
粘土真空機械等:約200万円
手数料(5%+税):約15万円


おわりに

珠洲焼は、能登の風土が育んだ大切な文化遺産です。この伝統を絶やすことなく、次の世代へと引き継いでいくために、皆様のお力をお借りしたいと思います。

一つひとつの支援が、新しい窯に火を灯す力となります。

どうか、珠洲焼の未来を一緒に築いていただけませんか。

みなさんからの温かいご支援を、心よりお待ちしております。


紀の川窯 田端和樹夫


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 御礼

    2025/02/06 05:35
    応援してくださった皆様へこの度はご支援いただきありがとうございました。ご支援いただきました皆様には2月中旬よりリターンの発送をさせて頂きますので、しばらくお待ちください。施設等の復旧については、日程が決まらないので、まだまだかかりそうな感じですが、今回ご支援いただいた資金で、必ず珠洲焼製造を続けていきますので、皆様見守っていてください。ちなみに、現在の珠洲では久しぶりの積雪で中規模半壊の自宅に影響がないか心配です。進展がありましたら、また投稿していきます。 もっと見る

コメント

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