自己紹介
※ちょんまげの時代のイメージ
大場は、まだ日本がちょんまげを結い、髪結床で髪を整えていた時代に、2代目の大場秀吉は
当時東洋のパリと言われ、人々の社交場となっていた上海にて
西洋のカット技術を学び、日本に戻ると横浜のグランドホテル
(現在のニューグランドホテルとは異なります)で外国人を中心としたサロンのマスター
として活躍していました。
※横浜(現在)イメージ
その後、現在の虎ノ門にある田村町に洋館建てのヘアードレッシングパーラーの元
となる店舗を開業し、当時は馬車で貴族達が西洋式のカット・シェービング・シャンプー
を受けに来店され、それは華やかな社交場でもあったそうです。
※当時の頃の馬車や車のイメージ
店舗の立地柄、現宮内庁の方も多く訪れ、明治天皇・昭和天皇のお手入れに使用する
道具のお手入れを秀吉が賜っていました。そのご縁で、イギリスのエリザベス女王の
戴冠式にご臨席の昭和天皇(当時皇太子)の御理髪掛として、民間で初めて拝命され
その後父子三大にわたり天皇陛下の御理髪掛となるのです。
現人神であった昭和天皇と二人きりの空間での刃物を持った御理髪は、切腹を覚悟
で毎回冬でも冷水を何十杯もの水を被り、清めてから皇居に出向くなど
大変なお役目でした。
昭和天皇を栄一がお役目を賜っていた時、いきなりお湯が出なくなり、
水しかでなくなり、昭和天皇は寒い中じっと、栄一がお湯をやかんで沸かすまで
耐えていられたそうです。
栄一は、切腹覚悟で技術を終え、昭和天皇にお詫び申し上げると
「ありがとう」と、いつも通りお言葉をかけてくださって感激しきり
だったというエピソードや、
戦時中、栄一に召集令状が来た時には、
「これも大切な国のお役目ですので、残ってもいいのですよ」
と、侍従長から言われた栄一は、
「行って参ります」と言い戦地に赴いた。などのエピソードが
残っています。
昭和天皇・上皇様・天皇陛下にお仕えして来たからこそ
わかる様々なしきたりや、時代背景と共に変わりゆく
当時の臨場感あふれるエピソードの数々・・・
どの話しをひとつとっても、どれもなかなか語り継がれないエピソードであり、
歴史と共に生きて来た大場家の歴史に留まらない価値ある歴史を残したいと
思っています。
現在、
当時のエピソードを知る人達に話しを聞くためにも、高齢化が進んでおり
きちんと今 取りまとめ書籍化して行きたいと願っています。
そのために、歴史を知っている方達とのプロジェクトを組み進めて行く
所存です。
このプロジェクトで実現したいこと
・全国にいらっしゃる大場のお弟子さんを含め、歴史にまつわるエピソードを
取材させていただき、それと共に、一番の伝道者 大場隆吉の話しによる
大場秀吉 大場栄一 との思い出も取り混ぜ、
民間で初めて天皇家から御理髪掛を拝命し、刃物を持って皇居に伺い、
陛下と二人きりで、静けさの中刃物を使う命がけのお役目についてや、
それと共に過ごした 口外する事の出来ない家族の緊張感をも
含め歴史に残したいと思います。
・また、大場の店舗は日本の要人が数々 伊藤博文公を初めとし、
歴代の総理や文化・経済人が訪れており、
心温まるお話しも残っており、それらも踏まえた形で
ノンフィクションとしての本にまとめ上げたいです。
・大場 栄一著書 の 遙かなり昭和 は
OHBA ホームページ にて お読みいただけます。
頭皮ケアサロンOHBA にて 検索下さい。
プロジェクト立ち上げの背景
大場 秀吉が、西洋式の理容技術を導入した時代には、まだ日本には、
理容・美容という存在は無く、殿方の社交の場としても男性向けの
カットサロンでした。その後、貴族のご婦人方からのサロンへの
要望から、大場静子が当時 耳隠し という ヘアーの流行を生み出し
美容への関心も高めるなど、今に伝わる技術やお手入れ方法のほとんど
が生まれていった歴史を知り、理美容の歴史の観点からも
これは 正しい形で残したいという話しを数多くいただき、ご高齢で
お亡くなりになる方も多いため、急がねばとプロジェクトを立ち上げる
こととしました。どの時代をとっても、どのエピソードも興味深く、
大場には 歴史の中の貴重な品も残っており、きちんとした形で
残したいと願っています。
現在の準備状況
これまで数多く新聞・雑誌からの取材で一部のエピソードを
ご紹介したことはございますが、その度に、
一度まとめたいと願って来ておりました。
その資料も参考とし、
大場秀吉の時代からの年譜の作成と共に、分かっている
エピソード原稿の大筋について取りまとめてあります。
今後、不足の部分を当時を知っている方に直接お話を伺い
時代考証と共に、ノンフィクションとして
昭和天皇・上皇様・天皇陛下の真の人間としての
お姿を、みなさまに公開しても良いエピソードを中心に
まとめて行くところです。
書籍だけではなく、遙かなり昭和 と同じく
いろいろな方にお読みいただきたく
デジタルコンテンツ化も書籍後出来れと考えています。
取材にあたっての、取材を受けていただく方へのお気持ちや、
取材や取りまとめを手伝っていただけるプロジェクトメンバー
の方の謝礼や、自費出版に向けての費用をクロウドファンティング
にて応援してもらいたく応募致しました。
9月 取材開始 全国の大場のお弟子さんや理容・美容の歴史を
ご存じの方へのインタビュー
12月 歴史に残す品の写真撮り
1月 あらすじ完成と共に 出版企画書の作成 出版社探し
2月 章立て 打ち込み 校正
4月 印刷 出版へ
リターンについて
・出版書籍をリターン金額に合わせお送りします。
・感謝の気持ちを込めて ホームページと刊行記念パーティの
プログラムにお名前を掲載させていただきます。
また、50.000円以上のご支援者の方は、
刊行記念パーティにご招待させていただきます。
※詳しくは、各リターンについてをご覧下さい。
資金の使い道
企画計画費:約20万円 お手伝いいただける方との打ち合わせ費
人件費:約50万円 取材人件費・交通費・取材経費
広報費:約10万円 プレスリリース代
写真撮影費:約20万円 歴史の品の撮影費
リターン配送費・雑費:10万円
自費出版費:約100万円 1000冊
手数料(17%+税):約41万円
最後に
どんどん高齢化が進む中で、天皇家の歴史の1ページや、
古い日本の歴史を知る人もいなくなっていくなど、
日本の過ごした時代が語り継がれなくなっています。
大場が体験した様々な御理髪掛を拝命した時から
起こる、
・民間人が触れることが出来ない皇族の方になぜ
触れることが許されたのか・・・
・その中で起こった尋常ではない 緊張感の中でのお役目を
続けることがいかに困難なことであったか
・日本の西洋式の理容技術がどのように導入され広められたのか?
父子3代に語り継がれた生の声を記録に残したく
この度 プロジェクトを立ち上げました。
そして、今の開かれた天皇陛下の皇太子時代のウィットに
富まれた微笑ましいお話しなども残せたらと願っております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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