【はじめに・ご挨拶】
こんにちは!enです!!!
私たちは「巨大なオブジェを作りたい!」という思いから集まった現役美大生54名によるアートプロジェクト団体です!
この度は10月25日〜27日に行われる美術大学の芸術祭に向けて約半年の期間をかけて全長3メートルを超える超巨大なオブジェクトの制作・展示をすることになりました。知識や技術、感性もさまざまな他学科、他学年の美大生が全員で協力しあい「生き物」をモチーフにした作品を制作します。普段の学生生活では他学科多学年の学生が約半年という長い期間に協力して1つの作品を作り上げるということはほとんどありません。そんな中有志で集まったメンバーは皆、意欲とエネルギーに満ち溢れています。
最高の芸術祭を目指して、全力で楽しむ私たち「en」の応援をぜひ、よろしくお願いします!
【人と人との『ご縁』を大切にしたい!】
企画名『en(縁、宴)』
この企画は2022年より「大きな立体物を制作して芸術祭を盛り上げたい」という当校学生の意思によって立ち上げられました。そして人と人との「ご縁」を大切にし、ワイワイ楽しい「宴(うたげ)」のような雰囲気の団体になるように「en(えん)」と名付けられました。
企画開始から3年目、昨年度のenは多くの方が展示内容を楽しんでくださり大成功を収めました。
しかし昨年に負けず、今年はさらにレベルアップした展示を作りあげることを目標としています。メインオブジェだけでなく、種類豊富なオリジナルグッズの販売、さらに今年は海の漂流物を用いた展示など、より内容が濃密になった展示企画にしていきます。
【オブジェクト作品について】
メンバー全体の会議でテーマからモチーフを決め、どんなデザインにしたいかとビジュアルを募りました。そこから模型に起こして、高さ3m、幅3.2mにわたるオブジェクトにするための設計を行います。オブジェクト作品は発泡スチロールを主材とし、彫刻の要領で削り出しや接着をしてから着色を行います。また、発泡スチロール以外にも布や花紙など他の質感の素材を用いることで表現の幅を増やし、クオリティアップに繋げていきます。
モチーフ『ヤドカリ』
今年の芸術祭のテーマ〈海底王国〉から着想を得て、巨大なヤドカリを制作します。モチーフ決めでは多くの海の生き物を挙げ、そこから選出された生き物の特性、作る際の素材、強度、見栄えなど様々な視点から論理的に考えヤドカリに決定しました。
すでに活動開始から3ヶ月以上経過しており、夏休み期間は毎日学校に登校して活動を行っています。また長期休みが明け授業が開始してからも、放課後に集まって会議を行ったり、さらに質を高めるため作業を行います。芸術祭当日には展示スペースとしてとても広いエリアを確保することができたため、その広さを生かした展示空間にするため皆で制作していきます。
【制作への深掘り】
ヤドカリにモチーフが決まりましたが、私たちはヤドカリへの理解が薄く、もっと理解を深めるため葛西臨海水族園の方々にご協力していただきヤドカリについて詳しく教えていただきました。ヤドカリの生態や構造、私たちの素朴な質問にも丁寧に教えていただきヤドカリへの知識と学びを多く得ることができました。また、水族園の生き物に沿った展示物やレイアウトから「魅せ方」を学ぶことができ、とても実りある時間でした。
そしてヤドカリの貝殻や生息地を調査したいと考え、実際に海へ行き、流れ着いたものを収集しました。ヤドカリには会うことができませんでしたが、自分で実際に見て、触れることで気づかなかった貝の構造や自然物の美しい色、造形など新たな面白さを発見することができました。
【展示の内容】
今年は昨年にはなかった展示班が結成され、グレードアップした展示空間になります!!!
学科の垣根を超えた美大生ならではの様々な表現を用いて、多くの人が楽しめる展示を行います。メインオブジェを彩る装飾や照明はもちろん、上記のような海からの収集物をじっくり観察・分析を繰り返し行い素材と向き合うことで、その素材たちの新たな魅力を引き出して特性を活かした制作、展示を行っていきます。
【展示予定日程・場所】
日程:2024年10月25日、26日、27日
場所:武蔵野美術大学 12号館地下展示室
【今までの活動】
初めての活動でもある2年前は「麒麟」をモチーフにした巨大オブジェの展示を行いました。麒麟は中国の伝説の動物で、平和の象徴でもあるため「コロナ禍の大学に平和をもたらしにやってきた!」というコンセプトで、およそ30名の学生が制作に携わりました。
昨年は「愛」をテーマに「ヤモリ」の巨大オブジェを制作しました。ヤモリは日本では家を守る者「家守」として親しまれています。このことから、誰かのために何かを守り続けるという行為が、愛というテーマとつながりがあると考え制作し、メインオブジェ以外にもグッズ販売やストーリー展示を行いました。昨年の展示内容は今年の指針にもなっています。
【リターンについて】
ご支援いただいた方には、同じくメンバー手作りのオリジナルグッズを返礼品としてご用意しています。各プランと返礼品の内容は以下の通りになります。
・500円プラン オリジナルイラスト添付の感謝のメール
・1000円プラン 感謝のオリジナルメッセージカード、ランダムポストカード1種
・3000円プラン 感謝のオリジナルメッセージカード、ランダムポストカード1種、ランダムステッカー1種
※金額は全て送料込でご用意しております。リターン品は全てオリジナル品として制作し、オブジェクト制作と並行して行っていきます。進捗状況については随時サイト内ブログやsnsにて発信していく予定ですので、ご了承ください。
【実施スケジュール】
芸術祭が始まる約半年前から、計画を進めています。5月にメンバーを募り、各役職を決めた後に毎週定例会議を行なって現状の報告や話し合いを行なっています。オブジェクト作品のお披露目は10月末、ご支援いただいた方へのリターン品発送は11月1日、全てのリターン品の到着完了は11月8日を予定しています。
5月 企画始動、メンバー募集
6月 モチーフ決定、制作場所確保
7月 材料や道具の調達
7月22日 オブジェ班・展示班 活動開始
8月 形の切り出し、展示内容の話し合い、グッズ班制作開始
8月14日 クラウドファンディング開始
8月末 オブジェあらかたの形完成
9月 装飾品制作、着彩開始、展示内容の話し合い
10月前半 細部の作り込み
10月20日 クラウドファンディング終了
10月後半 展示搬入
10月27・28・29日 芸術祭当日
11月 搬出、片付け、振り返り
11月1日 リターン品の発送
11月8日 全てのリターン品の到着完了予定日
【資金の使い道】
①制作費用:約8万6千円
発泡ウレタン ¥9,800
電圧機 ¥27,190
塗装剤 ¥12,192
重塵機 ¥13,090
その他加工道具 ¥13,979
(断熱材カッター類 ¥8,217/ニクロム線 ¥1,755/ヤスリ類 ¥1,872/刷毛類 ¥2,135)
その他材料費 ¥9,562
(ビニール袋 ¥9,562/粘土 ¥420/養生テープ ¥4,000/霧吹き ¥110/タッパー ¥220/パテ ¥3,325など)
②展示費用:約8万6千円
パネル類 ¥30,000
印刷代 ¥40,000
ダンボールパネル ¥6,440
その他材料費 ¥10,760
(のり ¥160/養生テープ ¥3,000/両面テープ ¥1,119/虫ピン ¥800/定規 ¥340/カッター ¥1,812/カッターマット ¥3,529など)
③クラウドファンディングの手数料
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
【各種SNS】
サイト内ブログに加え、各種SNSでリアルタイムの作業進捗や当日の展示、グッズ販売についての情報を発信しています!
⚫︎Instagram
instagram.com/en_artproject
⚫︎X(旧Twitter)
twitter.com/en_artproject
【最後に】
やる気と個性に満ち溢れた学生総勢54名による本気の展示企画。例にないスケールでの立体作品に加え、オリジナルグッズの販売や海の漂流物から発見し、展開した作品など、美大生ならではの特性・魅力が最大限生きる展示になっています。
芸術祭に来場される方はもちろん、たくさんの方を楽しませることに全力を捧げている私たちの約半年の青春を捧げた挑戦に、ぜひお力をお貸しください!よろしくお願いします!!
※本企画は武蔵野美術大学芸術祭にて展示を行うためのクラウドファンディングとなっております。本クラウドファンディングは学生個人の展示企画であり、武蔵野美術大学及び武蔵野美術大学芸術祭執行部とは一切関係ありません。お問い合わせに関しましては本企画責任者に直接お問い合わせ頂きますよう、お願いいたします。なお、武蔵野美術大学及び武蔵野美術大学芸術祭実行委員会執行部にお問い合わせ頂きましても対応致しかねますのでご了承ください。
最新の活動報告
もっと見る〜支援者の皆様へ 返礼品の発送が完了いたしました〜
2024/11/10 20:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
2024.11.02 "en"日記 〜返礼品準備中 の巻〜
2024/11/02 19:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
巨大ヤドカリがついに完成!〜芸術祭当日の様子〜
2024/11/02 14:43夏休みから制作をはじめ、約3ヶ月間という長い時間を経てようやく全てのパーツが完成しました...!!!どのパーツも発泡スチロールとは思えないほどの造形で、細部までメンバーのこだわりが詰まっています!そして搬入3日前にこの巨大ヤドカリさんのお名前が決まりました!テーマは海の日常、アパートの大家さんという要素からみんなでたくさん悩んだ結果…「ジェンガ」という名前に決まりました!!!ジェンガと聞くとあの積み木のゲームを想像すると思います。ジェンガはスワヒリ語で「組み立てる」という意味を持ち、ゲームの積み木を抜いては置くというゲーム性が、アパートの入居や退居を繰り返し歴史を刻む行為に似た機能があること、またバラバラのパーツが組み立られ、最後に一つの作品になるという行為になぞられ命名されました。威厳のあるジェンガさん!展示室への搬入の様子ジェンガさんを組み立ていきます妥協せずギリギリまで作業!ジェンガさん以外にもグッズのブースや展示班の研究、説明パネルなどを諸々準備して…いよいよお披露目!!!当日の様子です!メンバーがジェンガについて説明したり…展示班による海への調査を活かした、ヤドカリに関する興味深い展示…グッズ班が一つ一つ丹精込めて絵付けした個性豊かなヤドカリたち…!途中、代表がインタビューを受けたり…?!などなど見所いっぱいの展示となり、結果…大成功でした!!!芸術祭は3日間にわたり開催されましたが、合計10,608名もの方にご来場いただき、沢山の方に興味を持っていただくことができました。中には「クラファンで支援しました!」「インスタのストーリーいつも見ていました!」という方、昨年のenを見て今年も楽しみに待っていてくださった方など、本当に沢山の方に応援されたことをメンバー全員が痛感しました。支援者の皆様へこの度はご支援頂き誠にありがとうございました。今回、巨大な立体作品「ジェンガ」の展示に加えて、ヤドカリへの理解を深めるような展示や種類豊富なグッズの販売などの新たな試みを行えたこと、芸術祭で沢山の方に興味を持っていただくことができたこと、どれもみなさんのクラファンでの支援や応援の声のおかげでここまで達成できたと思っております。改めまして、ご支援して下さり本当にありがとうございました。現在は支援者の方々に向けて返礼品を用意しています。当日来場できなかった方にもメンバーオリジナルの品がお届け出来るようにまだまだ活動を行なっています!最後に今回、制作した巨大ヤドカリ「ジェンガ」ですが、もしかしたら芸術祭で実物を見れなかった方もどこかで見れる可能性があるかもしれません…!SNSで現状をこまめに発信しておりますので今後の情報にご期待下さい!私たち有志団体「en」は「人と人とのご縁を大切に」をモットーに、これからも精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いします! もっと見る
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