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都市に落語の風景を。-有楽町の路地裏で落語に没入できる場【落ちの場】を作りたい!

9月14日(土)に東京・Slit Park YURAKUCHOで落語空間おちばの本公演を実施します。おちばとは、都市に落語没入の場(落ちの場)をデザインすることで街なかに落語が溶け込んだ日常を描くプロジェクトです。落語家の春風亭昇吉さん、笑い教育家の笑ってみ亭じゅげむさんのにご出演いただきます。

現在の支援総額

171,500

57%

目標金額は300,000円

支援者数

61

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/20に募集を開始し、 61人の支援により 171,500円の資金を集め、 2024/09/13に募集を終了しました

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現在の支援総額

171,500

57%達成

終了

目標金額300,000

支援者数61

このプロジェクトは、2024/08/20に募集を開始し、 61人の支援により 171,500円の資金を集め、 2024/09/13に募集を終了しました

9月14日(土)に東京・Slit Park YURAKUCHOで落語空間おちばの本公演を実施します。おちばとは、都市に落語没入の場(落ちの場)をデザインすることで街なかに落語が溶け込んだ日常を描くプロジェクトです。落語家の春風亭昇吉さん、笑い教育家の笑ってみ亭じゅげむさんのにご出演いただきます。

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落語空間おちばvol.02 秋季公演「死神 -おちば唱えて有楽町-」

日時:2024年9月14日(土)
         <第一部>17:00-18:00 
         <第二部>19:00-20:00
会場:Slit Park YURAKUCHO  
住所:東京都千代田区丸の内3丁目4‐1
料金:早割(-8/31)・学割  2,000円 / 
         一般  2,500円 / ペア  4,500円(ワンドリンク付)
出演:春風亭昇吉(落語家), 笑ってみ亭じゅげむ(笑い教育家)
演目:『死神』
定員:各回30名

各回チケットのお取扱いは、CAMPFIREのリターンでご用意しております。
また、当日券の販売もございます。各回公演開始までに直接会場にお越しください。


はじめまして。落語空間おちば代表の中山亘と申します。
当プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます!

現在東京大学大学院で建築デザインを専攻しています。
このおちばプロジェクトは、私が学部時代から取り組んできた「落語×建築」の集大成として、
2023年に発足したプロジェクトです。

<代表 中山亘プロフィール>
2001年生まれ。九州大学芸術工学部卒。東京大学大学院修士二年。
「落語×建築」をテーマに設計活動に取り組み、人間の落語的振る舞いと建築・都市空間の連関について考察を続ける。学部2年時設計作品『滑稽都市』:tonica建築展2021最優秀賞。
卒業制作『落語建築』:九州大学学内最優秀賞,せんだいデザインリーグ2023セミファイナリスト他。他に建築学生WS明治神宮2021最優秀賞、2024年度オーストリア政府給費留学生等。



このプロジェクトは今年の6月29日に虎ノ門ヒルズのTOKYO NODE LABで、
初めての実験公演を行いました。
高座(落語の舞台) や屏風,桟敷といった落語の構成要素を建築的に再解釈して
空間に挿入することで、高層ビル群の一角に一夜限りの「おちば」を生み出しました。
当日は学生からご年配の方まで幅広い年代の方にお越しいただき、
演目『愛宕山』を空間演出と共に楽しんでいただきました。

実体のない落語を空間化するというアプローチに驚かされました。」
「超高層ビルの一角という場所性に演目の崖が噛み合って、
伏線みたいになるのが面白いと思いました。」
外の空気に触れながらの鑑賞がより楽しみになりました。」

といった、前向きなコメントをたくさん頂きました。

 2024.6.29 TOKYO NODE LABでの実験公演の様子



第二回目の公演となる今回は、
東京・有楽町Slit Park YURAKUCHO初の屋外公演を開催いたします。
出演者は落語家の春風亭昇吉さん、笑い教育家の笑ってみ亭じゅげむさんです。
演目『死神』をテーマに、空間デザインと共鳴した創意溢れる落語公演を行います。


ビルの隙間の都市公園であるSlit Parkならではの場所性と、
演目『死神』の世界観を手掛かりにデザインした、
高座や屏風などの空間演出によって”おちば”をつくりあげ、
参加者の皆様に唯一無二の落語没入体験をご提供します。

本公演の会場となるSlit Park YURAKUCHO


【本公演開催概要】

2024年9月14日(土) 
<第一部>開場:16:30  開演:17:00  
<第二部>開場:18:30  開演:19:00
場所:Slit Park YURAKUCHO (有楽町駅から徒歩3分)
(第一部と第二部の公演内容は同じになります。)


前半では、笑い教育家・笑ってみ亭じゅげむさんに、
演目『死神』にちなんだ体験型落語公演を行っていただきます。
日常を落語に置き換えるとどんなお話が生まれるのか、
身近な視点から落語を体感することで、
落語の親しみやすさを実感していただけます。


そして後半には、落語家・春風亭昇吉さんに、
古典落語『死神』を演じていただきます。
プロの落語家の圧巻の演技に加えて、
『死神』の世界観を連想させる空間デザインと
ダイナミックなプロジェクション演出
が、
観客の皆様を想像力の世界へと引き込みます。
上演後には、有楽町の街の景色がいつもと違って思えるはずです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


◎笑ってみ亭じゅげむ(落語教育家)

肩書き: 一般社団法人笑ってMe代表理事 / 笑い教育家
芸名: 笑ってみ亭 じゅげむ(わらってみてい じゅげむ)
本名: 小幡 七海(おばた ななみ)

自分の個性を武器にして人を笑わせることで、
人を傷つけない笑いを学ぶことができる「笑い教育」を事業として展開。
全日本学生落語選手権優勝と小学校教員の経験を掛け合わせた笑い教材を独自開発し、
2022年に一般社団法人Lauqhter(ラクター)を設立。
笑い教育の義務教育化を目指し、学校の出前授業や企業研修へ出向き、
年間100件以上、4年間で延べ1万人以上の人々に笑い教育を提供している。

詳しくはこちら


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◎春風亭昇吉(落語家)

史上初めての東大出身落語家。
大学時代に全日本学生落語選手権・策伝大賞で優勝し、
大学卒業時に日本人として唯一人東大の総長大賞に輝く。
大学卒業後、「笑点」の司会や新作落語で人気の春風亭昇太師匠に入門。
厳しい修業時代を経て、2021年真打に昇進。
現在は高座のみに留まらず、気象予報士やテレビ番組の司会等、
広範に活動を展開している。

詳しくはこちら

【プロフィール】
1979年   岡山県赤磐市 生まれ
2006年   全日本学生落語選手権・策伝大賞優勝
2007年   東京大学経済学部卒業 
                             東京大学総長大賞受賞
2007年   春風亭昇太師匠に入門
2011年   二つ目昇進 気象予報士登録
2015年   第1回若手演芸選手権優勝
2016年   北とぴあ若手落語家選手権優勝
2017年   さがみはら若手落語家選手権優勝 
                             放送大学「人生が愉しくなる落語学」講師
2021年   真打昇進
2022年   赤磐市広報大使に就任 
                             岡山理科大学「人生が愉しくなる落語学」講師
2023年   一般社団法人落語ユニバーサルデザイン化推進協会




今回のプロジェクトでは、
公演会参加チケットに加えておちばオリジナルグッズなどのリターンをご用意しました。
また、支援者の皆様には公演終了後に、当日のアーカイブ動画を配信させていただきます。
(オリジナルグッズは公演当日の会場販売もございます。)




落語空間おちばプロジェクトを始めたきっかけは4年前です。
大学2年時の設計課題で、「○○×建築」というお題が出題されました。
小学生の頃にこち亀という漫画を全巻読んで以来
浅草や落語の世界に興味を抱いていた私は、
「落語×建築」をテーマに掲げ設計を始めます。

一見建築と到底かけ離れているように見えた落語には、
扇子・手ぬぐいを用いた見立ての手法
江戸の街を駆け回り賑やかに生きる主人公たちなど、
建築デザインに通じる新鮮な発想の可能性が溢れていることに気づかされました。

「落語×建築」をテーマにした、中山の過去設計作品
大学院進学後に、建築都市社会実装スタジオASIBAに1期生として参加します。
プログラムを通して「落語×建築」をテーマに社会実装を行うべく
立ち上げたのが落語空間おちばプロジェクトです。
最終講評会では日建設計賞を受賞し、実現に向けた伴走支援をしていただきました。

その後JIDF学生文化デザイン賞2024ではファイナリスト入賞/ムラヤマ賞を受賞。
2024年6月29日にはTOKYO NODE LABにて最初の実験公演を開催しました。

ASIBA最終講評会での日建設計賞受賞の様子

JIDF学生文化デザイン賞2024でのファイナルプレゼンテーション




実際にどのようなデザインで落ちの場を創出したのか
前回の実験公演を例にご説明いたします。

デザインコンセプトとして、”寄席の構成要素の再構築”を掲げました。
高座/木戸/提灯/屏風/出囃子/桟敷などの従来の寄席の要素を
建築的に再解釈し、その場に適した形式として新しくデザインしました。


高座桟敷は、『愛宕山』を連想させる木組みを使ったデザイン
とすることで無骨なフロア空間に、木の風合いに包まれた柔らかな領域を生み出しました。

出囃子では、三味線の生演奏と共に、
3D点群データを用いたプロジェクション演出を取り入れました。
愛宕山の風景を連想させる抽象的な流線的映像が落語家の入場を彩りました。

想像力を楽しむ落語において映像表現は一見相反する存在のように思えます。
直接森の写真を写すのではなく、抽象度を高めた示唆的な映像とすることで、
逆に観客の想像力を掻き立て、噺の世界へと引き込んでいく試みに挑戦しました。

以上のように、
都市の中で公演を行う”場所”と、上演する”演目”に合わせて、
寄席の構成要素を再構築することで、訪れた人に落語の世界を体感してもらうことが、
このプロジェクトの取り組みです。




私たちはこのプロジェクトの先に、
都市の生活の中に落語が溶け込んだ日常があることを目指しています。
ふと路地を曲がれば舞台の上で噺家がそばをすする光景が目に入り、
窓を開けてベランダに出れば通行人の笑い声が聞こえてくる。
落語の噺の世界のように、ひとつまみの”だらしなさ”をもった
大らかな街の風景の中で日々を過ごしていけることを願っています。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
まだまだ駆け出しであるこのプロジェクトの実現には、
一人でも多くの皆様のご支援が必要です。
どうか温かいご支援の程、よろしくお願い申し上げます。



【クレジット】

企画・設計:中山亘
出演:春風亭昇吉、笑ってみ亭じゅげむ
演奏:飯田紅葉(津軽三味線集団弦音巴)
映像:田川直樹
構成:木村真生
広報:堀江優菜, 安西里織
撮影:中川豐
グラフィックデザイン:沼口佳代
空間設計:藍野友輝,今井優佑, 鹿野陸人, 高橋侑臣,  中川功大, 本多響
協力:Slit Park 事務局, 株式会社SpAcE, 一般社団法人ASIBA, NOFF

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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