自己紹介
はじめまして!
東京都町田市にて、町田市の若者ために活動している団体
「ペイ・フォワードまちだ」
会長の市川展久と
副会長の井之上健浩と田島伸浩です!
この度、町田市内の中高生に向けて”大人”が”若者”に向けて
「恩送り」=「ペイ・フォワード」をする事業を立ち上げました。
●私達”ペイ・フォワードまちだ”とは
現代において
超高齢化社会、少子化、国際競争力の低下、グローバル化、AIの台頭
これらの大きな変化によってこれからの社会に求められる力が変わってきています。
学校教育の変化も大きく、特に将来子どもたちに求められる力が変化している状況です。
ペイ・フォワードまちだでは、これらの課題に向けて
ESD(Education for Sustainable Development)の推進を軸として
世界および日本で活躍できる若者
=自ら未来を創り出すことのできる若者
この人材育成を実現させる運動を展開する団体としてスタートしました。
ペイ・フォワードまちだは町田周辺の40歳前後のメンバーを中心に構成されています。
●現在の活動
現在、西東京の都立高校で唯一ユネスコスクールに認定されている都立山崎高等学校の
総合的な探求の授業にメンバーが年間を通じて参加し、ESDの推進を行っています。
●都立山崎高等学校での講演(原体験ワークショップ)
●山崎高校総合的な探求の授業風景
学校校舎横の敷地に畑を耕す生徒達
1つの例でありますが、授業内で農業を通じてESDの推進を行っています。
年間を通じて授業の取り組みを学校と共に行うことで、
単発では得られない探求の機会創出を行っています。
4月から耕した畑に作物が育ってきています。
その他、ここでは紹介しきれない多くのメンバーが年間通じて高校生のESD推進に携わっています。
このプロジェクトで実現したいこと
18歳以上の「大人」が町田の中高生に本を贈る事業です。
自身が影響を受けた本を1冊選んでもらい、その本で自身にどんな変化があったのかコメントを書いてもらいます。
町田市内の中高生は、この本でどのような影響を受けたのかのコメント付きで本を受け取ります。
若者が通常の生活では出会わなかったであろう本を手に取ることになり、
中高生は新たな視点を獲得できる=「可能性のトビラ」を開くことに繋がります。
本の受け渡しは町田市内の書店にて行い、地域の書店の活性化にも繋がる事業となっています。
このクラウドファンディングに賛同していただける方には
本を贈るフォワーダー権利を購入していただき、
「一度も会ったことのない」町田市内の中高生に本とコメント(想い)を贈っていただきます。
【権利を取得してからの流れ】
①CAMPFIREにて支援のプランを選択していただきます。
②支援の備考欄に「今回贈る本のタイトル」、「本についてのコメント」を記入してください。
※選択できる本は1冊となります。
※コメントは書店の棚で展開する関係で150文字程度までとさせていただきます。
フォワーダーの準備としては以上で完了となります。
その後、私達で以下の手続きを行います。
【レシーバー(中高生)募集】
・町田市内の事業に協力していただく中学校、高校にてチラシ配布を行います。
・市内の書店、飲食店や店舗にてポスター掲示を行います。
・SNSにて事業の告知を行います。
・協力書店にて、購入していただいた方に事業の告知が印刷された「しおり」の配布を行います。
【レシーバー募集完了後の流れ】
・支援額から購入できる最大数の本を、事業に協力していただく本屋にて購入し、町田市内の中高生に本屋にて渡します。
・応募多数の場合、抽選を実施します。
【注意事項】
・本は中古ではなく新刊を準備します。
・本が絶版になっている場合、こちらから再度連絡し本を再度選択していただきます。
・本を実際に渡すのは2025年1月を予定しています。
プロジェクト立ち上げの背景
●先駆けでもある「ペイフォワード文庫」とは
大人たちが次世代にペイフォワード(恩送り)していく試みとして、中高生に本をプレゼントするプロジェクトが静岡県掛川市で始まりました。
「ペイ・フォワードBOOK in MACHIDA」はこの静岡県掛川市で取り組んでいるペイ・フォワード文庫を基にした事業です。
●こんな経験ありませんか?
・一冊の本で価値観が変わる
・一冊の本でその場所に行ってみたいと思って行ったことがある
本には人が成長する、変化するきっかけを生み出すチカラがある
そう思っている人は多くいるのではないでしょうか?
そして主観だけではなく
このような事業を立ち上げるに至ったのは、以下の社会的背景があります。
●中高生世代の読書離れとリコメンド機能による価値観の単一化
現在我が国において、特に中高生の「読書離れ」「活字離れ」が指摘されています。
読書することは、
「考える力」、「感じる力」、「表す力」等を育てるとともに、
豊かな情操をはぐくみ、すべての活動の基盤となる
「価値・教養・感性等」を育むにあたり極めて重要です。
変化の激しい現代社会の中、自らの責任で主体的に判断を行いながら自立して生きていくためには、
本を読む習慣、本を通じて物事を調べる習慣を子どもの時期から確立していき、
必要な情報を収集し、取捨選択する能力を誰もが身に付けていかなければなりません。
(文部科学省:これからの学校図書館の活用の在り方等について より一部抜粋)
また、スマートフォンの普及に伴い利用される、
TikTokやYouTubeなど動画配信サービスに備わっているレコメンド機能によって
自らの好みの情報を即座に取得できるようになりました。
一方で、貴重な機会を失っているとも言えます。
現代のキーワードの1つに“多様性”が挙げられますが、社会は色々な価値観を持った人々によって構成されています。
自分と違う価値観を持った人々と接することで、新たな発見が可能になり、成長することができます。
しかし、レコメンド機能に頼りすぎると、いつも同じ趣味・嗜好の物事ばかりと接することになり、
価値観が単一化してしまいます。
●まちの書店が消滅の危機
さらに、現在書店の消滅が加速しています。
出版文化産業振興財団(JPIC)の2024年3月時点の調査によると、全国の自治体の27.7%(482自治体)で書店が1つもない「無書店」状態となっています。1書店以下の自治体の割合は47.4%(825自治体)に達し、全国の約半数の自治体で、書店がないか1軒のみという深刻な状況です。
今後は全国の自治体の4分の1以上で書店がゼロとなり、2028年には街から書店が消えるという予測さえあります。
書店なんてもう必要ないんじゃないの??
と思う方もいるかもしれません。
しかし、私達はこう考えます。
Amazonなどは欲しい本を購入するには便利なツールですが、
書店での
「立ち読みでの出会い」
「書店店員さんの手書きPOPで買ってみた」
そんな
見知らぬ本との出会いの機会は失われつつある状況といえるのではないでしょうか。
このような現代だからこそ、
未来を担う子ども達が
「主体的に判断を行い自立して生きていく力」
を身につける必要があり、様々な価値観を吸収することのできる
「本」に触れる機会を残していくことが必要です。
つまり
読書離れをしている現代の若者達に向けて
●「日常生活では出会わなかったであろう本」に触れる機会を提供すること
●まちの書店と共に本を贈る仕組みを創り出すこと
が上記の課題解決に向けた有効な手段であると考えます。
現在の準備状況
2024年4月からこの事業実現に向けて様々な議論を交わしてきました。
ペイ・フォワードまちだの会議の様子
町田の書店「久美堂」に協力のお願い
地元書店にも全面的に協力の内諾をいただくことができ、事業実現に向けて着々と準備が進んでいます。
リターンについて
今回のクラウドファンディングでは、いくつかのプランをご用意しました。
●ちょっとだけ支援 お礼メール
お礼のメールと共に実施報告を送らせていただきます(2025年1月末予定)。
●本を贈るフォワーダーとなる
2万円、3万円、5万円のプランをご用意しました。
どのプランでも1冊選んだ本を町田市内の中高生に贈ることができます。
※書籍によって価格が違うため、金額内で購入できる最大冊数を贈ります。
フォワーダーには自分に大きく影響を受けた1冊を選定していただきます。
どのような影響を受けてどう変化したのかコメントを書いていただきます。
※本の選定とコメントに関しては、支援の備考欄に記入していただきます。
支援していただけた際には
協力書店の実店舗の棚にペイ・フォワードBOOKコーナーを設けてもらい
あなたが選定した本とコメントを10/26〜11/24の期間本屋にて展開する予定です。
本を受取を申し込んだ中高生へ2025年1月ごろ
町田市内の書店にて、書いてもらったコメントと一緒に本を渡す予定となっています。
スケジュール
2024年9月 CAMPFIREにてフォワーダー候補者募集
2024年10月 書店へ発注依頼
2024年10/26 中高生応募開始(書店にて棚展開)
2024年11/24 応募締め切り
2024年12月 レシーバーの抽選
2025年1月 レシーバーの受け取り期間
2025年2月 事業報告書を参加者へ送付
最後に
書店と共に若者に本を贈ることで、地域の未来を創り出すことができると考えてます。
このプロジェクトが成功すれば、全国でも同じように展開できる可能性を秘めていると考えています。
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