プロジェクトの実行者について
本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。ネットボール日本代表「つばきJAPAN」2024年アジア大会キャプテンの永井梨緒です。
私は、大学1年生の時にネットボールに出会い、これまでこの競技を通してたくさんの素晴らしい出会いや経験を得て来ました。
今回、個人としては2018年のシンガポール大会以来2度目となるアジア大会出場に向けて、ぜひ皆様のご支援を賜りたく、本プロジェクトを立ち上げることを決心しました。私たちが置かれている現状を多くの方に知っていただき、お力添えをいただけましたら幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトは、開催地変更にともない発生した財政負担の解消を目的としています。
本年度のアジア大会は、2024年10月18日(金)~27日(日)にかけてインド・バンガロールで開催されることとなりました。インドへの渡航にあたっては、1人あたりの遠征費用は30万円程度が見込まれており、選手12名+スタッフ5名の計17名の総額は510万円、その他にも大会参加費として、審判遠征費などを含む40万円の出費がチームとして必要です。
当初はサウジアラビアでアジア大会が行なわれる予定でしたが、急な開催地変更により、別途170万円の負担がのしかかるようになりました。財政が厳しい中、追い打ちをかけるように発生したこの財政負担を解消することが、本プロジェクトの目的です。
プロジェクト立ち上げの背景
国内のネットボールの知名度はとても低く、競技人口も少ないため、日本ネットボール協会は慢性的な財政難を抱えています。そのような状況下でも、日本代表チーム「つばきJAPAN」は、隔年で開催されるアジア大会およびアジアユース(U21)大会に出場し続けて来ました。
しかし、国際大会出場にかかる遠征費用は、基本的に選手・スタッフ自らが負担し、国内での合宿費等も各個人が捻出しなければなりません。つばきJAPANのメンバーは関東から東海まで居住地が広く異なるため、遠方のメンバーにとっては毎回の交通費なども痛手となっています。
そのような状況の中、追い討ちをかけるように発生した開催地の変更が、私たちをさらに悩ませています。今回のアジア大会は、元々サウジアラビア・リヤドで開催されるはずでした。しかし、サウジアラビア政府の勧告により突如中止が言い渡され、航空券のキャンセル料など、およそ170万円の損失を被る事態となりました。日本チームとしては、運営側の問題で中止されたわけですから、どうにか補填してもらえないかということを、サウジアラビアやアジアネットボール連盟に何度も交渉してきましたが、応じられることはありませんでした。
元々抱える資金難の問題に加え、予期せぬ財政負担を強いられることとなったつばきJAPANですが、アジア大会に向けてチーム一丸となり努力を続けています。そんなメンバー1人1人のため、少しでも金銭の負担を減らし、今大会に挑むことができるようにしたい。それが、今回クラウドファンディングに踏み切った理由です。
応援メッセージのご紹介
島本和彦さんより応援メッセージをいただきました。島本さんは『月刊バスケットボール』の初代編集長を務められ、長年NBA解説者としても活躍されています。以前ネットボールについても取り上げてくださり、今回もこのように応援のメッセージを寄せてくださいました。感謝申し上げます。
ネットボール日本代表「つばきJAPAN」へ支援のお願い
ネットボールと言っても「なんじゃ?」と思うかもしれませんが、バスケットボールの生まれた1890年代にイギリス発祥のスポーツで、妹分といった女性向けのスポーツです。パスのみ(ドリブル無し)でボールを自分のゴールに運び得点を争いますが、1チームは7人、選手の動く範囲も3つに分けられたゾーンのみで、選手同士の接触も禁じられているという優しいルールで競い合います。世界的には英国圏で盛んにおこなわれています。
さて、オリンピックには年間100億円からの支援が国からありますが、ネットボールにはありません。TOPの写真の若いお嬢さんたちが頑張っております、彼女たちの国際交流と国際経験力はインドのアジア選手権で必ずやアップするはずです。
われわれは人生の中で、多かれ少なかれいろいろな方にお世話になってきたと思います。それらを借りたままでは何か寝覚めが悪いもの。お返しの年代というものもあるようなので、お嬢さんたちに代わりに返すのも一興です。それこそ最高の無限の可能性を秘めた投資ではないかと思うのです。是非、支援してやってくださいませ。
島本和彦(月刊バスケットボール創刊編集長)
また、日本ネットボール協会の多胡会長よりメッセージをいただきましたので掲載いたします。
ネットボール協会より
ネットボール協会会長兼全日本監督の多胡です。
ネットボールはマイナー競技のため、協会の経済状況は厳しいですが、スタッフも選手も毎回自腹でアジア大会に挑戦しています。しかし、今回ほど大変な年はありません。それはサウジアラビアのアジア大会が中止となり、飛行機のキャンセル料を多額に取られた為です。そのような中でも皆懸命に励んでいますので、どうか応援宜しくお願いいたします。
一般社団法人日本ネットボール協会
会長 多胡英子
これまでの活動と準備状況
アジア大会に向けては、2024年1月末に行なわれたメンバー選考会を皮切りに、5月のGW合宿、8月3日(土)~4日(日)の合宿など、全体練習の場を重ねて来ました。普段は、各自が所属するチームで練習やトレーニングに励んでおり、6月23日(日)に群馬県安中市で行なわれた「JAPAN OPEN MIX」では、各チームの主力としてつばきJAPANの選手たちが躍動しました。
今後は、9月13日(金)~9月16日(日)にかけて静岡県の河津国際スポーツビレッジで行なわれる合宿を経て、いよいよ最終調整に入って行く予定です。
最後に
私がネットボールを続けて来たのは、ネットボールが、多くの特別な経験と素晴らしい出会いをもたらしてくれたからです。日本代表としてアジア大会に出場し海外の選手と試合をする。そんなことが自分の人生に起こるとは到底思ってもみませんでした。けれども、実際にそんな夢のようなことを経験させてくれ、自分の可能性を拓いてくれたのがネットボールでした。私だけでなく、つばきJAPANのメンバー1人1人に深い経緯があり、思いがあり、困難な状況の中でも前を向いて頑張っています。どうか、私たちのことを知っていただき、たくさんの方に応援していただけたら嬉しいです。
最新の活動報告
もっと見る大会まであと40日!
2024/09/08 22:00本日(9月8日)アジア大会まで40日となりました!来週末には、静岡県の河津国際スポーツビレッジにて、3泊4日の合宿が行なわれます!渡航前の大事な時、すばらしい練習環境の中チームとして準備していけること感謝します。また、合宿開催にあたり様々に尽力くださっているすべての方々に心から感謝いたします。チームとしても、個人としても、最善を尽くして準備していきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。 もっと見る
アジア大会の出場国が出揃いました!!
2024/08/24 11:162024年アジア大会の出場国が決定しました!開催地の変更がありましたが、当初の予定通り全16ヶ国が出場するようです。《《 シンガポール、香港、日本、モルディブ、パキスタン、チャイニーズタイペイ、サウジアラビア、イラン、ネパール、イラク、フィリピン、スリランカ、マレーシア、バーレーン、ブルネイ、インド 》》おそらく16チームの参加は過去最多なのではないかと思います!アジアでネットボール熱が高まってきているという証拠ではないでしょうか?組み合わせはこれから発表される予定です。どこが相手でも自分たちのプレーをできますように、引き続き練習に励んでいきます!! もっと見る
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