はじめに…
“武蔵野美術大学 映像学科“に所属する学生たちが主催する『学外上映会』を成功させたい!!
はじめまして!この度はページを閲覧してくださり、誠にありがとうございます。
現在、武蔵野美術大学 映像学科では、新たな試みとして“学外“での上映会を予定しています。この上映会では主に、2025年度卒業予定の4年生が制作する『卒業制作』と、大学院生が制作する『修了制作』を上映します。映像学科に所属する有志の学生たちが中心となり、学科の力も借りながら、現在企画を進行中です。
(また、今回の企画をきっかけに卒業制作展だけでは見られない、これまでの優秀作品もオンラインで公開する予定です。)
学生生活最後の集大成である卒業制作・修了制作を学外にて上映する場を設けるべくぜひ皆様のお力添えをいただきたいと思い、今回クラウドファンディングを設立させていただく運びとなりました。
新たな作品、新たなクリエイターとの出会いの場になるような上映会を目指します!
企画内容
有志で集まった、2025年3月に武蔵野美術大学 映像学科卒業予定の卒業・修了作品を中心とした学生による学生のための上映会です。(オンラインにて過去の卒業生の選抜優秀作品を公開予定。)
学生自身が企画・運営をおこなう、武蔵美映像学科の卒業制作・修了制作をメインとした初の学外での上映会になっております…!
コンセプト
アニメーション・実写・CG・その他ジャンルにとらわれない映像作品など…卒業制作・修了制作という、学校生活の集大成として高いモチベーションを持ったエネルギー溢れる作品をお届けしたいと考えております。学外だからこその自由度の中で、上映会をより発表・繋がりの場としてふさわしいものにしていきたいです。
テーマ
『ちらちら』
宝石や結晶などを通した光が角度によってその色や形をちらちらと変えるように、上映作品というものは観客の数だけ視点があるのではないかと考えております。
本テーマは、そういった意味で作品を結晶のような多面体と捉え、学外の上映会という場でスクリーンを通して作品の持つ色、形、眩しさを、観に来ていただいた方一人一人にお届けし、受けとっていただきたいという思いで決定しました。
メインビジュアルも鋭意製作中です!!
企画(プロジェクト)立ち上げの背景
学内での発表にとどまらず、さまざまな方に見ていただける機会を作りたいと考えたのがきっかけです。と言うのも、制作をする中で自分たちはなぜこれを作るのだろうと考えた時、褒められたい、見てほしいという承認欲求からくるものだったり、課題だからだったり、何かフラストレーションを発散していたり、その理由は作品の数だけあるように思えます。そんな中、前年度の本校の映像学科進級制作展にて来場者の皆様から作品への感想をいただき、作品には作者がいるように当然観客が居て、観客の方々は作品だけで何かを受け取り、考えてくださるんだと改めて実感しました。
そうした機会を、今度はより多くの方にお越しいただける形で開催することで、作品を観てくださる観客の方々にも、新たな作品や作者への出会いの場としてお楽しみいただけるのではないかと考えました。
また、制作者である私たちにとっても「自分たちはなぜ作るのか、上映するのか」という本質的な問いについて、より考えを深められるきっかけになればと思っています。
映像学科に所属する“学生”が中心となり活動することで、『一つの上映会を作り上げる』という大きな経験を得ると共に、上映会を通して多学年同士の交流を深めたり、新たな刺激を受け取りあったりと、より良い学びに繋げることが出来るのではないかと考え始動いたしました。
今回実現したいこと
上映会のテーマに『ちらちら』とあるとおり、宝石の光のような輝きを作品から感じていただけるような上映会にしたいと思っております。 それぞれの作品には、これまでの経験や学習から得た表現力や技術の結晶が込められており、今回の上映会で多くの方に鑑賞いただくことで日の目を浴び、宝石のように輝きます。また今回の上映会が来年度以降も、映像学科の作品が多くの方に鑑賞いただける場を増やすきっかけになればと考えています。
会期・会場
今後のスケジュール
メインビジュアル鋭意制作中!
小口詩子
武蔵野美術大学 映像学科 教授(映画領域)・プロデューサー・映像作家
多様な表現と若い才能がひしめき合う美大という中にあって、ここ映像学科でもまた、ユニークな人材が集まり、領域を超えて学び日々化学反応を起こしながら多彩な作品が生み出されている。学生たちの横溢するエネルギーをひときわ体感させてくれるのがその集大成となる卒業制作や修了制作。それぞれに実を結んだ作品群と学生たちの成長ぶりを目の当たりにするのを毎年本当に楽しみにしている。今年はキャンパス内にとどまらず、学生有志が学外展を目論んで、仲間を巻き込みながらまた新しいフィールドを切り拓いてくれ…さあ、楽しくなってきましたね!
髙谷 智子/TAKAYA Tomoko
アニメーション作家
武蔵野美術大学 造形学部映像学科卒業。東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻修了。現在、武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科 専任講師。切り絵、手書き、立体、デジタルまで、さまざまな手法でアニメーションを制作している。
みなさま、ムサビのアニメーション作品をご覧になったことはありますでしょうか?実は毎年とってもおもしろい作品たちが生まれているんです。
普段学生たちは、東京の自然豊かな住宅街の中で、大学や家で缶詰になりながら1枚ずつコツコツ絵を描いて過ごしているので、表に顔を出す機会は少ないかもしれません。
ですが、制作の道中で彼らが語ってくれるアイデアのおもしろさ、思考の解像度の高さ、美意識、膨大な作業量に対する負けん気(分厚い脚本・絵コンテを持ってくる学生もチラホラ…)、などにはいつも驚かされます。
基本的には、アニメーションは考えていないことは描けません(簡単に絵を消すことができるデジタルならなおさら)。1秒間に24ものコマが存在し、その1コマごとに作者の恣意が充ちているんです。その密度を感じながら観ていただけると、作者個々の狙いがより見えてくるかなと思います。それでも完成形は想定と異なるものになったりすることもあるので、アニメーション制作はとてもおもしろいんです。
もちろん、作品のクオリティも高いですよ。
研ぎ澄まされていて、一寸も気を抜いていません。
そんな彼らの作品ですが、例年学内でおこなわれる卒制展だけではどうしてもお披露目のタイミングや場所が限られてしまっていました。
彼らの作品をもっと沢山の方に観てもらいたいと思う一方、上映会を開催することは簡単なことではありません。日々制作のために1分1秒を大切にしている彼らのリソースを、上映会の準備に割くことはとても大変なことです。それでも今年は「自分たちの価値観を自分たちで発信していく力」を、大学生のうちに手に入れてほしいと思い、今回学生たちと話して、上映会に挑戦することになりました。
彼らの努力の結晶にぜひご期待ください!
また、今年から桐朋学園大学の学生さんとコラボレーションプロジェクトを開始しました。よりプロフェッショナルな音楽・音響の協力を得て、作品の更なる向上・発展を目指しています。そちらのコラボレーション作品にもぜひ注目してみてください!
ちなみに、実写映画もとてもクオリティが高く、一筋縄ではいかない作品が多くておもしろいですよ。
ぜひ今回の学生たちのチャレンジを応援していただけますと幸いです。
たかや ともこ
映画の受賞入選作品
進級制作展
去年度学内で行ったものです。
教室内外にて上映が行われました。
リターンのグッズは当日、会場にてお渡しさせていただけますと幸いです…!
もし開催日にご都合の合わない方は上映会の終了後に順次郵送させていただければと思いますので、送付先のご住所の記入と、備考欄へ送付希望の旨の記入をお願いいたします。
また、目標金額に満たない場合も企画を実行し、リターンをお届けします。
何卒よろしくお願いいたします!!
資金の使い道
今回のクラウドファンディングで集まったお金は主に上映会場の使用費・設備費に使用させていただきます。その他は、予定しているゲストの方をお呼びする費用、パンフレットなどの上映会のグッズ制作費など、上映会を整えるための費用等にあてさせていただきます。(施設借用代、機材運搬等の上映会場準備代など…)
※尚、作品制作費用は生徒が各々負担しております。
最後に…
現在、企画の進行と共に上映予定の作品制作にも力を入れて取り組んでおります。
前述にある通り、本上映会で上映される作品はどれも『卒業制作』、または『修了制作』という名前の中で作られたものになります。制作過程は個々によるものなので一概には言えずとも、どの作品も学生生活における生徒それぞれの紆余曲折の集大成です。
私たち自身が映像から多くの刺激をもらったように、映像分野の楽しさ、興味深さを全力で伝えられるような上映会にするべく邁進していきますので、応援のほど何卒よろしくお願いいたします!!
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