おはようございます。

継続的なご支援をありがとうございます。

みなさまのコメントもとても心強く、引き続き頑張ってまいります。

1週間ほど屋根工事お休みしていましたが、屋根の金属板を改修するにあたり、

桟木と呼ばれる屋根材を押さえる木があるのですが、その先端の仕上げについてオリジナルに近付けるため、粘っていました。

軒先に見えてくる、ばってん柄の桟木カバー(桟鼻)が、板金屋さんでは制作が難しく、屋根材の先端を折り曲げる形で制作したいとのこと。

そうすると、この独特のばってん柄ではなくなるのと、軒先での寸法も変わり、全体的な印象が変わってしまうのではと、どうしたらオリジナルに戻せるかと考えていました。

この建物は当時の100万円で建てられたローコスト住宅で、吉村先生は基本的に既製品で対応されたのではと、既製品であれこれ検索しているうち、ほぼ同じ形のサンバナに行き当たりました。

今はもうあまり作っているところなく、また今回使う屋根の板金と同じ仕上げに出来ることも条件だったのですが、

既製品が世の中に存在することを知り

板金屋さんと工務店さんが、全く同じ板金で在庫がある業者さんを探してくれました。

おかげでほぼ同じものが、58年の時を超えて今日、新しく付け替えられます。

次の改修時にこのサンバナがあるとは限らないので、予備を用意しようかと考えています。

雨が降らずに、お天気持ちますように。

辻林