こんにちは、山荘管理人の辻林です。
先ほど、都内の自宅に避難指示が出まして、とてもびっくりしました。
仙石原は土砂災害も注意レベル止まりで、都内の自宅よりもむしろ安全かもしれません。
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先週は屋根と同時進行で、手摺の改修も行っていました。
昨年の台風でとうとう片側が崩れてしまい、なんとも痛々しい外観になっていました。
まずは実測から。
残っている図面では読み取れないことが、実測してみると色々わかります。
手すりの交差部をよく見てみると、先端がナナメに形成されていることがわかります。軽やかに見せる効果があるように思います。
また、図面では直径60mmの丸い断面のヒノキ材なのですが、
現地の手すりはご覧の通り、角断面。
さてこれは、当初から角だったのか、外壁の改修の際に角に変えたのか。
今回手すりを改修するにあたり、1番悩んだ点はここでした。
選んだのは図面通りの丸材に戻すこと。
軽井沢の山荘の手すりも丸材だったこともあり、本当にやりたかったのは丸材ですか?もしかして最初は丸材でしたか?と、山荘に語りかけながら、もの決めを行う夏でした。
このあと解体したのですが、そのご報告はまた次の機会に。
辻林