私たち一般社団法人教育資源創造機構は、教育の様々な課題を解決するために社会総がかりで取り組む仕組みづくりを行なっています。これまでには、文部科学省から委嘱を受け、教員のストレスを緩和するための調査研究を実施しました。今回のプロジェクトは、当社団が不登校問題に向き合う事業として実施してきた「相談・まなび塾」事業を、さらに大きく展開することを目指しています。当社団では、今後も教育課題を解決するための仕組みを創造し、日本の教育を発展させるために力を尽くして参ります。
不登校で悩んでいる子どもや家族が、安心して相談できる場、元気を取り戻す場を、仙台市内5区すべてに設けることを目指しています。
不登校で悩む子どもたちは年々増加傾向にあります。自信を失い、心が傷ついている子どもたちを一人でも多く救うために、社会総がかりで活動を起こしたいと考えています。
私たちは、2022年9月に「相談・まなび塾」を開設し、一人一人の実態に応じた指導を行ってきました。その際、子どもだけでなく、ご家族の相談にも乗りながら個々の学習計画を立てて支援してきました。保護者と学校の橋渡しも行いながら、子どもたちの再登校を促して来ました。中心になって指導に当たったのは、元仙台市教育長や仙台市退職校長会の有志ですが、言わば教育のプロによる取組を実現しました。その結果、成績が格段に向上した子どもたちや、自信を取り戻した子どもたちも現れ、学校に戻っていったケースがいくつも生まれました。
こうした経験から、「相談・まなび塾」の活動を仙台市内のすべての区(5区)に広げたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。当座は、市内に60館ある市民センターの中で協力いただける館との協働を実現させますが、少しずつ数を増やしながら、やがては、仙台市内全域に展開したいと考えています。さらに、仙台での実践を積み上げながら、全国で不登校問題に取り組む皆様との連携を深める計画です。
既に活動を実施している「相談・まなび塾」を拠点にして、市内に広める準備を進めています。教育関係者、PTA関係者、企業関係者など、幅広く趣旨をお伝えし、協力を仰いでいます。
活動の報告書、元気になって復帰した子どもたちの声を集めた資料等により、定期的に報告いたします。

3月 クラウドファンディング開始
4月 クラウドファンディング終了
8月 「ストップ・ざ・不登校」シンポジウム開催
9月 不登校相談会実施(市民センターにて)
11月 不登校相談会実施(市民センターにて)
1月 「ストップ・ざ・不登校」シンポジウム開催
2月 不登校相談会実施(市民センター)・活動のまとめ


頑張った塾生へ「がんばり賞」を授与




動物とのふれあい(協力:菅原動物病院)















不登校で悩んでいる子どもたち支えるために、学校も、教育委員会も、様々な団体や企業も力を尽くしてくれています。でも、社会に根強く残っている不登校に対する偏見をなくし、子どもたちをあたたかく見守る気運を高めるには、さらに努力が必要です。
私たちは、一人でも多くの人に現状を知っていただき、あたたかいまなざしを向けてもらうために、啓発を目的としたシンポジウムを開催して参りました。昨年は、2回開催いたしましたが、これからも継続して取り組んでいきたいと思っています。
















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