静岡県沼津市にある無人島の水族館「あわしまマリンパーク」です！1963年に「淡島海洋交園」として誕生し、1984年に現在の名称へと改称。施設の老朽化などを理由に2024年2月に一度閉園しましたが、新たな代表のもと4月から再出発を果たすことができました。
1日でも早く閉園以来の活気を取り戻し、あわしまマリンパークを海や自然、そして地域の魅力をまるごと体感できる公園へと進化させたい！その想いで日々従業員一同頑張っていますが、実はその未来を実現する前にまずは解決しなければいけない大きな問題があります。
それが、老朽化した施設の復旧。生き物たちがこれからも安心して暮らせるように、そして来園してくださる皆様が安全に楽しく過ごしていただくために、施設の復旧作業が急務です。ただ現状ではそのために必要な資金が足りておらず、全てに着手できていません。
今後も安全に営業を続けていくために、そしてあわしまマリンパークの未来を一緒に作り上げるために、ぜひ応援をお願いします！
1963年に「淡島海洋交園」として開業してから約60年の歴史を持ち、年間約8万人の来館者を迎えてきた「あわしまマリンパーク」。地元静岡の皆さまをはじめ県外からもたくさんの方々に愛されてきました。
あわしまマリンパークでは、「淡島の海」をテーマにした魚の展示やアシカ・イルカショー、海の生き物たちと触れ合える「ふれあい水槽」、日本最大級の展示種数を誇る「カエル館」など、訪れる人々を魅了するコンテンツが満載！現在展示している生き物は250種、1,300頭にもおよびます。
大人も子どもも一緒に楽しめる、あわしまマリンパークの魅力をご紹介します！
生き物との距離がとにかく近い！
館内には自然を生かした展示がたくさん！まるで海そのものを切り取ったかのような雰囲気を楽しむことができます。11月に再開したイルカショーは、観客席との距離が近く迫力満点です！
自然の海を活かしたプールで暮らすイルカウニやヒトデに触れたり、ペンギンのごはんあげや赤ちゃんペンギンを抱っこできる貴重な体験も。
いきもの広場のペンギンたち
他にも、日本最大級の展示種数を誇る「カエル館」も人気。約60種類のカエルが常時展示され、日本や世界の珍しいカエルたちと出会えます。
「カエル館」は意外と女性ファンも多いんです！
生き物たちはもちろんですが、スタッフのホスピタリティも見所の一つ。手作りの館内装飾やクスッと笑える解説など、生き物への深い愛情が伝わる取り組みの数々にきっと心がほっこりするはず。飼育員だけが知っている生き物たちの“推しポイント”もお話ししますので、気軽に質問してみてくださいね！
無人島ならではのワクワク感！
海に浮かぶ無人島にある水族館であるあわしまマリンパークへは、陸から約3分かけて船で向かいます！海を渡って水族館に行く道中は、ちょっとした冒険のような体験ができますよ。
あわしまマリンパークは、いわば無人島全体がテーマパークと言っても過言ではありません。島に船で渡る特別な体験から始まり、海から富士山を望む絶景や島そのものが醸し出す非日常感を味わうことができるのは、あわしまマリンパークだけ！
島には美しい自然がいっぱい！
生き物だけではなく、透明度の高い海や豊かな山々の絶景も最高です！ぜひゆっくり散策して自然の癒しを満喫してみてください。夜は、都会では味わえないような満天の星空に思わずうっとり。
生き物たちに触れ、島の自然を感じ、心が温まる時間を過ごせる。あわしまマリンパークには、ここでしか味わえないたくさんの魅力が詰まっています！
ケープペンギンやキタイワトビペンギン、カワウソたちと会える《いきもの広場》やウニやヒトデと触れ合うことができる《淡島水族館》、日本最大級の展示種数を誇る《カエル館》など、生き物と触れ合える場所がたくさんあります！
11月には《イルカショー》が再開！《アシカ・アザラシプール》ではショーを間近で楽しむことができますよ！
淡島ならではの立地や環境を生かしたイベントも開催しています。
釣り大会
水族館のすぐそばにある漁場を舞台にした釣り大会。釣った魚を飼育員が丁寧に紹介し、魚や海の環境を守る大切さを学べる勉強会もセットになっています。その後は、自分で釣り上げた魚を味わうという贅沢な自然体験も！楽しく学び、海への想いを深めるイベントです。
イルカと一緒に泳ぐ体験
イルカたちが暮らす、自然の海を活かしたプール近くで泳ぐことができる特別イベント。すぐそばで魚が泳ぐ様子が見られたり、イルカの声を聞いたり、海の世界にどっぷりと浸ることができます！イルカたちと同じ空間で過ごす時間は、子どもも大人も忘れられない思い出になること間違いなし。
あわしまの自然や生き物たちと一体になれる体験は、公式サイトにてスケジュールを公開しています。ぜひこちらも合わせてチェックしてくださいね！
https://www.marinepark.jp/event/
スタッフ一同は生き物たちが大好きで、お客様の笑顔が見たい！と日々マリンパークの運営に全力を尽くしているメンバーばかり。ぜひ、私たちの想いを感じながら、あわしまマリンパークでのひとときを楽しんでください。
引き続き応援よろしくお願いいたします！
静岡県沼津市にある自然あふれる小さな無人島「淡島」。富士山を眺められる絶景スポットでもあり、沼津駅からバスで30分とアクセスの良さも抜群です。近年では、沼津市を舞台とした人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン!!」の聖地としても話題で、市内には作中の登場シーンそのままの風景が広がっています。
また、淡島は昔、海底火山の地下にあったマグマの通る道が隆起し、長い時間をかけて侵食されたことで姿を現した島。その独特の地形や自然の魅力が評価され、「ぬまづの宝100選」のひとつに選ばれています。波で削られた岩や、当時の火山から流れ出た溶岩が冷え固まってできた模様「柱状節理（ちゅうじょうせつり）」を実際に見ることができます。
規則正しい柱のような割れ目「柱状節理」実は、淡島は日本神話にも登場する歴史ある島でもあることはあまり知られていません。過去には弥生時代の遺跡や出土品が発見されたり、江戸時代には江戸城の石垣に使われた石がここで切り出された記録も残っています。
島の周囲には遊歩道が整備されており、約25分でぐるっと周ることができるので、自然や歴史を感じながらゆったり散策するのがおすすめ。野鳥スポットとしても知られ、沼津港ではユリカモメやアオサギなど23種類の野鳥が観察されています。散策中にいろいろな鳥たちに出会えるかもしれません！
全国の水族館も抱える「水族館30年問題」をご存知でしょうか？施設の老朽化が進むと安全性に問題が生じますが、特に海水を扱う水族館では30年を経過すると寿命に向かうとされています。この問題で、水槽の漏水や設備の不具合や、安全性が確保できない場合は閉館せざるを得ない状況に追い込まれることも…。
そんな水族館全体で老朽化問題を抱える中、あわしまマリンパークはすでに30年以上運営してきました。長年の運営で定期的に整備すべきところの管理が行き届いていなかったことや、さらには周囲が海という環境もあり潮風の影響で錆が進行。老朽化が他の水族館よりも進んでいる現状です。
ボイラーや重要な設備の老朽化も進んでおり、このまま放置し壊れてしまうと生き物たちにとって致命的な影響が出る可能性もあります。さらには島内の外周を覆う柵も古く、事故の危険性が高まっています。
ボイラーが壊れると水温管理に影響が及ぶ
バックヤード設備も老朽化が進んでいる
島裏の柵は一部が破損し危険な状態
そこで、私たちは次のような改修作業を進めたいと考えています。
・水族館の老朽化したボイラーを修理し、魚たちが快適に過ごせる環境を提供
・自然災害から守るための避難経路の整備
・温暖化に対応した飼育環境の改善と集中治療室の設置
・塩害で崩壊寸前の島裏の柵を撤去し、自然の岩場を活用した「釣り場」の設置
・廃墟となっている公園を改修し、防災備蓄スペースを新たに確保
・過去の台風で壊れた海上レストラン周りのデッキを改修し、自然の海と触れ合う場を復活 etc...
イルカプール用の日除けも劣化が激しい
離宮側の桟橋は上部が剥がれている状態
空白の時間をできるだけ作りたくない。1日でも早く皆さまに戻ってきてほしい。そんな想いから先んじて営業を再開しました。しかし、正直なところ改修作業がまだ追いついておらず、そのために必要な資金も十分ではありません。
営業再開後の来場者数は少しずつ回復していますが、一度閉園した影響もあり依然として厳しい状況が続いています。生き物たちや来館者の安全を守るためにも、そして次の100年に向けて魅力的な施設を作るためにも、今すぐにでも復旧作業を進める必要があります！
皆さまのご支援が、あわしまマリンパークの未来を守ります。どうか、私たちと一緒にこの特別な場所を次の世代へ繋げるために、力を貸していただけないでしょうか？
私たちは復旧にとどまらず、この場所を海と自然の素晴らしさを心から感じてもらえる「本当のマリンパーク＝海の公園」に進化させ、子どもたちが海の楽しさを学び、大人たちが懐かしい記憶を蘇らせるような未来を作っていきたいと考えています。
《海の公園化に向けた夢の一部》
・駿河湾を一望できるジップラインの新設
・家族で楽しめる海水浴場や釣り堀をつくる
・失われた砂浜を復活し、親子で安心して遊べる穏やかな海辺に
・キャンプ場を開き、海陸どちらも満喫できる体験スポットに
さらには今後、世界中の人々がこの島の魅力に触れ、笑顔になれる場所を創り上げたい。そのために多言語対応などの整備を進め、世界中から訪れる人々を迎える「国際的な観光地」としても多くの人々に愛される場所を目指します。
このようにやりたいことやアイデアはたくさんあります！夢を一つずつ形にしていくために、まずは目の前の課題、施設の復旧にご支援をお願いいたします。
淡島を「本当のマリンパーク」に生まれ変わらせるためには、皆さまの応援が欠かせません。あわしまマリンパークを愛してくださっている方、この夢に共感してくださる方とともに創り上げていきたいと思っています。
淡島の未来を、私たちと一緒に形にしていただけないでしょうか？
今回、クラウドファンディングのために特別なリターンをご用意しました！あわしまの自然を体験していただけるリターンも沢山あるので、その一部をご紹介します！
1日あわしま貸切権
無人島を丸ごと1島貸し切り！イベントやサプライズに特別な体験をいかがでしょうか？
1日飼育体験（イルカ）
1日飼育員さんとして、イルカたちのごはんの準備や身の回りのお世話体験ができます！
貸切ナイトクルーズ
船を貸し切った夜のクルージング体験。海を満喫し、非日常感を味わえます！
バックヤードツアー
バックヤードをコンプリートできるスペシャルツアー。生き物たちの普段見れない裏側を覗いてみませんか？
そのほかにも特別なリターンを多数ご用意しています！ぜひ、詳細はリターン一覧をご確認ください。
株式会社淡島マリンパークの代表取締役、今村クニトです。2024年4月に社長に就任しました。
息子が沼津を舞台にした人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン!!」のファンだったことがきっかけで、「あわしまマリンパーク」に魅了され、その美しい自然や心温まる雰囲気に深く感動し、何度も通うようになりました。
しかし、突然の閉園の知らせを受けて、ただのファンとしてではなくこの場所を守りたいという思いから、地域の皆さんと協力してこの地の再生に挑んでいます。現在も多くの方々の支えを受けながら、皆さまと一緒に新しい未来を作りあげようとしています。
先ほども触れた「水族館30年問題」。営業再開はできましたが、施設の老朽化が予想以上に深刻で、依然として水族館の存続危機であることに変わりはありません。この状況を打破するために、皆さまの助けが必要です。自然豊かな水族館、素晴らしいスタッフ、そして世界に誇れる「海のテーマパーク＝マリンパーク」を実現するために、何卒、お力を貸していただけますと幸いです。
復活支援のための新規描き下ろし、あわしまコラボイラスト
＜スケジュールについて＞
2025年1月中旬 クラウドファンディング開始
2025年2月 末クラウドファンディング終了
2025年4月下旬 リターン発送
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、返礼品をお届けします。
