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介護や訓練のための福祉でなく、誰もが人生を楽しむための福祉サービスをつくりたい!

今年10月1日大阪市平野区に、全国でも珍しい認知症予防のためのボードゲームカフェ「多機能事業所ライラ&ビーボードカフェ」が誕生。エンターテイメント性溢れる福祉サービスを目指して、世界中の珍しいボードゲームが楽しめるよう幅広いジャンルのゲームを購入したいと思いますので、応援よろしくお願いします!

現在の支援総額

11,000

11%

目標金額は100,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

8

介護や訓練のための福祉でなく、誰もが人生を楽しむための福祉サービスをつくりたい!

現在の支援総額

11,000

11%達成

あと 8

目標金額100,000

支援者数3

今年10月1日大阪市平野区に、全国でも珍しい認知症予防のためのボードゲームカフェ「多機能事業所ライラ&ビーボードカフェ」が誕生。エンターテイメント性溢れる福祉サービスを目指して、世界中の珍しいボードゲームが楽しめるよう幅広いジャンルのゲームを購入したいと思いますので、応援よろしくお願いします!

自己紹介

はじめまして!大阪市にある就労移行支援事業所ライラ梅田センター長を務めておりました柳谷智子(ヤナギダニトモコ)と申します。ライラは今年の10月1日に大阪市の平野区流町へ事業所を引っ越し、就労継続支援B型事業所と追加して「多機能事業所ライラ」としてリニューアルオープンいたしました。

ボードゲーム場&カフェ

「多機能事業所ライラ」では、ボードゲームカフェ「ビーボードカフェ」を併設して、就労継続支援B型事業所を利用するメンバーさんに、ボードゲームの対戦相手(プレイヤー)として働いていただくことを目的としています。

ボードゲームといっても、主に高齢者・中高年齢層を対象として、脳の活性化を目指した認知症予防を目的とし、ボードゲームを用いて、子どもからお年寄りまで地域の交流場として活用してもらえるようなカフェを目指しております。




※ここで福祉用語の補足説明をいたします。

「就労移行支援事業所」とは、障がいをお持ちの方が、一般企業への就職を目指すためのビジネスマナーやビジネススキルを身に着ける就労訓練する支援事業所です。

「就労継続支援B型事業所」とは、、障がいをお持ちの方が、福祉的支援を受けながら仕事をして、働いた分だけの工賃を得ることができる実践型の支援事業所です。


このプロジェクトで実現したいこと

【就労移行支援ライラのプログラムについて】

これまで就労移行支援として様々なプログラムを行ってきましたが、社会的スキルを身に着けるため「対人コミュニケーション力」は必要不可欠です。

ライラでは自然にコミュニケーション力を身に着けていくため、グループワークやレクレーションのプログラムを取り入れて、メンバーさんが主体的に協力しあって、何か一つの議題について討論したり、ゲームをしながら自然に対話を生み出すよう工夫しています。

ボードゲームのその一つで、遊びながら対話やコミュニケーション力を身に付けるだけでなく、勝ち負けによる感情のコントロールスキルも自然に身に付きます。

そうしたプログラム風景を観察していて、ふと思ったことが「ボードゲームで脳の活性化が実現できる」ということです。

【年齢や障害に関係なく、誰もが楽しめる脳トレの遊び場をつくりたい】

少し話が反れて私事にはなりますが、最近、私の高齢となる母が脳梗塞となり、言語障害が残ったためリハビリが必要となったのですが、頭を使いながら、人とのコミュニケーションや対話できるボードゲームは、そうした脳の障害を持った方々のリハビリにもなるのではないかと考えました。

そこで、これまで就労移行支援でのプログラムで行っていたボードゲームやグループワークなどを活かして、認知症予防などの脳活トレーニングを提供できる「ボードゲームカフェ」として運用し、地域のお年寄りや子どもたちの脳トレジムのように活用していただけたらと願い、今回のプロジェクトが発足しました。

スタッフとボードゲーム風景


プロジェクト立ち上げの背景

【母の脳梗塞が奪った言語機能】

そもそも「認知症予防×ボードゲームカフェ」という構想を考えたのには、私の家族に関わる出来事がキッカケでした。

私の高齢になる母が昨年、急に脳梗塞で言語能力を司る小脳部分に障害が残ってしまいました。

以前は高齢ながらスマホでLINEやメールなどの最新ツールを使いこなせる程度だったのですが、普段の何気ない会話も上手くできず、自分で伝えたいことを上手く言語化でないで苦しんでいる母をみて、私も胸が締め付けられる思いでした。

言語能力の他にも、時計をみておよその時間を推測したり、買い物をして小銭を計算したりなど、簡単な計算もできなくなり、これまで毎日の日課にしていたクロスワードゲームも楽しめないで、ひどく落ち込んでいました。スマホでの麻雀ゲームも毎日ゲームタイムを父と競ったり、それなりに自身でゲームを楽しめる母でしたが、それさえも奪われてしまい、毎日何もやる気がなくなってしまった母をみて、とても心配でした。

脳梗塞を発症して急性期の入院期間は2週間と長期ではありませんでしたが、退院後のリハビリ施設について家族で話し合いとなりました。

多くの高齢者が脳梗塞になった場合、手足などの痺れや身体機能に支障がでて、リハビリ病院へ移行するのが一般的です。ところが母の場合は、言語機能の障害だけで、他の身体機能などには問題なく、言語聴覚士が施す言語機能のリハビリだけがあればよかったのですが、言語聴覚士のリハビリだけで通院できる病院がかなり限られており、少なくとも住まいのある市内には入院型のリハビリ病院しかありませんでした。

もともと集団行動や閉鎖された環境が苦手な母にとっては、身体は元気なのに入院することに抵抗があり、なんとか通院できるリハビリ施設を探して、隣町まで通院することになりました。

とりあえず急性期病棟を退院して家に戻った母ですが、当時は未だ時間の感覚や買い物での金銭勘定が困難で、私生活がかなり不安でした。私は別居で実家より車で30分ほどに自宅があり、仕事もあるので毎日母の介護ができるというわけでなく、父は高齢ながらまだ仕事をしているので、日中の母の見守りをしてもらえる介護サービスはないか、地域包括支援センターへ出向いたり色々と探しました。

しかし、介護サービスを受けるための介護認定調査を受けるのに2カ月もかかり、その間は結局、私が仕事の合間を縫って母の様子を見に行く日々が続きました。

母が通院することになった隣町のリハビリ病院にも付き添い、一緒にリハビリを観察しながら、言語聴覚士が行っているカードゲームや立体的な絵を見ながらブロックを積む作業など、家でも同じようなアプリをダウンロードして、母に少しでも回復してもらうべく、様々なアプリゲームを試しました。

リハビリ効果もあり、母は徐々に回復し、はじめはLINEも全く文字を打つことができなかったのですが、少しずつ単語や2語文であればメッセージを打てるようになりました。

脳梗塞発症から2週間経過の母・急性病棟にて

忘れた頃に、介護認定調査の結果通知が届いたのですが、それは母が退院してから3ヵ月も過ぎた頃でした。母の認定は「要支援1」で、一番介護度が軽い判定に愕然としました。通所型デイサービスでも週1~2程度しか利用できないほど、サービス量としては少なく、元気な父が同居していることもあり、自立度が高いと判断されたのです。

結局、脳梗塞になってから1年経った現在の母は、介護支援サービスは何も使わず、リハビリ通院と日頃から家庭でカードゲームや脳トレゲームアプリをすることによって、殆ど元のように話しができるようになりました。





【高齢者介護と障がい者介護の違い】

日本の歴史では3世帯家族が同居している家庭も多く、高齢者の介護は家族や親族による自助共助の考え方が根付いており、現代の核家族世帯が増えた今では、離れた土地の家族が多く、高齢者の独居が増加し、孤独死や無縁仏となるケースが社会問題となっています。

そうした高齢者の生活を支える様々な福祉サービスが存在しますが、ホームヘルパーや介護支援施設、グループホームなど、これらのサービスを利用する際、自治体より認定調査を受けて、それぞれサービス量の判定が下り、受給者証が発行されてはじめて介護及び支援サービスを利用することができます。

認定調査の方法は、日常生活において「できる」「できない」の回答に沿って、「困難度」よって決定しますが、家族や身近な援助があれば「できる」と判断されます。

一方で、障がい者の福祉サービスについても、同じように自治体の認定調査を受けて、受給者証が発行されてはじめて利用開始となるのですが、障がい者の認定調査は、病気や障がいによる本人の「自立度」によって決定します。

病気や障がいは医学的にみて明確なものなので比較的はやく認定結果がでますが、高齢者の認定調査の場合は、家族形態や地域の社会資源など本人を取り巻く環境によって協議会の見方によるものなので、判定まで時間がかかります。

私自身もこれまで高齢者介護も障がい者介護に仕事で携わってきて、たくさんの方の認定調査に立ち会ってきましたが、今回はじめて身内が認定調査で「最も介護度が軽い」と見なされ、改めて認定調査制度そのものについて考えさせられました。

【介護や訓練のための福祉でなく、誰もが人生を楽しむための福祉サービスをつくりたい】

「福祉サービス」といえば、介護や自立訓練といった、本人が病気や障害ができる前、あるいは病気や障害がなかった場合にできるであろう日常生活を取り戻すための支援というイメージが強いですが、「福祉」という言葉はそもそも「誰もが幸せになるための権利」です。

幸せの形は人それぞれ違いますが、誰もがよりよい人生を楽しむための1つのツールとして、必要な時に、必要な分だけ利用できる「福祉サービス」を目指しております。


現在の準備状況

子どもから大人まで、誰もが気軽に楽しめる娯楽の1つにボードゲームがあります。

現在は、移転前の梅田で就労移行支援事業所のプログラムで使用しておりました、トランプや人生ゲームなど、おなじみゲームを数種類取り揃えております。

オセロや将棋など日本で古くから親しまれているゲームもあれば、世界中で様々なジャンルのボードゲームが存在します。

世界のボードゲーム(株式会社ドリームブロッサム提供)世界のボードゲーム(株式会社ドリームブロッサム提供)

そんな世界中のゲームやおもちゃを取り扱っている株式会社ドリームブロッサム様とご縁があり、カタログの中からライラスタッフが厳選した50種類ほどのゲームをリストアップし見積をとりました。






見積もりの結果、購入を考えているゲームの合計金額は10万円ほどあり、今回のプロジェクトで集めた資金で購入したいと考えております。

就労移行支援事業所とボードゲームプレイヤースタッフとして就労支援B型利用者を随時募集中です。

プレイヤースタッフとしての接客マナー講習や育成プログラムなどがあり、福祉の専門的な資格や経験豊富な支援スタッフに教えてもらえるので、はじめてのことでも安心して働けます!

現在、取り揃えているボードゲーム


リターンについて

ビーボードカフェは完全会員制となっております。

ご利用には通常ご入会(入会費3,000円+月額費8,000円~※コース別で異なります)が必要となりますが、この度プロジェクト応援ご支援いただいた皆様には特別な招待チケットリターンとさせていただきます。


【応援3,000円コース】心を込めた御礼メッセージと当店のご案内リーフレット

【応援3,000円コース】心を込めた御礼メッセージと1ドリンク付き招待チケット

【応援4,000円コース】ボードゲームカフェ1日遊び放題招待チケット

【応援5,000円コース】ボードゲームカフェ1日遊び放題+1ドリンク付き招待チケット

【応援10,000円コース】ボードゲームカフェ1カ月遊び放題招待チケット

【応援15,000円コース】ボードゲームカフェ3カ月遊び放題+フリードリンク招待チケット

【応援30,000円コース】当ホームページへ支援者リストお名前記載+ボードゲームカフェ6カ月遊び放題+フリードリンク招待チケット

【応援50,000円コース】当ホームページへ支援者リストお名前記載+ボードゲームカフェ1年遊び放題+フリードリンク招待チケット

※チケット発行日より有効期限がございます。


スケジュール


10月1日 ボードゲームカフェオープン
10月~  プレイヤースタッフ募集(就労支援B型利用者受付)
10月末  クラウドファンディング終了
11月~    ボードゲーム会員受付開始
12月     リターン(招待券)発送


最後に

私は現在40代半ばで第二次ベビーブーム世代です。同じように高齢の両親を持ちながら、子育てや仕事の両立に忙しい日々を過ごしている同世代がたくさんいると思います。離れて暮らす両親が急病となった場合、介護が必要となって、止む無く離職するケースも少なくはありません。家族以外の方が地域で見守り、支え合える環境が当たり前の社会になれば、巡り巡って自分の安定した暮らしに繋がります。

誰もがワクワクを共有できる エンターテイメントな福祉サービスが、社会の当たり前になりますよう、是非ご支援ご協力よろしくお願いします!


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

無料
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最新の活動報告

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  • 今日はビーボードカフェにボードゲームを購入する予定のドリームブロッサムの営業担当者さんが、サンプルのゲームとプレイ方法などレクチャーしに来てくれました!支援スタッフも利用メンバーさんも、仕事ということを忘れて夢中になってプレイしていました!通常なら45分置きに15分休憩が入るのですが、休憩も忘れてしまうほど、皆さん時間の流れもあっという間に感じたようです。それだけ集中力も上がっている証拠ですね!しばらくサンプルを置いていってもらえるようなので、どのように脳トレに活用できるか、ゲーム進行方法など、これからマニュアルを作っていく予定です。初めの頃は人見知りだったメンバーさんも、ゲームを通して、徐々に人との距離を縮めてコミュニケーション力を身につけているようです。「カフェ接客」だと、発達障害や精神的な疾患を持たれた方にとっては中々ハードルが高いですが、こうしてゲームを通して人との関わり方や距離の取り方を学習しなが、楽しく働く場を提供できることができます。就労支援としては珍しい、新しく画期的なボードゲームカフェが広がりますよう、応援ご協力どうぞ宜しくお願いいたします! もっと見る

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