このページをご覧いただきありがとうございます!魚の駅「生地」くろべ漁業協同組合、代表理事組合長の大野久芳(おおのひさよし)と申します。
魚の駅というように獲れたて新鮮なお魚を取り扱っており、特に土日は多くの方々で賑わっております。お魚の消費ニーズの多様化にも応えられるよう、店頭販売だけでなく、ネット販売、ふるさと納税への参入、親子でも楽しめる魚の捌き方教室を開催するなど、地域の方々のみならず県外の多くの方々にも喜んでいただけるように運営してきました。
このたび、くろべ漁業協同組合の直営店である魚の駅「生地」は、おかげさまで本年、10月13日(日)に開業20周年を迎えることになりました。日頃より感謝を込めて同日くろべ魚市場と魚の駅「生地」の2会場で盛大に「大感謝祭」の開催を予定しております。
ここ、生地では毎年7月下旬に海上花火大会が開催されており、大会では満艦に飾られた漁船パレードも行われております。私たちくろべ漁協としても、地域の盛り上げ役として漁船パレードに協力し、海上花火の参加者の方々の思い出として記憶に残していただけるように取り組んで参りました。
この漁船パレードでは、十数年前から受け継がれる風習がございます。それは、縁起物である「鯛(タイ)」の張り子を漁船に乗せて地域の皆様が心身健康に過ごしていただけるように祈願を行うというものです。
現在、鯛(タイ)の張り子は修繕が必要な状況であり、修理棟に格納されておりました。
鯛(タイ)のモニュメントで元気づけタイ!
魚の駅開業20周年を節目に海上花火大会、漁船パレードを彩ってきた鯛(タイ)の張り子を記念モニュメントとして復活させたい!それが、今回のクラウドファンディングの趣旨になります。
なぜ、鯛(タイ)の記念モニュメントを残すのか、私たちは次の想いを込めました。
・大感謝祭10/13成功による漁業活性化
・観光拠点としての役割を担い、地域経済に貢献していくこと
・イキの良い新鮮なくろべの地魚を届けたい
魚の駅「生地」は、観光に目を向けた6次産業化を推進し、適正魚価を維持するための買い支え機能に配慮すること。地魚を漁業者自らが販売し、消費者と直接ふれあう場を作ることで、生地の魚の情報発信・魚食普及の拡大を図ることを目的に設立されました。
今、魚の駅を取り巻く水産漁業は厳しい環境下に晒されています。気候温暖化による海水温度上昇で漁獲量が減少していることや、漁業関係者の高齢化による人手不足、担い手不足が深刻化しています。消費者動向としては、魚食離れも進んでいるのが実際のところです。
そんな中にあって、新鮮で美味しいお魚を消費者に適正価格で届けられる環境を維持し、地域と漁業者の豊かさを守ることが漁業協同組合である私たちのミッションだと思っています。
そのひとつの取り組みとして、開業20周年記念の大感謝祭を開催し、漁業者直送の新鮮なお魚を味わっていただける機会を作りたいと考えています。そして、これからも漁業者と消費者を繋ぎ、双方の豊かさを追求していくシンボル、宣言として鯛(タイ)のモニュメント復興に取り掛かります。
開業20周年記念の大感謝祭も含めて、くろべの魚の情報発信、魚食の普及・拡大という役割を果たし、黒部市の観光拠点(湧水をめぐるまち歩きなど)としての役割を果たしていきます。黒部沖では、富山湾で獲れるほとんどの種類の魚が水揚げされています。その種類は約200種類にもおよび、ベニズワイガニやヒラメ、キジハタは「黒部の魚」としてブランド化に向けた取り組みがされています。
県外の方々からは、「富山県といえば新鮮なお魚」を連想していただけることが多く、先人の仕事の積み重ねが現在にまで「信頼」となって引き継がれています。
この魚の駅「生地」は約200種類もの魚が水揚げされる全国でも希少な場所です。地域資源としての「豊かな水産」を強みに今後も採れたて魚の情報発信、魚食の普及・拡大活動としてネット販売、「朝市」など催事イベントを継続的に開催して参ります。催事イベントには、魚の駅のデッキ広場に写真スポットとして、地域活性化の一助になるものとしてこの鯛のモニュメントを運用していきます。
黒部地区は急深な海底の地形からごく近い沿岸で様々な漁業を周年操業できることから古くから漁業が栄えてきました。ところが今日では漁業者の高齢化と後継者不足は深刻な問題になっています。さらに近年の消費流通の主導権を握っている量販店の台頭は、「少量多品種」である黒部地区漁業の発展を阻んできました。
なぜなら、量販店は「安定供給」と「規格化産品」です。自然の天候と格闘し、寄せる波に立ち向かう漁業に安定供給などありえません。勿論、流通業者の都合だけに合わせれる漁業などあろうはずもないのです。結局、量販店は流通させやすい魚以外は目もくれません。私達漁業者は美味しい魚がいっぱい獲れるにもかかわらず、長年、商人から「こんなもの売れる訳がない」と聞かされ、捨て値で買い取られるのを指を加えてみているだけでした。又、獲ってきた魚を止むなく廃棄したりしてきました。
そこで、私達漁業者が自ら魚や漁業の情報を発信し、「もっともっと魚を食べてもらいたい!」という一念で直販施設の建設を検討し、平成16年10月にオープンしたのが魚の駅「生地」です。
今回、クラウドファンディングによるこの鯛(タイ)のモニュメント完成により、単に魚の駅開業20周年のシンボルに留まらず、今後の漁業関係者に希望と活気を創出したいという想いがあります。「ここ富山県黒部市生地の地から」「浜から元気を」をキャッチフレーズとした、魚食文化の継承と新鮮な地魚の供給と情報発信の理念を貫くスピリットオブジェとして、モニュメントを完成させ、大感謝祭と共に今後の地域・漁業の発展に取り組んでいく所存です。
末永いお付き合いをお願いいたします
複数のリターンをご用意しましたが、今回のクラウドファンディングでご支援いただいた方とは、「一度の支援、一度のリターンではなく」末永くお付き合いいただき、少しずつご恩をお返しできればと考えております。
全てのリターンで
◆鯛(タイ)モニュメントの芳名掲示パネルにお名前を掲載させて頂きます。掲載しても良いお名前やニックネームをお教えください。また、心よりの感謝の気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
「骨があるから」、「食べるのが面倒だから」などさまざまな理由から魚が食べられる機会が減ってきています。魚には成長期の子どもたちにとって、食べて嬉しい栄養素がたくさん含まれています。特に青背の魚に多く含まれるDHAは、脳の発達に重要であり、記憶力の向上効果もあります。
他にも血液をさらさらにするEPA、身体を作ってくれる良質なタンパク質やカルシウムなどの栄養素が含まれており、生活習慣病の予防にも効果が見込まれます。
子どもたちだけでなく、人生100年時代、高齢化社会を生きる相棒として魚を食卓に取り入れていただけたら幸いです。
ご支援いただいた資金は、鯛(タイ)モニュメントの改修に使用させていただきます。リターンについてはプロジェクト終了後、11月初旬より、順次発送開始予定です。
※鯛(タイ)モニュメントの改修・リターンの発送はやむを得ない事情により遅れが発生する場合がございます。ご支援いただいた皆様へは進捗状況を随時ご報告させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
魚の駅「生地」が開業20周年を迎えることができ、大感謝祭を開かせていただけるのは日々、ご愛顧いただいている皆様のおかげです。これからも、魚の駅「生地」くろべ漁業協同組合一同、地域貢献と漁業の安定、発展を目指して活動を続けて参ります。
「支援して良かった」
と思えるようなプロジェクトにしていきます。どうかご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
魚の駅「生地」くろべ漁業協同組合
代表理事組合長 大野 久芳(おおの ひさよし)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る夕映えの鯛。❤
2024/10/12 17:57充分 写真スポットになるでしょう!!! 支援者の方々とともに喜びを分かち合い鯛。 作って良かったです。 もっと見る
地元新聞に掲載されました。
2024/10/12 17:53是非 見に来てください。 じつは、内部から光を放つコトも。 もっと見る
完成し ま し た !!!
2024/10/12 17:50写っているのは、僕ではありません。 もっと見る
コメント
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