プロジェクトの実行者について

私たちは、「真境名本流」（マジキナホンリュウ）と申します。

琉球古典芸能のジャンルである琉球舞踊を専門としており、その美しさと歴史的価値を広く伝えることを使命としています。

数十年にわたり、国内外で多数の公演を行ってきましたが、今回ハワイの地での公演を実現したいと考えています。

このプロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトでは、琉球古典芸能の真境名本流の琉球舞踊を歴史研究資料として残すため、パフォーマンスすることを目指しています。2024年11月23日にハワイ大学付属リーワード短期大学内のリーワード劇場にて公演を行い、その模様を記録することで、琉球古典芸能の研究リソースの充実を図ります。このパフォーマンスは、60年前に同じハワイの地で行った舞台の再現でもあり、歴史的な意義も大きいものとなります。

沖縄研究センター（ＣＯＳ）は2008年７月１日に設立され、ハワイ大学マノア校の太平洋アジア研究学部（ＳＰＡＳ）の８番目の研究センターです。ＣＯＳは舞台芸術、歴史、社会科学、言語、文化の単位取得・非単位取得コースの開発と提供を奨励することにより、琉球諸島、沖縄、沖縄移民の研究を促進することを使命としています。これまでにも多くの地域コミュニティ組織と協力しており、沖縄県内外の大学との教育協力を確立し、制度化してきました。

本公演のパフォーマンスを肌で感じていただくだけでなく、映像・音響を提供し、ＣＯＳの活動を推進します。

海のちんぼーらーを踊る二代目由苗（右）プロジェクト立ち上げの背景

ハワイと沖縄は、歴史的にも文化的にも深い繋がりがあります。

60年前、真境名本流初代家元・故・真境名由康（マジキナユウコウ）、二代目家元・真境名由苗（マジキナヨシナエ）らはハワイの地で琉球舞踊を披露し、多くの人々に感動を与えました。シュンゾウ・サカマキ氏とハワイ連合沖縄協会からの要請により、サカマキ・ホーレーコレクション(Sakamaki/HawleyCollection)の取得と沖縄ライブラリー設立のための資金集めが目的でした。

（シュンゾウ・サカマキ氏経歴：1936年にハワイ大学歴史学部参加、日本史の教授、サマーセッション学部長、ハワイ大学に琉球研究のためのセンター設立計画、自身の私物コレクションとホーレー資料によりサカマキ・ホーレーコレクションを寄贈）

サカマキ・ホーレーコレクションにより、沖縄の歴史と文化に関する貴重な情報が一元化され、沖縄研究センターが行う研究や教育活動の理解と深化が進んでいきました。

しかし、時間の経過とともにその記憶は薄れつつあり、新たな形で再び記録を残す必要性を感じています。今回のプロジェクトは、その歴史を再現し、未来へと繋げる大切な一歩となります。

これまでの活動と準備状況

私たちはこれまで、沖縄県内外で多くの公演を行い、その都度好評をいただいております。真境名本流の琉球舞踊はそのたおやかさ、瑞々しさ、技術の高さ、粋な表現で高く評価されています。今回のプロジェクトに向けて、ハワイ大学との連絡を密に行い、公演の準備を進めています。また、地元の有志や専門家との協力体制も整え、成功に向けた万全の準備を行っています。

また、2024年に二代目家元より命を受けた真境名律弘（マジキナノリヒロ）が当流の三代目を継ぐこととなりました。ハワイ在住の二代目家元に三代目家元の芸をお披露目する舞台ともなります。孫弟子も多く参加し、真境名本流の創作舞踊で舞台に華を添えます。

リターンについて

・応援新人賞Ａ.1,000円

お礼のメールを送ります。お気持ちありがとうございます。

・応援優秀賞Ｂ.2,000円

このリターンは1,000円のリターンと同じ内容になります。お礼のメールを送ります。お気持ちありがとうございます。

・応援最高賞Ｃ.3,000円

このリターンは1,000円のリターンと同じ内容になります。お礼のメールを送ります。お気持ちありがとうございます。

・応援グランプリ賞Ｄ.5,000円

公演当日のパンフレットを提供します（英語版）。

お礼のメールも届きます。

・応援教師レベルＥ.10,000円

舞台裏や本公演を映像記録しますが、その様子をアーカイブ配信（１週間限定）にてお持ちの端末でお楽しみください。

お礼のメールも届きます。

・応援師範レベルＦ.20,000円

このリターンは10,000円のリターンと同じ内容になります。ただし、アーカイブ配信が延長されます（１か月間限定）

何度か観て楽しみたい方にお勧めです。

・応援家元レベルＧ.30,000円（限定１００口）

20,000円のリターンに加え、記念の琉球舞踊Ｔシャツを提供（写真：仮デザイン）。

※

真境名本流Ｌ．Ａ．のＷＥＢサイトを通じてＴシャツのみのオンライン販売も行っております。

スケジュール
9月 音楽側との手合わせ２回、ハワイとの小道具、演出打ち合わせ
10月　音楽側との手合わせ1回、ハワイとの公演全般打ち合わせ
11月 クラウドファンディング終了、音楽側との手合わせ2回、
　　　ハワイ公演、アーカイブ配信用記録、お礼のメール提供
12月〜2月　リターン準備、
リターン提供（アーカイブ配信、パンフレット、Ｔシャツ）

最後に

今回のプロジェクトは、単なる公演にとどまらず、沖縄とハワイの文化交流の必要性を再確認し、未来へと繋げる大切な機会です。ご支援いただくことで、琉球古典芸能・真境名本流の琉球舞踊を次世代に伝える一助となり、ハワイ大学での公演が実現し、琉球舞踊の美しさと歴史を未来へと引き継ぐことを目指します。

琉球古典芸能の貴重な研究資料として学術的な価値となるよう、この公演を実現させます。どうか皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。真境名本流舞踊家の次世代の担い手（大人会員）（子供会員）