〈なぜ大阪で着物なのか〉
大阪で気軽に着物を着よう!と着物を着る機会づくりを始めた大阪着物プロジェクトの高森伸子です。
この度は数あるクラウドファンディングのプロジェクトの中から、私達のページをご覧いただき誠にありがとうございます!!
2022年末に発足した「大阪着物プロジェクト」
【大阪着物プロジェクトについてはこちらのホームページ】をご覧ください。
日本文化の象徴である“着物”をもっと身近に楽しんで欲しいと感じたことがきっかけ。関西万博を目前に、ココ大阪を着物をまとった人で溢れさせたいと思っています!!着物好きな人、面白そう!って感じた人、ぜひお力をお貸しください。
捨てられる着物を何とかしたい!!
私は美容師で着付けの仕事をしているのですが、お客様から使わなくなった着物を沢山いただいたことで、もしや?と思い、他のお客様にも着物着られてますか?とお聞きすると「大阪で着ていくとこないよね」「習ったけどもう着れない」「箪笥の肥やしになってる」「処分に困ってる」こういった声がたくさん聞こえてきたのです。
すべていただきもので、ほしい方にお分けしたりフリマで販売したりとしましたが、お着物は集まるばかりです
着物が捨てられている現状を目の当たりにし、これはもったいないと、まずは着て楽しむこと、着るきっかけを作ることから始めようと毎月お出かけイベントを大阪でやりだしました。
やりだすと着物を着たかった主婦たちが集まり出したのです。
<主婦がわちゃわちゃ集まると大きな力になる!?>
想いを同じくした主婦友達が参戦。気づけば、着物をキーワードにしたそれぞれのプロが周りにたくさんいることに気づいたのです。「大阪の主婦」に恐れるものはありません。発足から 2 年、 大阪市北区中之島にある集会施設「国指定重要文化財 大阪市中央公会堂」にて 1000 人規模のイベントを開催しようっていうんだから!(詳細は後半へ)
<こんな活動をやってきました>
2023 年 1 月から毎月 1 回、「着物 DE おでかけ」イベント等を開催しています。 大阪の由緒ある場所に着物を着て出掛けて、お茶を楽しんだり、撮影を楽しんだり。夏には、 浴衣の着付け教室から、浴衣でおでかけ、着物デザイナー渋谷幸子先生による講座など
最近では大阪の街を船でめぐる「落語家と行くなにわクルーズ」を開催、様々な着付講師の生徒さんもご紹介いただきイベント参加してくださっています。
留学生の方々にも浴衣を体験していただき、日本文化の魅力を感じていただけました。皆さんの笑顔がとても印象的でした。
そして、この「新時代の着物文化」のイベントには、驚くべきその留学生の方々がモデルとして協力していただけることに!一端を見据えた姿は、イベントに華を添えるだけでなく、国際的な交流と理解の架け橋となることを願っています。
〈主婦の思考はSDGs!!〉
昨今はSDGsと⾔われる⼈類が地球で暮らし続けるために、達成すべき⽬標が定めら れています。⽇本⼈は古来からリサイクルという単語が⽣まれる前からリサイクルをしていました。ものが使えなくなると、形を変えて上⼿に再利⽤したりです。⽇本⼈の中に古くからある「もったいない」の精神ですね。
着物も然りです。昔から着物として使われなくなると、布団や座布団、お⼿⽟、はたきやおしめになったりと、最後まで使⽤されていました。
⽇本の主婦の思考は今も昔も共通していて着物は再利⽤されています。
この活動をするようになると益々着物があつまりました。中には反物のままや洗い張 りして着物にしていない状態のものもいただきました。これを⾒た主婦が、素敵な⽣ 地だ!とポーチやショール、半幅おび、そして振袖⽤のしっかりした帯は洋服などにも使⽤できる帯ベルトに!!
このように着物プロジェクトの活動がSDGsの12番「つくる責任・つかう責任」に ⾃然につながっています。⼤阪の主婦が集まれば「⼈類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき⽬標」にも繋がりました!!
〈イベント参加者からの声〉
着物は好きで持ってるし着れるけど、友人の結婚式や七五三で着たくらいでした。大人の着物のサークルとかないかしら?と検索したところ、大阪着物プロジェクトさんに出会いました。
インスタの写真で色んな年齢層の方がいる中じぶんと同世代の方がいるのがわかったこと。
帽子やブーツを合わせたり、固定観念にとらわれず楽しんで着物を着てるのが伝わってきたこと。
変な押し売りがなさそうなこと。
お1人でも気軽にご参加いただけます。
が決め手で参加したいと思いました♬
〈”新時代の着物文化”2025年2月16日(日)イベントで実現したいこと〉
大阪着物プロジェクトの活動を通して、渋谷先生に講義をしていただけるようになりました。着物の幅広い知識や美しさ・相手に配慮したお洒落の仕方等々着物(和服)を着る以前に「人として」の あり方までも学べる講義で、私自身多くの気づきと共に、日本文化、自分自身を深く考えるきっかけになりました。この私達の体験を多くの方に経験して貰いたいと考えるようになり、1000人規模のイベントの開催を決定しました!
そして、このイベントを計画すればするほど、私達のはじめた気軽に着る、着物をもっと多くの方に身近に取り入れてもらいたい気持ちが大きくなりました。
そこで、洋服と着物の垣根がない、まさにファッションとしての捉え方 のインスタグラマーのayaaya先生にご出演をお願いし、
気軽さ×伝統
着物っていつ来てもどこで着てもいいんだよ!!っていう気軽さと、日本の世界に誇れる文化なんだよ!!って着物に誇りをもって楽しんでもらい、この大阪で着物を着ていいんだと感じてもらえるイベントを計画しました。
ほかにも、垣根のない主婦たちの考えたイベントは
・人生を奏でる講演家 さくらいりょうこ氏の出演
・西田祐衣氏によるコーディネートアドバイス
・一般着物ショー
・公会堂の中でのプロによる写真撮影会(普段は撮影禁止です)
・大正浪漫着物体験会
・着物を彩る 小物&グッズ出店!
・人気のキッチンカー出店!
盛りだくさん
加えて、2025関西万博が控えている「今」、開催したいのです。 このイベントを開き大阪に着物文化をより浸透させ、大阪を華やかに彩ることで世界へ着物文化の良さを発信し関西万博に貢献したいと考えています。
<なぜクラウドファンディングなのか?>
私たちの団体は、着物好きの主婦が集まった非営利の団体です。はじめは何もわからないところから始まり、銀行口座や郵貯など口座を作るのもままならない状態でした。イベントを行うにあたり資金を調達したいと考えましたが、対象となる補助金や助成金がほとんどなく、私たちにできる資金調達の方法のひとつが、クラウドファンディングだと知りました。 今回のクラウドファンディングへの挑戦をきっかけに、私たちの団体を、たくさんの人たちに知っていただき、着物文化を後世に伝えるためにも、日本の民族衣装の着物文化の輪を広げていけると考え、クラウドファンディングしかないと思いました。
リターンについて
大阪着物プロジェクトは、
多彩な特技を持つ主婦たちの集まりとなり、それぞれのスキルを用いて運営しています。
この特徴を活かして、クラウドファンディングの返礼品もバラエティに富んだものをご用意することができました。
地域のマルシェで知り合った方、知り合いの紹介からこの活動に共感してくださった着物の先生、楽しそうな企画だと参加してくださったフォトグラファーの方々や、
イベントの時に場所を提供してくださる方など
本当に様々な方々に協力いただいてます。
今回はその当初からご協力いただいた皆様から返礼品に参加していただきました。
12月20日 クラウドファンディング開始
1月31日 クラウドファンディング終了
2月16日「新時代の着物文化」イベント開催
2月18日 リターン発送開始
最後に
私は着物が好きで美容師として、式典などに着物をお着せしてはいましたが、実は自分自身はなかなか着物を着ることがありませんでした。ふとした、お客様から普段着の着物をいただいたことから、大阪着物プロジェクトは始まりそして、同じように着物に魅力を感じる主婦たちと共に楽しく活動を始めました。
「新時代の着物文化」のイベントをすることになり、今では主婦の枠を超え総勢60名以上の方が集まっていただいています。
「あの!大阪市中央公会堂で1000人のイベントをしょう!」と話した時にはワクワクしましたが、その後、様々な壁にぶつかり、特に集客と費用面での難しさが課題となっております。
ただ、着物を着る機会を作り始めて、周りの方々から「いい事してるね!」「着物を着る人がいると華やかだね!」「着物を着るイベント楽しみしている!」また着物を寄付してくださった方々から感謝の言葉をいただくことで、私たちの活動が確実に多くの方々に喜んでいただけていることを認識しています。
この活動でより着物の魅力を再発見し、広めていけるように、皆様の温かいご支援をお願いいたします。
着物プロジェクトさんのイベントはいつも楽しいので2/16の大イベントもとっても楽しみにしています😊