プロジェクト内容
①当NPO団体、連携NPO団体で石川県内の子ども食堂にフルーツの配給を行います。
②配給するフルーツは基本的に「地産地消」とし、石川県内各地域の地元業者を利用します。(配送コスト削減と共に、地域とのつながりを深める目的もあります)
③このプロジェクトに賛同する全国の生産者や市場関係者に、市場に出せない不揃い品などを低コストで提供を行ってもらう募集を行います。
ご存じの通り、石川県では元旦に震災に見舞われ、行政・ボランティアともに多くの人員がその対応に追われている状態です。地域によっては子ども食堂の開催もままならない所もまだあります。
しかし、どんな状況下であっても「子供たちの元気な笑顔をつくりたい!」そんな一心で企画したプロジェクトです。
このプロジェクトの目指す最終形 「全国に笑顔を!」
今回、私たちは地元石川県でプロジェクトを発足しますが、今回のプロジェクトにて得たノウハウを同じ想いを持つ全国のNPO団体と共有したいと思っています。
※具体的な共有内容は、下記4項となります。
1.子供食堂との連携方法(子ども食堂への説明用の資料などを共有)
2.業者、品物の選定、発送の手配方法
3.寄付(フルーツ、野菜)の受け取り確認方法
4.農家、市場関係者との交渉方法や、提携実績の共有
今回の活動を単発で終わらせることなく、知識やノウハウを全国のNPO団体で蓄積&共有することで、より迅速な支援体制を整えたいというのが本プロジェクトの最終目標です。
■「旬のフルーツで笑顔を!」プロジェクト発足までの背景
近年、共働き家庭の増加に伴い、子ども食堂の需要が急増しています。
子ども食堂は約10年ほど前より発足しましたが、現在では全国に9,000か所以上存在しています。(これは全国の公立中学校の数とほぼ同数です!)「子ども食堂」という言葉は、10年前はなじみのない言葉でしたが、ここ近年ではすっかり社会に浸透しました。
時代の変化に応じて、急速に数が増えた子ども食堂。
これからも、その数が増えていく事は非常に有意義な事です。
しかし、それと同時に、多くの課題・問題が浮かび上がってきたことも事実です。
そしてその課題の多くは、現場の努力だけでは解決できないものばかりです。
以下に、大きな課題を二点挙げさせていただきます。
課題その① 多くの子ども食堂が予算不足、人不足
皆さんは「子ども食堂」を運営するのに、どんな資格や認可が必要か知っていますか?
答えは「特に必要な資格、許認可は無い」です。
それゆえ、地域の有志・NPOやボランティア団体など様々な人々が子ども食堂を運営することができます。この柔軟さは大きなメリットであり、近年急速に活動を広げる事ができた成功のポイントと言えます。
それと同時に、デメリットも存在します。
それは、「善意、寄付、補助金で成り立っているゆえに低予算のケースが多い」という事です。
地域にもよりますが、多くの場合は常時運営ではなく曜日・時間帯限定で開催されるのが一般的です。食材も運営者の負担以外に、地域住民や農家からの寄付、フードバンクからの支援などで成り立っているのが現状です。
課題その② 生鮮食品の寄付は集まりにくい
前項でも取り上げましたが、多くの事業者は低予算で運営している状態です。
ゆえに、生鮮食品の寄付はとても集まりにくいです。
配送コスト、保存・衛生面での対応などを考えた場合、日持ちのする食材の方が効率が良いのは事実であり、現状を踏まえればこれは仕方が無い事です。
■子供たちに本当の「旬の食べ物」を知ってほしい!
旬の食材は、美味しいだけでなく栄養も豊富。
季節の味覚には人を笑顔にする力が有ります。
しかし、現代の日本では、食材の旬というものを失いかけています。
これはとても残念な事です。
これは私が訪問した小学校でブドウが出た時の話ですが、子供たちに「ブドウっていつが一番美味しいと思う?」と聞いたところ、すぐに答えられる子はほとんどいませんでした。今の子供たちにとってブドウは「一年中食べられるもの」という認識のようです。
旬を意識した食事は大切です。
しっかりとした味覚の育成のみならず、なぜその季節が旬なのか、またその生産者や生産方法について学ぶきっかけとなり得ます。
少し大げさですが、旬の食材を食べる事は「日本の文化を学ぶ事」とも繋がるのではないでしょうか。
このプロジェクトでは、子供達に笑顔を届けるとともに「食育」という面でも、多くの学びを得る機会を与えたいという気持ちが込められています。
■元気と笑顔を届ける!
今回はクラウドファンディングにより、皆さまのお力を借りる機会を得る事が出来、とても感謝いたしております。
今年、石川県の一部地域の子供たちは大変な思いをしました。
まだ、子ども食堂の形として再開できないところも多くあります。今回のプロジェクトは、地元のNPOとして少しでも早く実現したい一心で立ち上げたプロジェクトです。
「子供たちに元気と笑顔を届けたい!」
皆さんのお力添えで実現することを心より祈っております。
■リターンについて
感謝の気持ちを込めて、オリジナルNFT(下記のようなイラスト)を製作しお送りします。
※下記の画像はサンプルです。作品は全て1点もののオリジナルとなります事をご了承ください。
※5,000円のご寄付をいただいた場合は、ご希望であれば作品に寄付者様のお名前を刻銘する事が可能です。
★NFTとは?
1点物のオリジナルのイラストとご認識いただければ結構です。
オリジナルNFT(石川県の美しい風景Ver)
作品名:能登の夕方
作品名:夜の庭園
オリジナルNFT(フルーツで笑顔をVer) ※寄付者様の刻銘ありバージョン
★ご希望でしたら作品内に寄付者様のお名前を刻銘させて頂きます。(入れない事も可能です)
作品名:TARO YAMADA が届けた笑顔
※リターンの受け入れには、メールアドレスが必要であります事をご了承ください。
■寄贈先
・こまつ子ども食堂
・笑顔の子ども食堂ネットワーク-GOHAN
※最終的には石川県内全域の子ども食堂に寄付を行う計画です。
■寄贈内容、方法
※生鮮食品なので、量はその日に集まる予定の子供達の人数により変わります。
①金沢市中央卸売市場、南加賀公設地方卸売市場の関係者より、「今どんなものが旬か」、「割安に提供できる食材」などの情報を得る。
②各子ども食堂と連携し、当日必要な量を把握。(月1回/1施設あたり30食分程度を想定)
③発注、配送の手配。(ボランティアスタッフで配送できる場所は自ら配送する予定)
※これらの活動内容は随時報告いたします。
※皆様から頂いたご支援は全て、上記内容で使い切ります。
■スケジュール
2024/9月下旬 クラウドファンディングスタート
2024/11下旬 募集終了
2025/1月初旬 第一期 配送開始
※食材の仕入れ・配送以外の活動(子ども食堂との連携、市場関係者との連携)は前倒しで、既に随時行っている状況です。
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