こんにちは。GAGAFESTを主催しております、かじーと申します。
ラインナップも出揃い、昨日プレイベントも無事に終わりました。このタイミングで、ガガフェス開催の背景や想いをお伝えさせてください。
GAGAFESTは、バンドマンでもない、音楽が大好きな普通のサラリーマンや個人事業主などが始めたDIYフェスです。
元々は打ち上げ花火をあげようというイベントが成功し、音楽が好きな仲間とやっていたので、そこからから派生して、フェスにしたいよね!となってガガフェスが生まれました。
第一回は、舞洲にて手探り状態でスタートしました。
何もかもが初めてで、わからないことだらけ。
なかなかブッキングとかもわからない。そんな中でも沢山の素晴らしいアーティストに出演頂きました。
そして開催にこぎつけることができましたが、開催出来たという喜びと至らぬ点が多く反省点の残る初回でした。
その直後にコロナ禍が到来し、個人でフェスを開催するのは現実的に難しく、数年間は悔しい思いを抱えながらも開催を見送るしかありませんでした。
そして迎えた第二回2023年。
会場をBEATCAMPに移し、たくさんの素晴らしいアーティストに出演していただき、これが自分たちの理想に近いガガフェスかもしれないと思える形に少しずつ近づいてきました。
ただこの年も、開催直前まで天候に悩まされ、ギリギリまで中止を検討する事態に…。
それでも雨の降る中ですが天気が持ちこたえたのかどうかもわからないギリギリの状態でしたが、なんとか開催出来ました。
そして昨年のGAGAFEST2024は、2023年の経験もあり、嵐の脅威を目の前に、キャンプフェスとして開催は難しいとの決断をし、荒天のため開催直前に中止となりました。
開催を目前にしての判断は本当に苦しく、関係各所への謝罪、返金対応、補填作業などを行う中で、「中止になったんだ…」という実感と共に精神的にもどんどん落ちていきました。
1年かけて準備したものがすべて崩れてしまい、大きな喪失感。そして金銭的な損失も数百万円単位となり、もうフェスは無理かもしれないと思っていました。
それでも、スタッフの仲間たち、出演予定だったアーティストの皆さん、お客様、友人たちから、本当にたくさんの励ましの言葉をいただきました。
「来年、絶対リベンジしよう!」「また行きます!」その声に背中を押されて、心が動きました。
もう一度、ガガフェスをやろうと。
開催を決めたものの、毎年悩まされてきた天候問題…。
でも、晴れたときのBEATCAMPは最高なんです。
そして何より、南出さん・中庭さんという信頼できる現地スタッフがいる。だからこそ、今回のリベンジ公演も「絶対にBEATCAMPでやる」と決めました。
今年は晴れると信じて準備しています。
金銭的にも厳しい状況でしたが、「気の持ちよう次第」と自分に言い聞かせながら、残りの貯金を切り崩し、生活を見直し、副業にも挑戦して、なんとか開催に向けた体制を整えることができました。
そしてせっかくリベンジするなら、昨年を超えるような、新たな挑戦をしようと決意し、2days開催という大きな決断をしました。
2days開催となると今まで以上にブッキングに力を入れないとと思いました。
出演者のブッキングも、今まで通り飛び込み営業スタイルです。ライブを観に行って直接想いを伝えたり、お問い合わせフォームから熱を込めてオファーしたり。
業界にコネがない中で、正直、昨年までは全然相手にされないことも多く、悔しい思いもしてきました。
でも今年は違いました。今までの積み重ねと本気度が伝わったのか、多くのアーティストの方々から出たいと言っていただけました。
学生の頃から聴いていた憧れのバンド、自分の人生に刻まれている大切な音楽、最近心を動かされたアーティスト。
本当に大好きで、自信を持ってお勧めできるラインナップが揃いました。
最高のラインナップも揃い、なんとか今年の開催にはこぎつけましたが、来年以降の開催はの未定です。
やりたい気持ちはもちろん、めちゃくちゃあります。
でも、現実は甘くなくて、金銭的にも個人で続けていくには限界が見えてきています。
今年の結果次第では、来年以降の開催を断念せざるを得ない可能性も、正直かなり高いです。
それでも僕は、GAGAFESTという場所を、続けていけたらと願っています。
このガガフェスを通じて出会えた人、音楽、景色、それらが生まれる瞬間、場所を、繋いでいきたいです。
アクセスのハードルはあるかもしれません。でも、少しだけ腰を上げて、ぜひ今年のGAGAFEST24→25に遊びに来てください。
続けていくためにクラウドファンディングでのご支援や、イベント情報の拡散という形で力を貸していただきたいです。
よろしくお願いいたします!
残り2日!




