プロジェクトの実行者について
IRIS(愛知部活動問題レジスタンス)は、愛知県を拠点に活動する教職員組合です。地方公務員法第53条に基づき、2021年11月に愛知県人事委員会に職員団体登録を行っています。これまで、岐阜・香川・兵庫・千葉・京都・沖縄・徳島・高知・愛媛・横浜・東京の各都府県・政令指定都市人事委員会への登録を済ませました。2024年9月1日現在、北海道・宮崎・宮城・岩手の人事委員会にも登録申請中です。
このプロジェクトで実現したいこと
IRIS系組合を全都道府県に拡大したいと考えています。PEACH(全国部活動問題エンパワメント)加盟の組合と併せ、全都道府県で組合が結成できれば、既存の大手組合を上回るネットワークが構築されたことになります。そうなれば、部活動問題を中心に文部科学省と交渉を行うことも夢ではありません。交渉時間の大半を部活動問題に割くことはどの大手組合にもできませんので、文科省との交渉によって部活動問題を解決に導くには、IRIS系組合を全国に広げる以外方法はありません。
プロジェクト立ち上げの背景
組合結成には、現地の先生方3名以上の協力が必要です。3名以上集まったら結成大会を行い、規約制定や役員選出など、法令で定められた手続きを行います。
ほとんどの地域では、組合に全く加入したことのない方が初めて参加されますので、すでにノウハウを蓄積しているIRISが主導的な役割を果たす必要があります。これまで開催された結成大会では、どんな遠隔地であってもIRIS代表が必ず現地を訪れ、現地の方々と直接お話をしてきました。いくらオンラインの時代になったとはいえ、初対面の方がどういう方なのかを知ったり、地域の問題を詳しく知ったりするには、現地を訪れることが不可欠です。2回目以降は、交渉の依頼などがない限り現地を訪れることはほとんどありませんが、少なくとも初回だけは必ず訪れることにしています。
移動には交通費や宿泊費などがかかります。いくらかであればIRIS代表個人が負担できますが、これからも全都道府県を訪れていくとなると、個人負担では限界があります。IRIS系組合の活動は公益性のあるものだと考えていますので、活動の趣旨に賛同してくださる教職員や市民の皆様に対し、広くご支援をお願いする次第です。
これまでの活動と準備状況
この夏、北海道・宮崎・宮城・岩手を訪れ、結成大会を行いました。これにかかった費用は、今のところIRIS代表個人が負担しています。
今後の予定として、栃木では組合結成の準備がほぼ整っています。それから、福島もメンバーは揃っています。他にも、北陸など、組合結成の機運が高まっている地域がいくつかありますので、ふとしたきっかけで話が進展し、結成大会の日時が決まることになると思います。これまでの経験からすると、おそらく秋から冬にかけて、4つか5つくらいの地域で組合結成が実現できると思います。
不確実な話で資金を募るわけにもいきませんので、今回のクラウドファンディングでは、北海道・宮崎・宮城・岩手の訪問に実際にかかった費用について、資金を募りたいと思います。今後の結成にかかる費用については、改めてクラウドファンディングを立ち上げたいと思います。仮に今回超過達成した場合、余剰資金は次の組合結成に使用します。
リターンについて
結成大会を開くたびにXで報告を行っていますが、支援者の方には、裏話的なことも含めより詳しい報告をさせていただきます。
スケジュール
8月3日 IRIS北海道結成大会(札幌市)
8月20日 IRIS宮崎結成大会(西都市)
8月22日 IRIS宮城結成大会(仙台市)
8月23日 IRIS岩手結成大会(盛岡市)
秋〜冬 関東・東北・北陸などで結成大会(見込み)
12月 リターン発送
最後に
各地に教職員組合は存在しますが、構成員の高齢化、活動のマンネリ化、当局への押しの弱さ(御用組合化)、高額な組合費、部活動問題への対応の弱さなど、多くの問題を抱えています。しかしながら、多忙化や人手不足が深刻化する中、今ほど教職員組合が必要とされている時はありません。
IRIS系組合は、組合に入ったことのない方や、既存の組合に失望している方に対し、納得できるオプションを提供します。詳しくはこちらのnote記事をご参照ください。
IRIS系組合の拡大をご支援いただくことは、教職員の労働環境改善を通じて、子どもたちの教育の質を高めることにもつながります。教職員だけでなく、保護者や市民の皆様にも幅広くご支援をお願いいたします。
ご不明な点がありましたら、IRISのXアカウントまでDMでお問い合わせください。
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