タンザニアに幼稚園を建て、教育に恵まれない子どもへの支援活動をしたい。

教育を必要とするタンザニアの子どもたちのために幼稚園を建てたい。

現在の支援総額

1,102,000

110%

目標金額は1,000,000円

支援者数

34

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/15に募集を開始し、 34人の支援により 1,102,000円の資金を集め、 2025/06/01に募集を終了しました

タンザニアに幼稚園を建て、教育に恵まれない子どもへの支援活動をしたい。

現在の支援総額

1,102,000

110%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数34

このプロジェクトは、2025/03/15に募集を開始し、 34人の支援により 1,102,000円の資金を集め、 2025/06/01に募集を終了しました

教育を必要とするタンザニアの子どもたちのために幼稚園を建てたい。

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🌼100万円達成ありがとうございます🌼

みなさんのおかげでクラファン終了まで50日以上を残して目標額に達成致しました。

まさかまさかの早期達成に感謝以外の言葉が見つかりません。建前ではなく自分自身が一番驚いています。「タンザニアに幼稚園を建てる」と聞くと、ありがたいことに僕を立派な人間だと勘違いしてくださる方がいます。謙遜するのは野暮なので持ち前の眩しい微笑みで「えへへ」「そうでしょ」と享受していますが、半分はそうは思っていません。というのも、心の底からこの国の子どもたちを救いたいのであれば僕は政治家にでもなるか、途上国支援をしている大きな組織に加入した方がよほど彼らの為になると考えているからです。

しかし僕は自分でタンザニアという国を選び、自分で幼稚園を建てることを決めました。学生時代と一昨年の渡航で惚れたこの国と人々の為に自分ができる事をしたい。そこで困っている人がいるのであれば力になりたい。目に見えない大勢を救うことよりも、いま自分の目の前にいる子どもたちのために保育士である自分ができる事をしたい。そもそも何千、何万を相手にできるような器でない事は重々承知なので、まず一つの幼稚園を建てようとしているのです。そして何よりこの国を放っておけなかった。共働きの家庭はほとんどないためニーズは保育園というより幼稚園になってくるのですが、あったとしても教育の質が低い。酷い所では3才の子どもへの体罰が横行している始末。幼稚園という教育環境の提供に合わせ、こういった課題への改善にも取り組んでまいります。みなさんから頂いたお金を大切に使わせていただき、一人でも多くの子どもの笑顔に変えていきます。

自分のやりたいことに挑戦する事ができ、それを誰かから応援してもらえる事の喜びは僕にとって何よりもの励みになります。大変なのはきっとこれからでしょうが、今のこの気持ちを忘れずにいようと思います。


🦖引き続き応援をお願いします🦖

正直なところ物価の差があるとはいえ、100万円で幼稚園の建設費用全てが賄えるかといえば難しいところです。電気をはじめとした机や椅子、黒板といった教室内の設備だけでなく教材費やトイレの建設なども考慮するともう少しみなさんのご協力が必要です。なので、このクラファンが終わる5/31(土)まで引き続きサポートをよろしくお願いします。


🦭自己紹介🦭

こんにちは。かんです。僕は元気なアラサー小柄男性保育士です。

都内の保育園を退職後、世界中を旅して訪れた約30カ国で出会った子どもたちに絵を描いてもらいました。帰国後にはクラウドファンディングを実施し、昨年8月に都内の美術館にて『世界の子ども絵画展』を開催しました。さらに3月22日〜23日にかながわ県民センターにて同展覧会の開催が決定しています。

そして次なるプロジェクトとして、この度アフリカ大陸に位置する国、タンザニアにて幼稚園を建てる事が決定いたしました。

アフリカ、タンザニアの現状

アフリカは現在、貧困・格差の拡大、不安定な政治・治安、不十分な衛生状態、水・食料の不足、インフラの未整備、環境の破壊、人権の侵害等の社会課題に直面しています。それに付随してここ数年前までの数波に及ぶ新型コロナウイルス感染症への対応は、こうした課題の解決をより困難にすると同時に、財政負担を増大させ、自律的な経済回復を難しくしています。

これらの社会課題は人々の生活に以下のように影響しています。

・妊産婦や新生児の死亡率が依然として高く、栄養不良の子どもの割合が多いこと。とくに母親が10代の場合の、子どもの死亡率がより高い。

・安全な水の普及やトイレの設置が進まないこと。学校でもトイレや手洗い、給水施設が整っていないために、学校を途中でやめてしまう子ども、とくに女の子が多いこと。非公式教育も普及していないため、中退した子どもたちの復学が難しい。

・小学校への入学率が下降しており、とくに障害がある子や女の子にその傾向が顕著である。

・思春期の若者、とくに女の子の間でHIVの感染が急速に拡大している。

・多くの子どもや若者が十分な教育を受けないまま、労働市場に流れ込み、過酷な労働条件と搾取にあえいでいる。

途上国のなかでもアフリカの識字率は他の地域と比べて低い傾向にあります。
総務省が2023年にまとめた統計データによれば、アフリカでもっとも識字率が低い国はチャドで26.8%。また、アフリカの平均識字率は63.1%ですが、女性だけで見ると56.2%とさらに低くなります。ギニアでは男女間の識字率に約30%の差があり、男女間に大きな教育格差があることがうかがえます。非識字のまま大人になると、文字の読み書きを必要とする職に就けず、貧困から抜け出すことがますます困難になります。

ならば子どもを学校へ行かせればいいじゃないかという話なのですが、経済的な理由で学校へ行けなかったり、教育環境が整っていない地域がまだたくさんあります。さらには子どもが労働をしているために通学する時間を確保できない、そもそも親が学校へ通えなかった為に教育の必要性を理解していないといった問題もあります。

そんな中で保育士の自分が子どもたちの為に何かできる事はないだろうかと考えた末に、幼稚園の設立に至りました。タンザニアの義務教育は6歳からになるので幼稚園はそれよりも前の年齢の子どもを対象にするのですが、この時期である子どもにこそ教育が必要であると僕は考えています。幼稚園という一つの共同体で他者と関わり共に育ち合う事は子どもにとって初めての社会経験となり、生きる為に必要なことを学ぶ機会になるからです。また、保護者が子どもを学校へ通わせるハードルを低くする役割を担うでしょう。子どもが学校へ行くのが当たり前という認識を持ってもらうことで小学校への進学が当たり前になり、子どもが十分な教育を受けることで先述の課題への解決に繋がるのではないでしょうか。


👨🏻‍🌾子どものために幼稚園を建てたい👨🏻‍🌾

実は世界中を旅した目的は子どもの絵を集める以外にもう一つありました。
学生時代から関心のあった発展途上国への支援活動について、世界中をこの目で見たうえで自分がどのようにして関わっていきたいかを考えたかったのです。
大学を卒業してから数えると既に8年も経っています。僕の途上国に住む子どもの力になりたいという気持ちはずっと変わりませんでしたが、将来彼らの手助けをしたいと志すことは逆を言えば僕が行動に移すまで彼らに貧しい状態でい続けてもらう事を望んでいるのと同義ではないのかと考えることもあり、自分がこの界隈に関わる必要が本当にあるのだろうかと葛藤がありました。

転機が訪れたのは人生で2度目のタンザニアへ行った時のこと。
以前ホームステイをさせてもらった地域には確認できるだけで2、3ヶ所しか幼稚園がなく、小学校でさえも人数に比べると学校の数は十分とは言えず、複数の生徒で一つの机に身を寄せ合って板書をしていたことを覚えています。徒歩圏内に学校がないからスクールバスという名のハイエースで信じられないほどの人数でぎゅうぎゅうになって乗り込んで通う子たち、30分以上かけて徒歩で通学する子もいました。

あれから8年経った今、その地域には目を見張るほどたくさんの学校が建てられ、子どもたちの元気な声が校舎からよく聞こえました。道路が舗装され、電気が通り、少しずつ暮らしが豊かになったことで人々の暮らしにも影響が出ているようでした。しかしそれは都市部に限ったことであり、田舎や郊外にはまだまだ学校や幼稚園が足りてないというのが現状なようです。

🍤先生のためにも幼稚園を建てたい🍤

当たり前ですが、幼稚園を建てれば先生が必要になります。したがって大人に就労先を提供できるということです。タンザニアの就職率は日本ほど高くはなく、特に多くの女性は働きたくても働けないという事実があります。子どもを支援する目的が他の人たちの助けにも繋がるのであれば、一つでも多く学校があってもいいと思うのです。

ある幼稚園を訪れた時、その現状にショックを受けたことがありました。ほんの3歳の子どもに英語を話す事を強要して母国語のスワヒリ語を話す事を一切禁じ、少しでも言葉にしようものなら木の枝で先生が子どもの腕を叩くのです。その先生たちは学校を卒業しているものの、自分達が同じようにして教育を受けたからその教え方をするようで、せっかく幼稚園に行っているのに少しも笑顔を見せない子どもたちを見て胸が苦しくなりました。先生を育成するという意味でも、自分がこの国に幼稚園を建てる理由とその価値を見出しました。

🥦タンザニアの現地NGOと協力します🥦

僕のタンザニアと子どもへの想いを聞いた現地ボランティア団体であるAFEDで代表をしているタンザニア人のベンが協力してくれるのを約束してくれました。彼とは8年前からの付き合いで、ホストファミリーの親戚に当たる人物です。肉や魚の味が好きではないという、宗教や思想からではなく味覚が理由でベジタリアンに傾倒した世界で稀有な存在。

タンザニア現地ボランティア団体『AFED』について

AFEDは、包括的な開発、平和、社会正義、持続可能な開発、環境尊重、その他多くのコミュニティに焦点を当てたプロジェクトを促進するボランティア組織、非営利、非政治および非宗教組織です。

🇹🇿経歴🇹🇿

2018年 ボランティア団体AFED設立。

貧困に伴う若年層での子育てからの脱却や将来的な女性の社会進出を目指して未成年の女の子を支援するプロジェクトを開始。月経についての教育、生理用ナプキンの無料提供を行う。

2019~2020年 再利用可能な生理用ナプキンの作り方の指導を行う。

2020~2021年 誰でも通うことの出来る技術開発センターを設立。

コンピューターや裁縫、楽器の演奏などの技術を無料で学ぶことが出来る。貧困や教育を十分に受けて来られなかったなど、さまざまな課題を抱える人の就労への支援活動を行う。

2021年 農業支援の一つとして、AFEEDの土地内で現地で栽培できる食物の栽培の指導を開始。

     現在約17種類の果物を有機栽培している。

2022年~ 孤児が中等学校(日本でいう中学校、高校)に通うための支援として、教育奨学金の導入する。

                現在15人の孤児を学校へ通わせている。 

🌼Facebookページはこちら🌼

ざっくりいうと、日本でいう職業訓練校を運営し、学校に通うことが難しい生徒や女性の社会進出への支援をしている団体です。幼稚園が出来たら彼とそのNGO団体と一緒に運営に携わっていこうと思っています。大きな心配の一つだった「建てた後どうすんねん問題」は解決しています。皆さんからのサポートをきちんと活用出来るよう僕が現地に行きます。(上の写真でしゃがんでいる左の男がベン。)

今後の見通し

3月~6月 クラウドファンディング

9月 タンザニアへ渡航 NGO団体を通して建設会社へ幼稚園設立の依頼

11月 タンザニア内陸に位置する街イリンガにて幼稚園の着工。同時進行で職員の採用を行う。

完成後は幼児園をプレオープンし、体験入学と園児募集を行う。

2026年 1月 開園

※このクラウドファンディングはAll-in方式なので、仮に目標金額に達成しなくても幼稚園設立の資金の一部として充てさせていただきます。

※目標金額に達さなかった場合の不足分は私の自己資金で補填します。

※皆さんからの支援額や現地の状況によって計画通りに進まないことがあります。

👴🏻最後に👴🏻

高校生の頃、漠然と「子ども」と「海外」に魅力を感じていました。
大学生になったら夢を語るようになり、
社会人では自分の人生のその先に光を感じていました。
仕事を辞めていざ始めるとなるとこの選択で良かったのか、他にやり方があったのではないかと葛藤することが多くなり、ふと自分の足元を見ると道がないように感じて夢なんか見なければ苦しい事はないのにと沈む夜もありました。自分の選択を呪った日もありました。でも、これをやらずに後悔する自分を想像する方がしんどかった。

そして今、ようやくその実現への大きな一歩を踏み出そうとしています。
勝手に始めて既にたくさんの人に迷惑をかけていると自認していますが、僕と一緒に、遠く離れた国の知らない子どもを笑顔にし、彼らの明るい未来の礎となる場所を作るお手伝いを皆さんにしていただけたら嬉しいなあと思います。また、いつか出来上がった幼稚園を見に来て欲しいなあなんて妄想しています。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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