自己紹介
私たちの暮す「秦野」は神奈川県の西部に位置する魅力あふれる街です。
私たち「秦野八重桜協会」は、秦野の里山やその麓に広がる田畑、そして日本で有数の栽培数を誇る伝統的な「八重桜」を広く知っていただくこと、また秦野の未来に向けた取り組みに挑戦することを目的に、市民有志によって設立され、活動を行っています。
日本有数の栽培量を誇る「八重桜」を使用し、多くの方々の協力を得ながら、「秦野八重(hadanoyae)」という商品を開発しました。春の清々しい桜の香りをお楽しみいただきながら、リラクゼーションと美肌の効果が期待できる「桜湯」をぜひご堪能ください。
本協会は2024年度に一般社団法人化し、2025年度には公益社団法人化を目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
今年の11月にフランスのパリとコルマールで開催されるジャパンウィーク®(フェスティバル)で、秦野八重(hadanoyae)を展示し、現地のバイヤー(小売業者、食品卸売業者、輸入業者など)と輸出交渉を行うとともに、欧州の人々に日本の八重桜文化の魅力を紹介したいと考えています。
このプロジェクトは、フランスで開催されるジャパンウィーク®(フェスティバル)に秦野八重桜協会が参加するため、参加費用(100万円)、秦野八重(hadanoyae)の商品化費用(250万円)、および現地渡航と商品輸出の費用(150万円)を合わせた総額500万円の支援を求めています。
※参加費用には、現地バイヤーとの商談会の開催費用や展示に必要な輸出費用などが含まれます。
プロジェクト立ち上げの背景
秦野は、都会では体験できない、古き良き日本の原風景を残す素晴らしい里山と、そこに暮らす人々や自然に恵まれています。秦野たばこ祭をはじめとする様々なイベントが官民一体となって開催され、ホームページやFacebookを通じて積極的に情報発信が行われています。しかし、いわゆる「バズる」現象を引き起こす決定的な要素は、まだ見つかっていませんでした。
秦野で生産される八重桜は、特に「関山」と呼ばれる品種は、その紅色が濃い蕾を七分咲き前にのみ収穫するという厳しい基準に従っています。開花期には、家族全員が朝早くから夕方まで、約2週間にわたり、一つ一つの蕾を手作業で慎重に摘み取り、不要な枝や軸を除去する繁雑な作業を行います。
また、八重桜が成熟すると、高さは7メートルから10メートル近くに達することがあり、収穫作業は非常に危険です。これは、約7メートルの梯子を使い、その上でバランスを取りながら蕾を摘む作業を行うためです。
2024年4月に秦野の有志によって設立された「秦野八重桜協会」は、秦野の八重桜農家が愛情と努力を込めて育てた関山種の「蕾」を使用し、「秦野八重(hadanoyae)」として独自に商品化しました。
また、先述の通り、秦野八重桜協会は2025年度に公益法人化を目指しており、この事業からの収益は秦野八重桜の栽培促進や後継者の育成を含む秦野の農業支援に役立てられます。
現在の準備状況
秦野八重桜協会は、2024年4月に秦野の八重桜農家から約180キログラムの八重桜(関山・七分咲き前の蕾)を買い取り、伝統的な手法で桜漬けを作りました。この伝統的な桜漬けを、長年の乾燥技術を駆使して風味と食感を保ちつつお湯で戻せる技術を持つ企業と協力し、特殊乾燥化に成功しました。製品名は「秦野八重(hadanoyae)」です。
桜の香りの主成分である「クマリン」は、ポリフェノールを凌ぐ抗酸化性と抗菌性を有し、解毒作用も確認されています。桜のエキスにはリラックス効果や美容効果(美白、美肌)が含まれており、ストレス社会に生きる現代人にとって、就寝前のリラックスタイムや心身を落ち着かせたい時に、「秦野八重(hadanoyae)」を手軽に楽しむことができます。秦野八重の桜湯は、従来の「桜漬け」に見られる桜の色と爽やかな香りを保ちつつ、人々が「おいしい」と感じる塩分濃度に調整されています。
そのため、「桜漬け」のような塩抜き作業が不要で、いつでも手軽に桜湯を楽しむことができます。また、秦野八重は「桜ごはん」や「洋菓子」にも使え、桜の美しい色と風味を簡単に味わうことができます。特殊乾燥された秦野八重は、粉末にして生地に混ぜるだけで、パンやクッキーを桜風味に変えることができます。
従来の桜漬けは食品分類で漬物とされ、海外輸出には多くの規定と手続き、許可が必要です。しかし、特殊乾燥技術を使用した「秦野八重」は漬物には該当せず、そのため海外への輸出障壁が低いです。さらに、乾燥により重量が30%以上軽減され、輸出(重量軽減)や保存(冷蔵不要)が容易になり、多くの利点を提供します。
22024年には、「秦野八重(hadanoyae)」を約100キログラム生産し、フランスで開催されるジャパンウィーク®(フェスティバル)で現地のバイヤーとの交渉を行う予定です。
また、2025年以降の「秦野八重」製造に向けて、秦野八重桜協会は事務所と「桜の塩漬け」作業場の設立を進めています。
「秦野八重(hadanoyae)」は、欧州市場で約1年間の価格調査を行った後、20グラムの標準パッケージ製品を日本円で6,000円~8,000円(2024年9月時点で約36.77~49.02ユーロ)という卸値価格で設定し、ジャパンウイーク®での現地取引を目的とした商談に参加する予定です。
「秦野八重」は、つくば市にある株式会社生体分子計測研究所で、桜の風味(味と香り)に関わる主要成分の抽出と測定技術を開発しました。これにより、お客様が安心して召し上がれるよう、また製品の品質を一定に保つため、成分分析の結果を随時ホームページにて公開し、情報を提供してまいります。(2024年度の情報は11月初旬に更新予定です)
来年(2025年度)の「八重桜」の仕入れ量を約1トンと見込み、秦野市の「八重桜農家」や
「桜漬け」の作業準備、特殊乾燥業者との調整を既に開始しています。
リターンについて
リターン品名称「秦野八重(hadanoyae)」を
以下の4点をリターンとしてご用意させていただきます。
・秦野八重(hadanoyae) オリジナルシールとお礼のメッセージをお送りします。
・2024年の「秦野八重(hadanoyae)」通常パッケージ製品(内容量20グラム)
おおよそ40粒程度(※)の八重桜(蕾)が包装されています。
日本での小売り額3,500円相当
※植物のため大きさには個体差があります。粒数は個体差により多少前後することを ご了承ください。
・2024年の「秦野八重(hadanoyae)」欧州特別仕様パッケージ製品(内容量30グラム)
おおよそ60粒程度(※)の八重桜(蕾)が包装されています。
日本での小売り額6,000円相当
・2024年度以降の「秦野八重(hadanoyae)」欧州特別仕様パッケージ(内容量
30グラム)を5年間定期的にご提供させていただきます。
毎年おおよそ60粒程度(※)の八重桜(蕾)が包装されています。
※植物のため大きさには個体差があります。粒数は個体差により多少前後することを ご了承ください。
製品のご提供時期は、収穫・漬込み・特殊乾燥・包装/梱包を実施しまして、上記の
各リターン品共に各年の12月に発送させていただきます。
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」
スケジュール
9月下旬 HP開設完了
ジャパンウイーク申込み完了
「桜漬け」漬込み完了・特殊乾燥依頼
10月 中旬 特殊乾燥完了
下旬 個別包装など製品化完了
クラウドファンディング終了
11月 フランス ジャパンウイーク出展・商談
2025年度八重桜買取についての説明会開催
12月 欧州輸出準備
「漬物作業所」認定取得
リターン発送
最後に
フランスで開催される「ジャパンウィーク®(フェスティバル)」に「秦野八重(hadano yae)」を出展するにあたり、皆様のご支援をいただきながら進行させていただきたいと考えております。
秦野八重桜協会は、2年間にわたり八重桜の栽培農家や関係者と協力し、秦野の伝統的な「桜漬け」文化への理解を深める活動を基盤にして開始され、現在も活動を継続しています。正式な設立は2024年4月でしたが、その前からメンバーは基盤作りに努めていました。
秦野八重桜協会は、日本全体で約70%の生産量を占める秦野の八重桜と、秦野に古くから伝わる八重桜文化を未来へ継承する活動を行っています。秦野八重(hadanoyae)を国内外に展開し、得られた収益を秦野の八重桜農家に還元することで、高齢化や後継者問題に取り組み、秦野の地域活性化に寄与します。
何卒ご支援とご協力を賜りますように宜しくお願いいたします。
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