いつも応援頂きまして有り難うございます
『DreamHorseClub』の河井です♪
今日は朝から曇りで、午後からは雨もポツポツ・・何だか肌寒い1日でしたね
皆様、お風邪など引かれません様に・・・
さて前回からの続きです
そんなこんなでバタバタと馬達の行き先を探しておりました。牧場では、餌は何とか食べさせてやって頂けましたが、厩舎に入れる事が出来ず放牧地に野放しのまま月日も1ヶ月が経とうとしていました。いつも一緒にいた6頭。出来る事なら、バラバラにすることなく同じ場所に移動させてやりたい・・そんな人間の思いで、長く放牧地にいさせてしまったことを今では、たくさん悔いています。雨の日もあったでしょう・・冷える夜もあったかもしれない・・野生動物に怯える夜もあったかもしれないです。1番落ち着けるであろう馬房に入れず、どんなに心細かったでしょう・・・
今だにあの子達は1頭だけになると嘶いて、ソワソワ落ち着かなくなります。心のケアも必要ですね・・・
1日も早く連れておいで!!!
そんな中、事情を聞いて下さったスタッフの恩師が、「それは大変だ。とにかく1日も早く連れておいで。1ヶ月も野放しにしてたら、馬が取り返しのつかない事になる。取り敢えず連れて来てから後の事は考えたらいいから」と・・・とにかく、馬達の事を1番に考えてくださったその言葉に私達は、躊躇うこと無くすがりつきました。
6頭一緒に・・やっと6頭一緒に移動する事が出来る(泣)本当に泣きました(泣)
いそげ!! 6頭の大移動!!!
有り難い事に行き先は決まりました。次は馬を運ぶ馬運車の手配です。しかし、またここで不運が重なります。「1頭だけなら」「6頭も一度に運べる様な馬運車はありません」「北海道まで行く便がないので2週間位先なら〜でも6頭は無理ですねぇ」
そうなんです。馬の移動は簡単ではありません。タイミングが合わなければ運べないのです。
いや、いや、私達には時間がない(泣)とにかく、急がないと・・・そんなやり取りをしている中、移動先の主様がお知り合いの牧場様に声をかけて下さって、無事、馬運車の手配が整いました。有り難すぎる現実と幸運を持った馬達を思い、私達は手を取りあって喜び、泣きました(泣)しかし、不安もなかった理由ではありませんでした。北海道から岡山までの移動は馬運車で28時間位かかります。フェリーにも乗ります。しかも、20歳超えの馬が3頭もいます。とにかく無事に岡山まで辿り着いて欲しい・・・ただ祈るしかありませんでした(無事を確認するまでは胃が痛くて大変でしたっけね)
次回に続く・・・