
震災から今日でちょうど一年が経ちました。
まだ復興には程遠い状況ですが、今年は無事に元旦を迎えることができました。
私たちの主な生業は底曳漁でしたが、震災により海底に網を引けなくなり、七尾湾での漁は困難になりました。もし牡蠣養殖に挑戦していなければ、漁師を続けることは難しかったと思います。
壊滅的な状態になった七尾湾で、奇跡的に見つかった稚貝。
この稚貝を希望の光として一年間大切に育ててきました。何十回も試行錯誤を重ねた結果、次に繋がる方法を見つけ、ようやく牡蠣を出荷できるまでになりました。
さらに名古屋、金沢、大阪、東京での初イベントでは、多くの方々から励ましをいただき、大きな勇気をもらいました。中には私たちの話を聞いて涙を流しながら応援してくださる方もいて、その姿に胸が熱くなりました。イベントが終わった後、こっそり涙したのはここだけの話です。
まだまだ課題は山積みですが、来年、再来年と新たな目標を持てること、そして応援してくださる方々の存在が私たちの大きな支えです。
これからもより良い牡蠣を育て、復興と地域の再生に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思います。
最後になりますが、皆様からのお力添えをいただけますと幸いです。
これからも応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。



