みなさま、はじめまして。
映像作家、音楽家の吉岡徹です。
このたびは、本ページに来ていただきありがとうございます。
神奈川県の隅っこで、ひっそりと映像制作を行っていましたが、演劇ユニットteamACTのみなさん出会ったことで、長年、温めていたこの企画をはじめることができました。
少し、前置きが長くなりますが、とても重要なことなのでお話しさせてください。
▼生きづらさを感じていませんか?
「他人の評価が気になる」
「自分の気持ちや意見を言えない」
「失敗した時、自分を責めすぎてしまう」
「人のことを人一倍うらやましく思う」
「注意や否定をされると、自分のすべてが否定されたと思ってしまう」
上記の項目に当てはまる方はいますか?
多く当てはまるものがあれば、より生きづらさを感じているかと思います。
それは、みなさんの心の中に「インナーチャイルド」を抱えているからかもしれません。
▼「インナーチャイルド」とは?
「インナーチャイルド」とは、悲しみや傷を抱えた子供のままの人格のことをいいます。
時に深刻で、上記の項目のような感情や行動を、無意識下で引き起こしている場合もあるほどです。
残念ながら現在の日本では、こういった価値観から起因する「自分に対する無価値観、自己否定感情」を抱えた人々を多く抱えているのかもしれません。
加速化していく自殺者の数が物語っていると言えるでしょう。
▼「自己否定からすべてがはじまっている」
現在、マスコミで発表されている自殺者の数は3万人と言われていますが、それ以外でも、警視庁では10万人以上もの変死者が報告されているようです。
残念ながら、遺書がない限り、いかに自殺と言えるような死因でも、変死者としてカウントされているので、実際の自殺者の数は10万人以上とも言われています。
そんな深刻な問題と、正面で向かい合った時、一個人の人間に、何ができるのでしょうか?
これはもう、資本主義、競争社会の価値観や常識などを見直すほかにないのですが、
まずは「本来の、ありのままの自分」を取り戻すのが先決だと、僕は感じています。
「ありのままの自分」とは、他人の意見に流されず、自分の意思、意見を自由に表現でき、自分の感覚を大切にできる状態だと言えます。
▼映画「True Dance 」を制作するまで
そもそも、この企画をスタートさせたきっかけは、僕自身のうつ病の体験からでした。
生まれてこの方、ずっと世間とのズレを感じていた僕は、社会に順応できず、成人してからも就職せずに、フリーターとして、ふらふらしていた時期がありました。
そしてある時、こんな自分ではダメだと思い、音楽活動を始めました。
音楽スクールに通いながら、掛け持ちしていたバイトの職を準社員に一本化し、休みの日は路上ライブに出るという日々。
半年間ほど、ほぼ休みなく仕事と音楽活動の日々を続けると、ある月は20万ほど、路上ライブで稼げる日もありました。
そうして成果は上がっていたものの、通っていた音楽スクールとの方針の違いから、何もかもが嫌になったある日、布団から出られなくなりました。
その後、一年間ほどの療養を余儀なくされます。
一日中、床に伏せながら、考えていたことは、自分は世の中に対して「価値のない人間なんだ」ということでした。
頑張ってもプロとして認められない=自分の音楽は、社会のなんの役にも立たない。
そんな自己否定のサイクルから抜け出せず、精神を病んでいきました。
ですが、ある時、気づきました。それはすべて、自分が「他人軸」で生きていたから苦しかったんだと。
成功し、メジャーデビューしているミュージシャン、ちゃんと経済的に自立している友達など、他人と自分を比べて、劣等感を味わっていただけだったのです。
その時期から、心理カウンセラーの方からカウンセリングを受け始め、
幼少の頃に得た未浄化なトラウマとも言える「インナーチャイルド」の存在を知りました。
この「インナーチャイルド」こそ、今作のコンセプトでもあり、企画を始めたきっかけでもあります。
そして、さらにはこの「インナーチャイルド」を引き起こす根源にあるのが「世代間連鎖」の価値観によるものだと気づいたのです。
親の親から引き継がれた教育や価値観を、知らずのうちに子へと引き継いでしまうことを「世代間連鎖」といいます。
今作の主人公・祥子も、親からの過剰な期待や偏った価値観によって、自身の個性を尊重されない環境で育ったことで、様々な迷いや葛藤、存在不安などに悩まされています。
そういった「インナーチャイルド」「世代間連鎖」の価値観から遡ると、戦後から始まった教育や、高度経済成長によって、ないがしろにされてきた
「人、本来の在り方」に行き着きました。
この映画を通して、「ありのままの自分」とは何か、問いなおすきっかけになればと思い、今回の映画の制作を始めました。
▼映画「True Dance」あらすじ
好きだった踊りが、ある日の怪我によって遠ざかる。
祥子は焦る気持ちと、不安に襲われながら、日々を過ごしていると、大学の同級生の秀美と出会う。
大学で映画サークルを主催している秀美は、一緒に映画を撮らないかと、落ち込んでいる祥子を誘うのだった。
ゲームオタクの大樹、大学の清掃員の啓太、演劇にストイックな美紀子、ビデオカメラマンの鴨井、そして、サークルの顧問であり、心理学を教える助教授の田宮。
そんなサークルの個性的な面々によって、新鮮な気持ちを取り戻す祥子は、怪我の療養中に、映画に出ることを決める。
そんな折、母から、来年の就職に備えて、この怪我を期にダンスを続けることに疑問を投げかけられ、祥子はまた落ち込んでしまうのだった。
祥子を見かねたサークルの面々は、田宮にカウンセリングをしてもらうことを勧める。
意を決し、祥子は田宮のカウンセリングを受けることになったのだが、幼き日に母から受けた遺恨、両親の離婚、祖母の死などの、様々な負の感情、トラウマが浮上し、困惑してしまうのだった。
▼映画の見所
主演のひかりさんによる、映画・演技・ダンスのコラボレーションも見もののひとつです。
ひかりさんと出会ったことで、今作のイメージが膨らんでいったのも事実です。
今後、プロジェクト期間中に、ひかりさんのインタビュー動画なども掲載していきますので、ご期待ください!
またteamACT主宰の優太さんとひかりさんによる、カウンセリングシーンには、
心理背景を監修していただいた、岩田糺さんと大空千紘さんによるアドバイスも加わり、スリリングな内容となっています。
ひかり
熊本県出身。2月8日生まれ。
2012年から現在までミュージカルグループMono-Musicaにて数多くの舞台に出演。その他、女性二人組のダンスユニット オセロとしてLIVEなど多数出演、振付も手掛ける。
2016年に日本大学藝術学部演劇学科を首席卒業。
大学では西洋舞踊を専攻。その他ラジオ、映画など幅広く活動中。
2014年 ミス日芸グランプリ(『四月は君の嘘賞』W受賞)
2015年 練馬警察署一日署長
2015年 GAKUSEIBU(江古田駅) イメージガール就任
優太(ゆうた)
teamACT主宰。2004年に佐野穏生と同チームを結成。
映像・舞台・アクション絡みなどの仕事を請負。
2013年1月、団体初の舞台公演を実施。
池上カイ名義で脚本・演出も担当。
チームのメインシリーズである「ピカイチ殺人事件シリーズ」第一作を発表。
以下、多くの方に支持され2015年現在、番外編を含む全5作品を公開。
主な活動履歴
映画
◇「ソラに染み込む」貴志役(主演)
◇「Exchange」幸人役(主演)
◇「セイザーX」
◇「理由」
ほか
ドラマ
◇「私が恋愛できない理由」
◇「歳時記」
◇「轟轟戦隊ボウケンジャー」
◇「獣電戦隊キョウリュウジャー」
ほか
舞台
「ピカイチ殺人事件」(作・演出・出演)
「ピカイチ殺人事件2」(作・演出・出演)
「ピカイチ探偵事務所」(作・演出・出演)
「ピカイチ殺人事件3」(作・演出・出演)
「ピカイチ殺人事件~泡沫のアイドル~」(作・演出・出演)
「未来電話」(作・演出・出演)
「サンタがうちにやって来た!」(作・演出・出演)
「マルナゲドン」
「警視庁鈴鳴署刑事課!」(作・演出・出演)
ほか
そのほかの出演者の詳細も、日を追ってご紹介していきます!
出演:山崎華歩 廣川潤(コンプハウス) 櫻井里菜 鈴木祥高 及川崇治(演劇集団ふれる~じゅ) 田口勝久 佐野穏生(teamACT) 藤堂光結 マーガレット(イゴールのお部屋) 沢水志之 (劇団ムーンライト)
▼映画「True Dance」上映日・上映時間など
上映場所:ステージカフェ下北沢亭
上映期間:2016年8月19日~21日の3日間
上映時間:約50分
▼プロジェクトの今後
今回のプロジェクトでは8月を皮切りに、第一作目を序章として約50分の映画を上映していきます。
第一作目としているのは、この作品だけでは、今回のテーマや社会的な背景などが描ききれないため、
まず、8月の上映会を成功させ、今後は舞台化と、二作目となる長編映画化に繋げることを目標にしています。
▼資金の使い道
・プロモーション費 80,000円
(チラシ制作・ネットプロモーション費など)
・映画制作費の一部 120,000円
(機材費・交通費・人件費など)
・上映費 80,000円
・その他、本サイト手数料
▼リターンについて
・映画「True Dance」上映チケット進呈
2016年8月19日(土)~21日(日)
下北沢亭での上映イベントのチケットを進呈いたします。
・映画「True Dance」サウンドトラック「今を踊る」を進呈
地域創造音楽家コウイク・シマのサウンドと「Cape Town」のソングライトのコラボレーションとなる映画主題歌「今を踊る」を収録したメモリアルなサウンドトラックを進呈いたします。
・映画「True Dance」本編DVDの進呈
・映画「True Dance」本編ブルーレイの進呈
・映画「True Dance」プライベート試写会のご提案
監督自ら、プロジェクター、スピーカーなどを持参し、全国各地へとお邪魔します。
本プロジェクトの理念「ありのままの自分を見つける」活動のご賛同者や、お友達を集めたり、ご自身が開催するイベントとのジョイントなど、臨機応変に対応いたします。
また当創作ユニット「Cape Town」による主題歌の歌唱なども行います。
・映画「True Dance」のノベライズ小説の電子書籍を進呈
主人公・祥子の視点で綴った今作のノベライズを、全12回に渡って電子書籍にて毎月配信いたします。
登場人物の感情の機微や背景など、映画では語られなかった部分を楽しめるだけでなく、本プロジェクトの核心にも触れられる内容になっています。
・映画、出演者を使ったCM映像製作
企業・個人事業主の方向けではありますが、映像作家の吉岡徹が、今作に出演する俳優さんたちにご出演していただき、完全オリジナルなCM映像の制作を行います。
▼最後に
僕らが目指すべき目標は「芸術で社会を変える」ことです。
みなさまには、このプロジェクトに参加していただくことで、「ありのままの自分」が持っている、純粋なパワーに気づいていけるよう、プロジェクトを進めていきたいと思っています。
しかし、現在は予算持ち出しで制作している状態です。継続させて続編につなげるためにも、応援して頂ける方、
ご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
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2016/10/18 22:04こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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