シェニール織(再織さいおり)は、ヨーロッパを起源としたシェニール織物が、
明治時代初期の日本に伝わったものです。
美しいシェニール織を手に入れた、和歌山県高野口の生まれである前田安助氏が
この織物を作りたいと苦心の末、日本独自の再織を作り上げました。
明治10年頃に創案された再織は、明治から大正、昭和の初めにかけて
テーブルクロスやカーテンとして海外へ輸出され好評を博しました。
昭和30年代になると、製造方法が非常に複雑で手間のかかることから、
姿を消すこととなりました。
昭和58年から、通産省や和歌山県工業技術センターの協力を得て、
伝統の技術と先端の技術を用いて再織の開発に取り組み、
年を経て、再び再織を完成することとなりました。
近代化された再織も一日数メートルしかできない希少価値のある織物です。
そのため、デザインの決定から製品まで、およそ半年前後の時間を要します。
シェニール織は別名「再織」とも呼ばれます。
シェニールとはどういう意味?
なぜ「再織」とも呼ばれるのでしょうか?
普通のタオルハンカチより丈夫で長持ちなのはなぜ?
ループ状のパイルの断面をカットすることで、引っ掛かりがなくなります。
そのため生地が痛みにくくなります。
そして蒸す・洗うなどの加工を経て、
表面は非常になめらかでベルベットのような風合いになります。
シェニール織といえば、黒いベースに花柄を
思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが昨今では、黒ベースはむしろ減り、
明るい花柄やフルーツの柄、犬や猫の柄など
今までとは違った柄が好まれる様になってきました。
そのなかでも特に人気を博すのが、現在では百貨店のみならず、
ペットショップ、雑貨店、イベントなどでも展開している
犬や猫をモチーフとした柄のハンカチです。
今現在のラインナップは、広く飼育されている犬や猫のみの展開ではあるものの
さまざまなイベント、ペットショップなどに出店し、直接
ペットオーナーさんの声をお聞きしています。
そしてリクエストに応え、少しずつではありますが、あまり
メジャーではない犬種にも及びつつあります。
ほとんどのペットオーナーさんは、シェニール織ハンカチの購入の経緯を
「うちの子に似てるから」
「うちの子の犬種(猫種)」だから購入しました。
または
「〇〇さんの好きな犬種(猫種)だから、プレゼントに」
と仰います。
自分用に買い求めた時、贈答用に買い求めた時
「自分の(あの人の)好きなペットの柄はあるだろうか?」
だけど、ラインナップになくて、がっかり…
という経験をしたことがあるのではないでしょうか。
そこで、日本国内生産で高品質、
小回りが効き、小ロットもこなせるという強みを生かし
シェニール織だけでなく、一般的な製品でも
ほとんどもしくは全く見かけたことがない種類のペットたちに焦点を当てました。
一般的な飼育度合いで言うと少し下がる、
うさぎ・ハムスター・インコ・トカゲなどの
「エキゾチックアニマル」と呼ばれるペットたち
このペットたちのオーナーさんに向けてお届けしたいと考えています。
リターンは6種類のエキゾチックアニマルでお届けします。
スケジュール
プロジェクト実施期間:2024年12月中旬〜2025年1月末
リターン品生産:2025年8月末~2025年10月
リターンお届け:2025年10月下旬頃から順次お届け
実行者
弊社は「アーンジョー」ブランドでシェニール織のハンカチや小物バッグなど「レアフィール」ブランドでオーガニックコットンを原料としたハンカチリネンのハンカチなどを自社で開発・製造・販売しております。商品は全国主要百貨店やインターネットショップ、一部ペットショップでお取り扱い中です。
東京ヘッドオフィス 東京都豊島区南池袋2-14-12 山口ビル3F
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