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有機素材で手間ひま掛けて作るパンを今より量産できる工房を作りたい

有機素材を玄米酵母で長時間発酵させた“力強いパン”を沢山の人に届けたい。その為に工房を大きくして製造量を上げたいプロジェクト。

現在の支援総額

160,000

3%

目標金額は5,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

23

有機素材で手間ひま掛けて作るパンを今より量産できる工房を作りたい

現在の支援総額

160,000

3%達成

あと 23

目標金額5,000,000

支援者数8

有機素材を玄米酵母で長時間発酵させた“力強いパン”を沢山の人に届けたい。その為に工房を大きくして製造量を上げたいプロジェクト。

「MOON RIVER BREAD」の有機JAS認証パンを製造販売している、株式会社つきのわ 氏次敬恵(うじつぐ ゆきえ)と申します。

現在は有機食品の宅配 ビオ・マルシェ様、GOOD NATURE HOTEL KYOTO 1FのGOOD NATURE STATION様、BIORAL箕面キューズモール店様でお取り扱い頂いております。(9月末まで)

(株)千趣会様 ベルメゾンでの販売、(有)健友交易様のPB商品「ちびころちゃん」の製造を手掛けたりしておりました。


また、自社オンラインショップでも販売しております。(9月末日終了)

有機JAS認証パン事業は在庫限りで終了となります 


現工房の退去を10月に控え、移転費用に融資を申し込んでいたものの審査が予想外に長引いてしまいタイムアップ 有機パン事業が存続の危機に

申し込みから3ヶ月も掛かった審査は結局通りましたが融資の実行が最遅で9月下旬になると言われ、10月の退去に間に合わないので泣く泣く辞退するというまさかの展開に。有機パン事業を継続できなくなった為、急遽取引先へ報告し9月末で取り引きを終了する手続きを進めました。

あまりに長引く審査に嫌な予感はしていたものの、突然パンが焼けなくなった事態に茫然自失。取引先にもご迷惑をおかけしてしまい、いつも食べて下さっていたお客様にもお届け出来なくなり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかしここでパンをやめなければならないことが、どうしても腑に落ちません。

MOON RIVER BREADのパンにかける思いを広く伝えて、食べてみたい!応援したい!と思って下さる方々に力になっていただきたいと、今回のプロジェクトを立ち上げました。


MOON RIVER BREADのパンに込められた想い

ごくごく身近な大切な人に元気になってもらいたい一心で作り上げたパンが、13年の時を経て今では沢山の人に食べて頂けるようになりました。


パン作りの素人が理想のパンを作り出し、MOON RIVER BREADに至るまでの経緯を振り返ります。


13年前、妊娠中に無性にパンを欲する様になり、巷に食べたいパンが無かったので自分で作ろうと思い立ったのが始まりでした。パン作りは何度かトライするものの失敗ばかりで挫折していた私でしたが、当時の異常なパン欲求に突き動かされ、頭の中にある理想のパンを何としても作り上げたいと真剣に向き合うことに。

『体に元気をつけるパン』『どっしりとしていて噛むほどに旨いパン』を目指して、小麦全粒粉と発芽玄米ごはんを練り合わせた生地を玄米酵母で発酵させるパンの開発に没頭。発酵の世界は奥深く謎めいていて、失敗パンを沢山食べながらいつも迷路の中を彷徨っていました。

そんな最中、病気になった大切な知人のために『究極にパワーのこもったパンをプレゼントしよう!』と心に火がつき、有機原料を使って手間ひまの限りを尽くした『薬パン』が生まれ、無事に贈ることができました。(薬事法で『薬』の文字を商品名に入れるのはNGということで、のちに『ムーン』という名前に変更)薬パン(現在のムーン)

理想のパンが焼き上がり、身の回りの人たちに『薬パン』を配りまくっているうちに買いたいと言ってくださる方がちらほら現れ、営業許可を取ってパン屋を始動。子育てをしながらカフェで販売して貰ったり出張販売やイベント出店をしていました。パン作りのコツを掴んで食べたいパンを次々生み出していた時期でもありました。

MOON RIVER BREAD始動から独立へ

その後、離婚をしたり移住をしたりと大きなライフイベントを経ながらも細々とパンを焼き続けていましたが、ある会社からお声がけいただき有機パン事業を始めることに。もともと有機素材を好んで使っていたので味とレシピはそのままに、商品自体に有機JAS認証を取得しました。2021年 MOON RIVER BREADの誕生です。当時はコロナ禍で食に対する健康志向が高まっていたので、安心して食べられて美味しい有機パンに期待が寄せられていました。


しかし、高価格帯のパンはそう易々とは売れませんでした。赤字が1年ほど続いたころ安価路線への転換を打診されましたが相容れず、有機パン事業の継続を決意し独立。2022年 株式会社つきのわを起業しました。

前会社の厚意で工房はそのまま使わせていただく事が出来ましたが使用期限が設けられました、工房の移転を目標に据え  卸売業に力を入れる方向で取引先を増やしていきました。


原料価格の高騰とインフレに苦しんだ一年

コロナ禍が明けると、原料価格の値上がりとインフレの波が押し寄せて来ました。
商品価格の値上げに世間の買い控えムードも加わり、売り上げは下降傾向に。じりじりと原料価格が上がり続ける中、値上げを抑えて薄利多売するしかないと思い、更に取引先を増やして製造量を上げていきました。

現在の工房は狭くて機械も小さいので製造量がMAXに到達しても経営状況は依然厳しく、パン事業の存続には製造機器の大型化が必要でした。

取引先も割引セールの企画など親身に協力して下さり何とか踏ん張って耐えましたが、自分ひとりの体力・能力の限界まで達していました。 

このままでは体が持たない。働き方も見直さなければならないタイミングでした。




パン事業の再開に向けて見直すこと


新たな製造機器の導入と製造スタッフの雇用

→販売価格を抑えつつパン事業を持続する為には生産力を上げる必要があります。製造機器を新たに導入することで「捏ねる」「焼く」にかかる時間を短縮できる。

また、製造補助スタッフを募集して自分の体力を守ります。


主食系パンをメインに、菓子パンはその時調達しやすい素材で作る

→有機素材は流通量が非常に少なく、特にナッツやドライフルーツは近年猛暑による不作や突然の欠品、異常な値上がりなどが相次ぎ安定供給が非常に困難になっていました。無理して全種のラインナップを作ろうとせず、調達可能な範囲内で作る方向に変えます。


製品の有機JAS認証を外す

→加工パンに有機JAS認証を付けるのは、現実的では無いと思い至りました。その理由は2つ。

①高額な認証使用料
ただでさえ高価格帯になる有機パンの商品価格に認証使用料を反映できずにいました。

②膨大な書類作成業務
有機農業認証協会に提出する書類作りのために、毎日時間と手間がかかっていました。事務スタッフに助けてもらっていましたが、製造者が記録する部分も多く負担になっていました。 

以上の理由から、経費削減と作業効率の向上のため今後有機JAS認証は取得しませんが
商品から有機JAS認証を外しても、今まで通り有機原料を使うスタンスは変わりません。


厳選素材で作る体に優しい焼き菓子を作っていきたい

→これまではパン作りに手一杯で全然手が回らなかったのですが、焼き菓子作りに力を入れていきたいと思っています。



リターンについて

リターンとして、【 パン詰め合わせ 】【 デザイン 】をご用意します。


【 デザイン 】について

昔、印刷会社で商品パッケージの企画デザインの仕事をしていたこともあり、デザインの仕事をパン事業と並行して続けてきました。パンは季節によって売れ行きに波があるので、注文が少ない時期にはデザインの仕事を入れたりしながら食い繋いできた感じです。

会社(お店)のロゴ・名刺・パンフレット・キャラクター・ショップカード・シール・販促チラシ・商品ラベル・商品パッケージ・ホームページ・看板・のぼり・店舗デザイン・Tシャツなどオリジナルグッズ

など手掛けてきました。

「こんなものが欲しい!」という頭の中のイメージを形にするお手伝いをします。

メールでやり取りしたり、お電話でお話を伺う中で湧いてくるイメージを形にして、一緒に仕上げていく流れになります。


- - - - MOON RIVER BREAD関連の制作例 - - - - - 


[ MOON RIVER BREADのプロダクツいろいろ ]

[ 健友交易様 PB(プライベート・ブランド)商品のイメージキャラクター&ラベル、販促用Tシャツ ]


今後のスケジュール


2024年9月 クラウドファンディング開始
2024年10月 移転先を探す、大型厨房機器の発注 
2024年11月 移転先内装工事、デザインのリターン開始
2024年12月  新工房への移転完了
2025年2月 パンセットのリターン順次発送開始  


最後にごあいさつ

食べ物の大切さをいつも感じています。

日々ストレスフルで重労働で睡眠不足の私は、食べるものに気を使っています。

体が資本なので、調子を崩さないように & パフォーマンスを上げる為に、普段の食事は出来るだけ有機食材で出来るだけ手作りして、大切な体にエネルギーを補給しています。

仕事柄あまり寝れませんが、大きく体調を崩すこともなく、ほぼ年中無休でパンを焼き続けられるのは食べ物の力が大きいと感じています。

とはいえ、たまに食べるジャンクフードも大好きです。あのガツンとくるおいしさ。 甘いものもそうですが、癒し・娯楽として楽しめばいいじゃない?と思っています。 日々たくさんのストレスを浴びながら頑張っている脳を、たまには甘やかしてあげることも大切だと思っています。
「今日はマックのポテトとコーラな気分!」みたいな時は、素直に従って幸せを感じています。 

        ⭐︎                                 ⭐︎                                  ⭐︎           ⭐︎

失敗パンや試作パンを朝食に食べることが多いですが、食事を作る側としてはやっぱり朝はパンが楽だなと感じます。甘い口ならジャムをつけたり、しょっぱい口ならチーズをのせて焼いたり、その時の気分に合った食べ方が手軽にできるのがいいですね。パンのある朝は献立を考える負担が少し軽くなります。


玄米カンパーニュ

手軽でアレンジも自在なパンが冷凍庫にあれば、忙しい朝も安心です。

素材と製法にこだわり抜いたMOON RIVER BREADのパンが、元気に1日を始める一助になれたら嬉しいです。



ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

お手元にパンをお届けできる日を楽しみにしています・・・

                              

MOON RIVER BREAD  氏次 敬恵 




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

  • 現工房からの引越し費、製造機器の購入

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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