プロジェクトの実行者について
こんにちは!私たちは京都市立高校の20人の生徒で構成される「グローバルリーダー育成研修11期生」です。2024年の夏、私たちはカンボジアのプノンペンで屋台ビジネス体験プログラムサムライカレープロジェクトに参加しました。このプログラムの中で訪れた現地の無償フリースクール「愛センター」に屋台の売上を寄付する機会を得ました。
「愛センター」とは
「愛センター」は2005年9月に、日本人女性渡辺藍さんによって設立されたフリースクールです。カンボジアの首都プノンペンの郊外で貧困層が多く住んでいる地域に位置し、小学生から大学生まで多くのカンボジアの子供達が通っています。カンボジアでは、クメールルージュによる大量虐殺などの影響で、教師や知識人が少ない状況にあります。そのため、カンボジアでは生徒を午前と午後に二分して通わせるという2部制が取られている学校が多くあります。「愛センター」では、そういった勉強を一日中したくても半日しか学校に通えない子供達に、無償で勉強の場を提供しています。例えば、午後から学校に行く子供達は、午前中「愛センター」で勉強を教えてもらいます。愛センターでは算数や英語だけでなく、日本語も習います。私たちが「愛センター」を訪れたとき、子どもたちは日本語の歌で出迎えてくれました!
しかしながら、「愛センター」は無償のフリースクールのため、常に切り詰めた資金で運営されています。彼らには安定した継続的な支援が必要です。このプロジェクトはそんな彼らの未来を支えるために必要な資金を集めるために立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちの目標は、「愛センター」を広く知ってもらい、持続的な支援を行うことです。現地の子どもたちがより良い教育環境で学べるよう、教材や設備の充実を図るための資金を確保したいと考えています。クラウドファンディングを通じて集めた資金を「愛センター」への支援に充てるとともに、センターの活動を多くの人に知ってもらうための広報活動としても展開したいと考えています。
カンボジアの雨季は夕方にスコールのような大雨が降ることが多いです。愛センターの教室は屋根はありますが教室のすべての方向に壁があるわけではないので、どうしても水が入ってきます。またその屋根は雨漏りもするので、教室の中や庭、トイレ前など水びたしになってしまいます。
今のままでは大量に降って過ぎ去っていく大雨はその瞬間だけでなく、教室内のくぼんでいる部分(特にトイレ前が不便)に水を残していきます。
そこで私たちは子供たちがよりよい環境で勉強できるように、「浸水部分のかさ上げ」を実現したいです。そうすることによって、大雨のあとでも平らな地面の教室で勉強したり、遊んだりできます。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトを立ち上げた背景には、私たちがカンボジアで実際に体験した感動と感謝の気持ちがあります。プノンペンでの屋台ビジネス体験を通じて、「愛センター」に触れ、その活動に深く共感しました。現地の子どもたちが教育を受けるために必要な支援を続けていくためには、私たちのような若者の力が必要だと感じました。そこで、クラウドファンディングを通じて多くの方々に「愛センター」の存在を知ってもらい、支援を広げることを決意しました。
これまでの活動と準備状況
現地プノンペンでの研修の中で、私たちは愛センターに通うこどもたちと一緒に遊びました。英語や日本語がほとんど通じない子供たちでも、抱きついたり手をひいたり追いかけたり、たくさん遊びに誘ってくれます。言葉が通じなくてもこれほど楽しく遊べるのは、彼らが無邪気でとっても人懐っこいからでしょう。かわいい子供たちと触れ合い、愛センターの先生の話を聞いて、少しでもこの子たちの役に立てることがしたい、と思い、二日間のナイトマーケットの屋台の売り上げ約300ドルを寄付しました。
日本に帰ってきてからの私たちにもできることとして、「愛センター」について知ってもらう広報活動、支援してもらうためのクラウドファンディングを計画しました。
Instagram kyoto_gl11th
各SNSやメンバーの通う学校での情報発信をしています。
リターンについて
【オリジナルメモパッド1個】
【オリジナルメモパッド2個】
スケジュール
5月末〜 事前研修 @京都
7月22日~8月1日 グローバルリーダー育成研修 @カンボジア
8月末 事後研修 @京都
Instagram、ホームページNoteの投稿開始
12月21日 京都公立高校生成果発表会
2025年3月 クラファン始動
2025年月 リターン発送
最後に
私たちのプロジェクトを通じて、「愛センター」の存在を知り、支援の輪が広がることを心から願っています。私たち高校生が京都からできることは限られていますが、多くの方々のご支援とご協力があれば、大きな力となります。どうか、このプロジェクトに共感していただき、一緒に「愛センター」を支えていただければ幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
愛センターでの日常、子供たちの様子などがつづられているブログです。
愛センターのブログ https://ameblo.jp/aicenter-cambodia/
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