皆さん、こんにちは。
本ページをご覧頂き、ありがとうございます。
私は、伝統工芸を軸に「作る人と使う人を結び、作る幸せと使う喜びにあふれる世界を創り出す」活動をしている8PEACE(エイトピース)の八木温子です。
「伝統工芸品をそのまま海外に発信するのではなく、世界の職人、利用者と共にものづくりをすることが重要」と説いて、世界の伝統工芸をそれぞれの人や国、時代、環境に必要とされるスタイルにアップデートする活動を2022年より市川哲郎さんとはじめ、カタチにしてきました。
2024年4月、その想いに共感してくれた長崎県三川内焼の職人中里太陽さんと対話を重ね、在ルクセンブルク日本国大使館、そしてルクセンブルク在住の方からアドバイスをいただきながら、本プロジェクトを約8ヶ月間にわたり日々、1歩1歩、前へ進めてきました。
そして、ようやく2024年10月、互いの文化を象徴する作品が完成しました。
気に入って頂き、皆さんの日常を彩るアイテムとして応援購入して頂けると嬉しいです。
更には、1人でも多くの方にこの文化の架け橋プロジェクトを知ってもらい、一緒に文化の架け橋をつくる一員になって頂くこと、そして、2025年2月にルクセンブルクに行って国際交流を深めるための活動に支援頂くことで、他国との友好関係を深めながら、生活を豊かにする素敵なものづくりを生み出し、世界の伝統工芸文化の発展に寄与することを目的にクラウドファンディングに初挑戦しています。
文化の架け橋プロジェクトは、職人と他国に住む利用者の対話を通じて友好関係を育みながら、互いの文化と想いを結ぶ作品を新たに創造し、作る幸せと使う喜びにあふれる世界を創り出す取組です。
先日、中里太陽さんから「本プロジェクトを機に、今までになかった薔薇の花飾り細工の技法を新たに創り出すことができて、今後の三川内焼の発展に寄与することになった。」と嬉しい言葉がありました!
私は、職人の技術の向上だけでなく、利用者の方々にとって今までにない素敵なものに出会える機会をつくりだすことにより使う人の喜びにも寄与していきます。
文化の架け橋プロジェクトの特徴は、伝統工芸を通じて、利用者も職人もwinwinになる取組であることです。
利用者にとっての価値は、日本と世界の交流から、互いの文化と想いを結ぶことによって、皆さんの生活を彩る素敵なものづくりを生み出すことができること。
そして、職人にとっての価値は、技術の向上とものづくりの可能性を拡げることができること。
分断ではなく互いの文化を尊重し、結び合わせることで平和な世界へ!
世界の一部では分断が進む時代だからこそ、軍事的な圧力ではなく、伝統工芸という文化のソフトパワーを通じて、文化の融合をはかり、平和的な方法で世界と良好な関係を築く必要があると思います。
『文化の架け橋プロジェクト』の段階は今、③のフェーズにたどり着きました。
①【文化の出会い】職人と利用者の交流により顔と心がわかる関係を育む
②【文化の融合】 互いの文化と想いを結んだ作品の製作
③【文化の架け橋】世界との友好関係を共に深める ←今、ココの段階
④【文化の新創造】作る幸せと使う喜びを享受する
■プロジェクトのはじまり
はじまりは、2022年3月。幸運なことに、とある省庁関係者の勉強会にて発表する機会を得た私は、様々な国とコネクションを持つ国家公務員をはじめ、社会の第一線で活躍する方々に向けて「互いの文化を融合させ、国際交流による世界の伝統工芸文化の発展に寄与したい!」と想いを伝えました。
2023年11月、在ルクセンブルク日本国大使館から、ルクセンブルクにおいて日本文化をひろめる活動に関心はあるかと連絡を頂きました。例えば、在ルクセンブルク日本国大使公邸において毎年2月に開催されている在ルクセンブルク日本国特命全権大使主催天皇誕生日祝賀レセプションには、多数の政府要人/経済界のトップ/文化関係者らが招待されるそうです。
私は、国際舞台の場で世界に誇る伝統工芸と職人を知って頂くだけでなく、国際的な友好関係を深める絶好の機会になると思いました。
☆2024年2月 天皇誕生日祝賀レセプションについてはこちら (在ルクセンブルク日本国大使館ホームページ)
これまでルクセンブルクと縁もゆかりもなかった私は、ルクセンブルクと言われてもどこにあるのかピンと来なかったのですが、ルクセンブルクを調べてみると、フランス、ドイツ、ベルギーと国境を接している欧州の中心地で、67万人ほどの人口の半分近くが外国籍の人で構成されている多民族国家であること。また、「小さな大国」と呼ばれていて、神奈川県位の大きさの国でありながら、世界的な金融センターであり先端技術のハブにもなっています。
異文化への理解と協調性が高い国なので、文化を融合し、国際交流を深める本プロジェクトにとても適していることがわりました。
また、ルクセンブルク在住の日本の方に話を聞くと、ルクセンブルクの人にとっても日本はアジアの1つでどこかにあるのか、どのような文化があるのか残念ながらあまり知られていないと。
更に在ルクセンブルク日本国大使館から話を伺う中で、今までの天皇誕生日祝賀レセプションでは来場者に商品を紹介するのみという点で関係が終わっており、継続的なつながりを構築していくことができていないという課題があることがわかりました。
一方、文化の架け橋プロジェクトは交流を育むことを大切にしているので、点から線、そして面へと長期的かつ継続的な交流をするための企画であることを伝え企画化しました。
■プロジェクト始動
2024年3月、私は長崎県にある国の伝統的工芸品に指定されている三川内焼の中里太陽さんにプロジェクトへのご協力を依頼しました。なぜなら、中里太陽さんは2023年にNPO法人ZESDAと共に実施した日本の伝統工芸✕NY文化を融合させた活動に参画頂き、海外への発信にとても積極的であること、また中里太陽さんの代名詞である「菊花飾り細工」は皇室の紋章である「菊」と親和性があり、天皇誕生日祝賀レセプションでお披露目するのに適していると考えたからです。
☆NPO法人ZESDAホームページはこちら
企画名は日本以外の方でもわかるように英語「Heart Cycle Connections」としました。目的は、対話と体験を通じて互いの文化と想いを交流し、「文化を融合」した作品を生み出すことで作る幸せと使う喜びを実現すること。
ロゴは、「共鳴する柔らかな心」を7色の虹色グラデーションの波長を使って共鳴共振を表現し、外側の幾重にも重なる輪に「文化の融合による『和』の心の『輪』を拡げ、喜びの循環と連鎖」の意味を込めました。
①【文化の出会い】職人と利用者の交流により顔と心がわかる関係を育む
2024年5月、ルクセンブルクにある有名和食レストランNONBEの今村規宏シェフ、ルクセンブルクで働いている方に協力頂き、オンライン交流会を実施して文化交流を進めてきました。
今村規宏シェフとの意見交換会では、長崎県三川内焼の400年の歴史、中里太陽さんの平戸洸祥団右ヱ門窯の技の代名詞である菊花飾り細工の特徴を伝えると同時に、ルクセンブルクでは、菊花に良いイメージがないこと、また食事のシーンで好まれる器のテイストや柄など、日本とルクセンブルクの食文化における趣味趣向を話合い、共通点や相違点について理解を深めました。
中里太陽さんからは、「まるでルクセンブルクのレストランで食事をしているような想像ができるような内容で学びが多く、貴重な話を聞けて有難かった。」と。
今村規宏シェフからは、「偶然にも祖父のルーツが長崎県三川内山の近くであることもあり、地元の歴史や今まさに伝統を受け継いで頑張っている話を聞けて嬉しかった。」という声を聞いたときは、夜な夜なリサーチと資料作成の準備などで睡眠を削りながら進めてきた労が吹き飛ぶ瞬間でした。
同時に、作る幸せと使う喜びの実現に1歩また歩みを進めることができたことをとても嬉しく感じました。
交流会を実施するたびに本プロジェクトを続けていくことの意義を再認識することができています。
・画像:オンライン交流会の様子(NONBEの今村規宏シェフ・長崎県三川内焼の中里太陽さん・在ルクセンブルク日本国大使館 ・8PEACE 市川哲郎さん・八木温子)
度重ねたオンライン交流会を通じて、私たちは下記3点を実現することにしました。
1.作品には日本を象徴する花「桜」とルクセンブルクを象徴する花「薔薇」の細工及び絵付けを施すこと。
2.人口1人あたりのコーヒー消費量が世界一であるルクセンブルクの文化を反映するため、日本で初めてコーヒーが伝わった長崎県にちなみ、長崎県の伝統的工芸品である三川内焼でコーヒーマグカップを製作すること。
3.2025年2月、在ルクセンブルク日本国特命全権大使主催天皇誕生日祝賀レセプションに出展し、本プロジェクトで製作した日本とルクセンブルクの文化を融合した作品をお披露目し、フィードバックを得ること。政府要人、議会関係者、現地企業トップなどの経済界関係者、盆栽や武道といった文化関係者らに向けて、「菊花飾り細工」デモンストレーションを実施し、細工が繊細で美しい中里太陽さんの作品を通じて、高い芸術性を誇る長崎県にある国の伝統的工芸品 三川内焼と物を大切に扱うという日本の精神文化をトップ外交の場において直接伝えたいと思います。
加えて、文化の架け橋プロジェクトのクラウドファンディングに支援頂いたみなさんのお名前を横断幕として掲示する他、日本からもルクセンブルクとの交流を通じた活動と意気込みも伝えてきます。
更には、2027年の日本とルクセンブルクの外交100周年を見据えて、天皇誕生日祝賀レセプションの他、現地の職人やレストラン、在ルクセンブルク日本国大使館にて未来を担う子供たちに向けた講演やワークショップを行い、欧州政府要人、経済界のトップ、文化関係者から幼児まで幅広い層とのネットワークを構築してきます。
②【文化の融合】 互いの文化を重ね合わせた作品の製作
中里太陽さんの技の新境地を切り拓いた薔薇の細工は、ルクセンブルクを象徴する花を表現するために本プロジェクトを通じて新たに生まれました。
薔薇の細工を生み出すにあたり、代々平戸洸祥団右ヱ門窯に受け継がれる明治期頃の絵の手本帳にある薔薇の絵を参考に、現代の感覚を掛け合わせた「薔薇花飾り細工」を考案してもらいました。
画像:代々平戸洸祥団右ヱ門窯に受け継がれる明治期頃の絵の手本帳にある薔薇の絵
使って頂く皆さんに喜んでもらいたい、そしてルクセンブルクと日本の友好関係を深めたいという想いを込めて、全て0からデザインを開発したオリジナル作品は、1つ1つ手作業によって作られています。
本プロジェクトは、文化交流だけでなく、日本とルクセンブルクの文化や習慣を理解し、想いを結ぶことで互いの文化を融合する作品を生み出しており、それらの作品を通じて更に多くの方に互いの文化の理解を深め、『文化の架け橋』を共につくることにつなげていきたいと考え、返礼品として展開します。
詳細は下記の■返礼品についておよび右側にある返礼品の紹介をご覧ください。
③【文化の架け橋】世界との友好関係を共に深める ←今、ココの段階
私は、想いが込められたものづくりは人を幸せにする力がある。と信じています。
なぜなら、私が服飾職人だった時、想いを込めてつくった洋服がお客様に喜ばれ、そして、私自身も使ってくれる人が喜んでくれることで作る幸せを感じた経験があるから。
伝統工芸は人が作り、人が使うものだからこそ、職人と利用者の想いを結ぶことで、作る幸せと使う喜びを作り出せる!と思っています。
それも、世界規模で。
この『世界規模』という所がポイント!
伝統工芸は世界規模で国際交流を深め、友好関係構築に貢献できると思っています。
その理由としては下記の3つ。
1つ目:その土地の生活や文化、受け継いできた歴史があるため、共感できるストーリーとして価値観を共有できるから
2つ目:伝統工芸は産業革命以前のものづくりであるため、基本的な素材が世界共通の自然素材である土、石、木、鉄といった地球にある万国共通であるから
3つ目:私の個人的な経験なのですが、アメリカで世界中から来られるゲストに着物を接客販売していた時、伝統工芸に関するたくさんの質問を受け、日本文化への興味関心の高さを感じたから
伝統工芸の可能性を世界職人、そして利用者の皆さんと共に探求活動を続けていくことで、伝統工芸文化の未来は可能性を切り拓いていきたいとの想いで、ただただ一歩を踏み出し続けてたら、
今回なんと!
素敵なご縁が紡がれ、ルクセンブルクで日本文化を普及する活動を行う企業グローバルリンク、欧州と日本の子供と親御さんに向けた教育を振興する団体スーパースピーチキッズアカデミー、バルセロナでアジアの文化振興を担う団体カサ アシアとバルセロナ産業芸術学校の計4団体からも招待を受けることができました!
しかし、私一人の力は限られています。
でも、1人でも多くの方に文化の架け橋プロジェクトを知って頂き、伝統工芸を通じた心の交流による国際交流関係を深める活動に支援頂くことで、大きな力にすることができたら、生活を豊かにする素敵なものづくりが生まれ、作る幸せと使う喜びにあふれる平和な世界をより強く広く推し進められます。
文化の架け橋プロジェクトを通じて、ハードパワーではなく、ソフトパワーによって世の中が明るく暮らせるより良い未来をつくるので、ご支援を宜しくお願いします。
【動画】プロジェクト企画運営者が語る!『文化の架け橋プロジェクト』にかける想い(6分)
400年間受け継いできた三川内焼の歴史と技術を世界にも発信したいと、2014年からメゾン・エ・オブジェ国際見本市(パリ)、アンビエンテ国際見本市(フランクフルト)、モノジャパン展示会(アムステルダム)、London Craft Week(ロンドン)にてデモンストレーションやワークショップの実績多数。
2015年にオランダ王室へ献上した三川内焼の作品は、現在ハーグ宮殿にて所蔵されており、かねてより国際文化交流にも貢献しています。
三川内焼を代表する長崎県無形文化財指定「平戸菊花飾細工」の技を代々受継ぐ平戸洸祥団右ヱ門窯。
一枚一枚手作業で花びらを切り起こしてできあがる菊の花びらは、とても繊細で、まさに超絶技巧。
わずか2cmほどの花に48枚の花びらを施す技術に「すごい!美しい!」の感動があります。
本プロジェクトでは、菊花飾り細工の技術をベースに日本を象徴する「桜花飾り細工」とルクセンブルクを象徴する「薔薇花飾り細工」の作品を新たに制作してもらいました。
今回のクラウドファンディングのために、平戸洸祥団右ヱ門窯(第18代当主 中里太陽さん)の返礼品は全てのアイテムをオリジナルで制作しました。
平戸洸祥団右ヱ門窯では、江戸時代から続く分業制による制作工程を、現在は家族全員が職人になって制作しています。1品、1品を手づくりなので、つくる数は限定数で、全て今回限りの限定品(特別限定バージョン)になります。
■中里太陽さんからメッセージ
平戸洸祥団右ヱ門窯では、江戸時代から続く三川内焼の代表的な伝統技法「平戸菊花飾細工」に根ざしたものづくりを続けています。江戸時代も職人による分業制であったように、
現在は私を含む家族全員が高い専門性(細工や絵付)を持った職人集団として、皆様に感動、共感してもらえるような器づくりを目指して制作に励んでいます。
【動画】世界に羽ばたく三川内焼職人 中里太陽氏が語る!『文化の架け橋プロジェクト』への意義&想い(3分50秒)
☆平戸洸祥団右ヱ門窯webサイトはこちら
長崎県佐世保市中心部から車で30分ほどにある山に囲まれた焼き物の産地で現在28窯が三川内焼を担っています。
三川内焼は、江戸時代に平戸藩の御用窯として栄え400年余の歴史があります。 将軍への献上品として、採算を度外視し、磁器の限界にあえて挑み、匠の手間をおしまない手仕事で繊細なやきものをつくり続けています。
透き通るような白磁に、繊細な藍色で描いた手描きの絵柄や、優雅な菊飾りを施した技法、厚さ1mm弱まで薄くすることで光にかざすと電球のように輝く技法など、手仕事によって生み出される芸術的な美しさが特徴です。
すべて手描きであること。一つひとつ、彫り起こすこと、くり抜いていくこと、塗り重ねていくこと。
それが、守り続けた誇り。
その高い芸術的価値と希少性のため、三川内焼は国内外の陶芸愛好家たちに愛され続けています。
☆三川内陶磁器工業協同組合webサイトはこちら
■プロジェクト背景
「文化を融合させて、日本と世界の架け橋となることで世の中にHAPPY&PEACEを生み出したい!」
これは、私が12歳の時から思い描いている夢です。
<夢の原点>
小学6年生の時、少年少女合唱団に入団していた私はヨーロッパにある教会で日本の童謡ふるさとを合唱しました。 そのとき、教会というヨーロッパの文化と日本語で歌う童謡が融合することで生まれたハーモニーの美しさに心が高揚し、「異なる文化の融合は新たな価値を生み出す」というインスピレーションを得ました。
<夢から実現へ>
15年以上に渡り、米国や欧州で伝統工芸の販売と販路拡大に携わってきました。
特に、アメリカのウォルトディズニーワールドで世界中からくるお客様に着物を着付けて販売する接客を通じて、私は、アメリカでは着物をキモノローブとして家に帰った後に着る日常着として使っていることに驚きました。なぜなら、呉服屋の娘として生まれた私は、着物は晴れの日に着るものだという通念を持っていたからです。
この原体験から、人・国・時代・環境が変われば求めるものが変わる!ということを身をもって感じました。
なので、私は日本の伝統工芸品をそのまま海外に展開するのではなく、『作る人と使う人の対話を通じて、共につくる』こと、そして『互いの文化を重ね合わせ、人や国、時代、環境に必要とされるスタイルにアップデートさせること』を大切に考えています。
④【文化の新創造】作る幸せと使う喜びを享受する
創る人と使う人の顔と心が見える関係の中で、互いの文化理解と尊重する。
そして、互いの文化を融合する作品を製作を通じて、友好関係を更に深める。
更には、世界中で作る幸せと使う喜びがあふれる平和な世の中をつくる。
それが私の実現したい世界です。
日本とルクセンブルクの文化の架け橋プロジェクトを成功させ、友好関係を深める本プロジェクトを国際交流のネクストスタンダードにしたいと考えています。
世界が作る幸せと使う喜びを享受できる状態になれば、私の目標である国際交流関係による世界の伝統工芸文化の発展に寄与できると思っています。
8PEACEは「HAPPY&PEACE」をビジョンに「作る人のHAPPY」と「使う人のPEACE」を通じて、創る喜びと使う喜びの循環(8)と連鎖(∞)を実現する活動をしている有志の集まりです。
8PEACEという名前には、かつて創り手だった私が大切にしてきた想い
「8=HAPPY:創り手は使い手が喜んでくれるものを創る幸せ。」
「 PEACE:使い手は創り手の想いを知る喜びと共に使う心地良さ。」
を実現するという想いを込めています。
☆8PEACEのホームページはこちら
■日本文化を担う工芸が置かれている厳しい状況
皆さんは、伝統工芸とその創る人達が厳しい状況にあるということをご存知でしょうか?
ここ40年ほどに起きた高度経済成長期による工業製品の普及やライフスタイルの変化により、伝統工芸に携わる人が激減しています。 その数、なんと約40年で23万4千人減少しています。
(従事者数データ 1979年:288,000人/2020年:54,000人)
※出典:一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会webサイトより現状 / 文化庁webサイトより経済産業省令和4年7月製造産業局伝統的工芸品産業室
例にもれず、長崎県にある国の伝統的工芸品である三川内焼も最盛期の明治期は職人は510人いましたが、現在ではおよそ30人まで減少していています。
伝統工芸は天然草木・漆・鉄・陶磁器やガラスなどの食器や調理道具、衣服といった日々の暮らしを豊かに彩るアイテムはもちろん、お祭り、神社やお寺、歌舞伎や能など様々なところで日本の文化を支えています。
伝統工芸の従事者が減っていくと、日本の文化を継承する人が減り、日本文化が失われると代々日本人が大切にしてきた精神性も失われてしまうことにつながるのではないかと危惧しています。
受け継いできた文化・歴史があり、世界共通の自然素材を使い、日本文化における世界の興味関心が高く、何よりも想いを込めてつくることができる伝統工芸は可能性に満ち溢れている!ということを本プロジェクトを通じて証明していきます!
■支援頂いた資金の使い道
「文化の融合を通じて国際社会に貢献する」というビジョンを実現させるべく、本プロジェクトを企画運営する私たち8PEACE、そしてビジョンに共感し共にルクセンブルクと対話を重ねてきた中里太陽さんも同様にここに至るまで、有志でやってきました。
支援頂いた資金は、繊細で美しく高い芸術性を誇る中里太陽さんの作品を通じて、在ルクセンブルク大使公邸にて開催される天皇誕生日祝賀レセプション他、欧州2ヵ国4都市にて国際交流を深めるためのイベントに参加するための渡航費や必要な材料費等に充てさせていただきます。
私 八木温子、市川哲郎さん、中里太陽さんは、ルクセンブルクで日本とルクセンブルクの文化を融合した作品を通じた国際交流の促進と、伝統工芸の可能性を切り拓き、明るい未来をつくります!
■応援メッセージ
■返礼品について
お返しの品やサービスのおすすめポイントや特徴を紹介します。
【繊細な美をまとう安全安心な中里太陽さんの磁器(焼き物)】
日本とルクセンブルクの文化を結び合わせた融合作品製作にあたり、大事にしたポイントは下記の2点です。
1点目:職人とルクセンブルク在住の方たちとの対話を通じて得られた知見から、ルクセンブルクを象徴する薔薇の花と日本を象徴する桜の花をモチーフにしたこと。
2点目:「いのちを響き合わせる」という2025大阪・関西万博のテーマが職人が磨き上げた技と利用者の心を響き合わせてつくりあげる文化の架け橋プロジェクトと共鳴していることと、ルクセンブルクパビリオンに本プロジェクトの活動を拡げていきたいとの想いを込めて、ルクセンブルクパビリオン「ドキドキ ルクセンブルク」にも使われているルクセンブルク モチーフを絵付けに施したこと。
〈素材は天然の陶石〉
透明感のある白磁で知られる熊本県の天草で採れる天草陶石。およそ360年前三川内焼の陶工によって発見されました。この陶石を砕き、水と合わせ、陶土を作り、成形、絵付、1300度で焼成します。顔料は調合した呉須(ごす)を使うことで、鮮やかなジャパンブルーに発色した三川内焼が出来上がります。
<安心・安全の証明>
鉛・カドミウムは検出されていない証明を下記添付画像の通り取得しています。
安全な製品なので安心してお使いください。
☆画像:鉛・カドミウムは検出されていないことを示す証明書
【ルクセンブルク在住者の方とのオンライン交流会】
<1:ルクセンブルクのクリスマスを体感しよう!2024年12月22日(日)20時~21時>
ルクセンブルクのクリスマスは12月6日?!
ルクセンブルクにて日本文化を広める活動を行う宮﨑奈々子氏より、ルクセンブルクのクリスマスについてお話頂きます。
ご参加頂いた方には、ルクセンブルクフィルハーモニーオーケストラによるクリスマスコンサートを視聴できるURLも特典としてご提供します!是非ルクセンブルクのクリスマスを体感してください!
<2:4ヶ国語を使い分けるマルチリンガルを育てるルクセンブルクの教育&子育てとは?2025年1月18日(土)20時~21時>
神奈川県ほどの大きさの国に世界170ヶ国の人が住むルクセンブルクで、相手によって4ヶ国語を使い分ける2児の小学生を育てるママでもあり、日本国内での教員経験と海外でのバイリンガル教育経験を持つ田中響子氏よりルクセンブルクの教育・子育てというテーマでお話頂きます。
【『文化の架け橋プロジェクト』主催者との交流会】
<1:平戸洸祥団右ヱ門窯 オンライン工房見学!2025年1月11日(土)10時~11時>
400年続く三川内(みかわち)焼窯元 平戸洸祥団右ヱ門窯の工房を18代当主 中里太陽が長崎県佐世保市三川内の工房からお届け。
オンラインのオープンファクトリーを開催すると共に本プロジェクトへの想いと0からデザインを起こした過程など本取組についてお伝えします。
皆さんからの質問を受け付けたりとインタラクティブに会話して頂く時間も設ける予定です。
<2:『文化の架け橋プロジェクト』事後報告会!2025年3月16日(日)10時~11時>
Heart Cycle Connections【伝統工芸×国際交流】文化と想いを結び、『文化の架け橋』を共につくる取組について、本企画運営を行う8PEACEと平戸洸祥団右ヱ門18代当主 中里太陽が紹介します。
ルクセンブルクで実際にどんな活動をしてきたのか、写真や実際のエピソードを交えてお伝えします。
皆さんからの質問を受け付けたりとインタラクティブに会話する時間も設けながら、今後の取組についてもお話する予定です。
【『文化の架け橋プロジェクト』に頂いた支援を発信】
日本において頂いた支援を見える化して発信したいと考え、ご支援頂いた方のお名前(ニックネーム)を掲載した横断幕を作り、ルクセンブルクで実施する各文化交流イベントにて掲示・披露させて頂きます。
【動画】プロジェクト企画運営者が語る!『文化の架け橋プロジェクト』返礼品のおすすめポイント(8分20秒)
【動画】世界に羽ばたく三川内焼職人 中里太陽氏が語る!『文化の架け橋プロジェクト』返礼品の背景秘話(4分40秒)
※ CAMPFIRE for Social Goodのシステムを利用して実施しているため、支援者の方から支援時に返礼品の金額に別途ご協力費12%+税をいただいております。ご了承いただきますようお願い申し上げます。
■スケジュール
2025年1月 クラウドファンディング終了
2025年2月 スペイン渡航
・カサ アシア:スペイン政府系公的機関でのワークショップ
(アジア文化の理解促進、文化交流並びに国際交流活動を実施)
2025年2月 ルクセンブルク移動
・ 在ルクセンブルク日本国大使公邸:天皇誕生日祝賀レセプション
・ 在ルクセンブルク日本国大使館:スーパースピーチキッズアカデミー
(親子向けワークショップイベント)
・現地の工房、職人等の関係者との意見交換
2025年3月 日本帰国
2025年7月まで 全ての返礼品を発送
■企画運営・後援
共 催:8PEACE 平戸洸祥団右ヱ門窯
後 援:長崎県 佐世保市 三川内陶磁器工業協同組合 NPO法人ZESDA
□CAMPFIRE新規ユーザー登録の方法について
下記URLにメールアドレスによる新規登録方法の詳細手順が解説されております。ご参考にしてください。
https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/5491357384985-%E6%96%B0%E8%A6%8F%E4%BC%9A%E5%93%A1%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C
また、CAMPFIREの新規ユーザー登録は、メールアドレスのほかに、Twitter、Facebook、LINEアカウントを利用することもできます。
メールアドレス以外のSNSを用いた新規登録方法については、下記4つの手順にそって登録してください。
①CAMPFIREのページで、SNSアカウントで登録する手順に従います。
②登録するSNSアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。
③ログインを押すと連携されます。
④必要情報を入力します。
最新の活動報告
もっと見る【初日】クラファン&三川内陶器市スタートしました!
2024/11/21 22:00初日からたくさんの応援ありがとうございます。三川内陶器市にご来場されたお客様にも直接支援の申し出を頂き大変有難く、感動しました! もっと見る
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