はじめに

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

私は、本イベントの実行委員長を担当しております合唱団Hakuga代表の田口と申します。

昨年2023年６月に宮城県で活動する若手合唱団７団体で、合唱の魅力を伝えるべく"宮城県ワカメ合唱団同盟"を作り、そんなかでできたイベントが今回のイベントです。

2023年10月にイオンモール新利府にて「合唱のじかん」を実施し、累計400名を超えるお客様にお越しいただき、合唱の魅力を届けることができました。

昨年ご支援いただきました皆様はこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

今年も昨年に引き続いて同イベントを実施する運びとなりました。会場はイオンモール名取となり、宮城県では新利府に次ぐ２番目に大きなイオンモールで実施できることとなりました。

本イベントの背景

昨年度のクラウドファンディングでもお話しさせていただきましたが、今回も改めて私個人の合唱を始めたきっかけとこのプロジェクトの背景をお話しさせてください。

私は小学中学高校とサッカー部で、合唱とは縁のない生活を送っていました。そんな中、私が中学生の時に"「小田和正「クリスマスの約束2013」"が放送されているのを偶然テレビで見ました。番組内では、当時の東北大学混声合唱団が現在の東北大校友歌「緑の丘」を歌っていて、その演奏が強く心に残りました。その5年後に縁あって東北大学に入学することになり、その演奏を忘れることができず、合唱部に入りました。

その後、活動を続けるごとに合唱の魅力に惹かれ続け、合唱を続けることになっていって7年が経ちます。当時考えてもいなかったような魅力の発見が日々ある世界です。

まさに、偶然のきっかけによって合唱の魅力に惹かれ、中学から大学入学まで５年間も心に残るものになっていたという出来事こそ、合唱の持つ力であり、可能性です。このような偶然のきっかけを作る役割ができないかと思い、このHakugaという合唱団とワカメ同盟という場所に至ります。

さて、現在、合唱人口は、コロナ禍を経て５年で半減していると言われています（社会生活基本調査（総務省統計局）より）。

そのような状況で、仙台で活動する若手合唱団が集まり、自分たちができることは何かを考えました。

そこでできるだけ多くの人が偶然、合唱に触れることができる機会を提供できればと思い、今回の企画が始まりました。合唱の素晴らしさや楽しさを私たちが率先して伝えられればと思い、普段は集まらない合唱団が集まり協力し、今回のイベントに取り組むことになりました。

こちらをご覧いただいている皆さんで合唱に触れていらっしゃる方も合唱を始めたきっかけが何かあるかと思います。その流れを私たちが作りたい。そのような思いです。

ぜひ本プロジェクトにご協力いただき、一緒に合唱の魅力をたくさんの人に届けるためのご支援と一緒に行なっていただけるメンバーになっていただけますと幸いです。

１年間でのワカメ合唱団同盟の活動

2023年10月 イオンモール新利府にて『合唱のじかん』を実施。累計400名を超える来場者を記録

2024年4月　『MeetUp Chorus Fes』で中学合唱コンクール人気曲１時間耐久演奏リレーを実施。演奏動画はYouTubeで2024年9月末現在37万回再生を超える。

イベント概要

【イベントタイトル】

みんなで歌おう　合唱のじかん♪

【概要】

宮城県で活動する若手合唱団による合唱イベント（ミニ演奏会＆一緒に歌おう企画）

【日時】

2024年11月9日（土） 13:00~16:30  イベント時間は変更になる場合があります。

【場所】

イオンモール名取 なとりコート

プロジェクト立ち上げの背景

今回のイベントの目的は大きく２つです。

①宮城県には多くの合唱団があることや合唱の素晴らしさ、楽しさを多くの人に知ってもらうこと。

②参加する団体が交流し、お互いのことを知り、仲を深めること。

それぞれ簡単に説明させていただきます。

①宮城県には多くの合唱団があることや合唱の素晴らしさ、楽しさを多くの人に知ってもらうこと。

これは、最初にも書きましたとおり、偶然のきっかけで合唱の魅力を感じてもらえる人を作ることです。現在の合唱はホールで演奏会やコンクールなどが多く、触れるきっかけが、「合唱を聴きに行く！」という自発的なアクションが必要なものが多いです。

今回の企画はイオンという全く別の目的の人が集まる空間で、無料で、耳に入ってしまうきっかけ作りには最適なイベントです。合唱を聴きに行こうと思っていない偶然イオンに来た人が、「合唱っていいな」って思ってくれれば今回の一つの目的は達成します。

②参加する団体が交流し、お互いのことを知り、仲を深めること。

１つの合唱団でできることは限られます。目標や取り扱う曲・表現・文化などそれぞれの合唱団でそれぞれの色があります。多くの合唱団は、他の団体の名前や演奏クオリティは知っていてもなかなか中までは知らず、仲間意識はない場合がほとんどだと思います。ただ、全てに共通していることは合唱が好きであるという点です。そのような団体が同じ目標に向かって大きなまとまりとして協力していくことで今までにできなかったことができるようになると思っています。

食事会や演奏の聞き合いのような交流ではなく、同じ目標に向かって本質的な交流をすることでさらに合唱界を活気づかせ、宮城から全国にこのエネルギーが広がっていくことを目標にしています。

参加合唱団

宮城県合唱連盟に所属する若手合唱団７団体が参加します。

・合唱団Hakuga

・Flare

・仙台室内合唱団「紡輝」

・東北大学学友会混声合唱部

・東北大学男声合唱部

・仙台高専名取合唱部

・ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore” 

リターンについて

今回のイベントの予算規模は７０万円です。内訳については次のポイントで紹介します。ぜひ皆様の熱いご支援をよろしくお願いいたします。５0万円はこちらで募集をかけさせていただき、残りは企業や地域の皆様のご協力を足を使って探しに行きます。ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

●応援パートナー

こちらの応援パートナーは本イベントを応援いただける方のリターンです。

▼ただただ応援パートナー　¥1,100 

・お礼メール（参加合唱団５団体合同でお礼メールをお送りさせていただきます。）

▼ひたすら応援パートナー　¥3,300 

・お礼メール

・イベントの様子の写真（データでの送付となります）

▼すこぶる応援パートナー　¥5,500 

・お礼メール

・イベントの様子の写真（データでの送付となります）

・演奏動画（当日の演奏動画をお送りします）

▼とてつもない応援パートナー　¥11,000 

・お礼メール

・イベントの様子の写真（データでの送付となります）

・演奏動画（当日の演奏動画をお送りします）

・直筆お手紙送付

・（ご希望される場合）代表の田口と運営責任者の星との御礼のご面談（オンライン）

●費用直接支援型

こちらの費用直接支援型は、いくつかの発生する費用について直接ご支援いただけるものです。全て１枠とさせていただいております。問題がなければ参加者にこちらの支援者様の周知をさせていただきます。

▼ご来場の子供へのプレゼントスポンサー　¥6,600

当日イベントに来てくれたお子様に簡単なプレゼントを渡す予定です。そちらのご予算を直接支援できる内容になっています。

・お礼メール

・イベントの様子の写真（データでのお渡しです）

・演奏動画

・直筆お手紙送付

▼当日のピアノ・音響スポンサー　¥22,000

当日のピアノ準備と、音響準備が直接支援できる内容です。

・参加合唱団からのお礼メール

・イベントダイジェスト動画

・イベントの様子の写真（データでのお渡しです）

・演奏動画

▼合唱団合同練習用使用ホールスポンサー ¥33,000

今回の全団体合同練習は仙台市長町にある「らららホール」で行います。そちらのホール料金が直接支援できる内容になっています。

・参加合唱団からのお礼メール

・イベントの様子の写真（データでのお渡しです）

・演奏動画

・直筆お手紙送付

●Hakugaメンバーにイベントで歌ってもらう権　￥22,000

支援者様主催のイベントに出演し、歌わせていただきます。

曲目は支援者様とご相談です。

会場までの交通費等、その他別途かかる費用は頂戴します。

著作権のある曲は使用できない場合がございます。

忘年会や新年会など、ぜひご活用ください。

資金の使い道

集めた支援金は以下の用途、内訳にて活用させていただきます。

【使用経費】＝全体予算　全体で７０万円

会場費用（イベント会場、準備会場、練習会場）：約２０万円

設備費（会場設営、音響、撮影機材）：約１５万円

人件費（MC、音響、ピアニスト、カメラマン、デザイン全般）：約１５万円

備品（楽譜、動画納品など）：約１０万円

手数料(17%+税)：約５万円

【収入】

本プロジェクト（クラウドファンディング）：約50万円

事業者様などの協賛：約20万円

の予定です。

最後に

合唱界はこれまで、部活動を中心として小中学校・高校・大学の合唱団によって支えられてきました。しかし近年、少子化の流れ・コロナ禍を経て、合唱人口は大きく減少し、さらには現在の合唱界においては、コンクールがメインの活動となっており、外部への活動が決して多くありません。

最近では全日本合唱連盟が「合唱しようキャンペーン」というものをおこなっておりますが、実際の活動予算は、クリエイティブの制作費用のみで、実際のアクション予算は取られていないと聞きました。合唱界では、この課題間を広く共有しながらも、実際にアクションを行う人員が多くありません。

そんななか、私たちは少しでも多くの人に、偶然に合唱に触れてもらう機会を作りたい、合唱に興味がある人にもっとハードルが低い形で参加してもらいたいという強い思いを持って活動を行っています。

ただ、やはり問題はお金の問題であり、予算なのです。

ここでの成功体験は合唱界全てに勇気と挑戦心を作り出す重要な役割を果たすと思っております。

自分たちだけ（自己負担金）で完結するのではなくクラウドファンディングを実施しているのは、これが理由なのです。

多くの方と思いを共にし、このチャレンジの成功を伝えたい。そのためにぜひ皆様のご協力が必要です。

そして、２つの目的のもう一つが、合唱団の団結です。コンクールということが現在の合唱界の主になるがゆえに合唱団が敵対するという現象も現在では起きています。そんな時に、合唱界が課題を共通認識し、同じ目的に向かって協力する現象も作りたい。合唱を通じて、人と人がつながり、そして合唱の普及活動を通じてさらに人がつながる、そんな世界を目指して本演奏会を行います。

合唱を通して、人生が素晴らしいものと感じてもらうことを目指します。

ぜひご支援よろしくお願い申し上げます。

最後にイベントの参加者や運営スタッフだけでなく、今回のプロジェクトにご支援いただいた一緒に作り上げてくださる皆様に心より感謝申し上げます。