はじめに
はじめまして、愛知県豊田市稲武町で3代続く、製麺所『末広家』の店主、今泉喜規と申します。
1958年に創業をし、地域の方々に愛していただき60年以上、この稲武で天日干しうどんを中心に製麺業を営んでまいりました。
近年では「地粉(じごな)」※1の”きぬあかり”100%のうどんの製麺にも力を入れています。
(※1日本国内で生産された小麦から作られる小麦粉のこと。うどん粉とも呼ばれ、昔は家庭で使われる小麦粉はすべて地粉でした。地域ごとに特徴があり、各地でその土地ならではの味や風味が楽しめます。)
”きぬあかり”は自店の従来の商品に比べてコシは少し落ちますが、甘みの強い、味の良いうどんを作ることができ、きぬあかりは愛知県農業試験場で品種改良をし開発された愛知の小麦です。
開発に携わった方から、『きぬあかり』への熱い思い、愛知県を盛り上げたいと言う想いを聞く機会があり、その想いに感動して『きぬあかり』100%にこだわったうどんの製麺にも力を入れています。
豊田市 稲武地区
愛知県豊田市の北東に位置し、長野県・岐阜県と県境を 接する稲武地区。名倉川と黒田川の合流地検に位置する市街地は、三州街道沿いの宿場町(武節宿)として発展した町です。
湧水広場の氷瀑(ひょうばく)や大井平公園の紅葉、押山からは雲海を見ることもできる、緑豊かな土地です。
湧水広場の氷瀑
大井平公園
押山の雲海
弊社「末広家」の直営のうどん屋「すえひろ家」も稲武町内にあります。
自慢の天ぷらうどんやアツアツの鍋焼きうどん、味噌煮込みうどんなど皆様に楽しんでいただいております。
メニューの中には、1日8食限定の「八(すえひろ)うどん」という三角形の形をした平打ちうどんもあり、
「食べやすくはないけどおいしい」と、こちらも楽しんでいただいたております。
「すえひろ家」〒441-2513 愛知県豊田市稲武町竹ノ下1−1
88センチのながーい麺『八うどん』(すえひろうどん)も
連日大人気です!(限定8食)
天日干しうどんの新商品で販路を拡大したい!
このプロジェクトは、新商品で販路を拡大する為に立ち上げました。
末広家の伝統製法、天日干しで作る「きぬあかり」100%のうどんは評判も良く、地域では食卓にも、贈答品にも喜んでいただいています。
この「末広家の天日干しうどん」をもっと多くの方に知っていただき、召し上がっていただきたいと思っています。
そこで、今作っているうどんを超える新しいうどんを作り、より多くの方に「末広家の天日干しうどん」を知っていただきたいと思いました。
新開発のうどんは 「きぬあかり」✖️「ゆめあかり」 2種類の愛知のブランド小麦粉を使用したうどんです。
末広家で使用している愛知県の地粉「きぬあかり」と、こちらも愛知県の地粉「ゆめあかり」を配合することによって、味はそのままに、コシの強いうどんを作ることが出来ました。
ーーゆめあかりとの出会いーー
2〜3年前になりますが、きぬあかりの品種改良に携わった方から、ゆめあかりという準強力粉を教えていただきました。こちらはパン中華麺用の小麦という事だったのですが、愛知の地粉という事もあり、何か出来ないかと考えていました。そんな最中、きぬあかり乾麺を製造中にふと、ゆめあかりを混ぜたらコシの強さを補えるのでは?と思い付き何度か試作を重ね、きぬあかり100%の物よりも味はそのままにコシの強いうどんを作ることができました。
ゆめあかりを使用する事で美味しいうどんを作り上げる事に成功したのですが、「ゆめあかり」は他の小麦粉よりも値段が高く、出来上がったうどんは高級品になってしまいました。
コストを下げる方法も考えたのですが、味を落としたくはないと思い、このまま高級うどんとして売り出せば良いのでは?と考えました。
新作のうどんは完成したのですが、祖父の代より稲武町で、ほとんどを地域消費の為に小規模で営業を続けていた当店には新商品を売り出す資金がありません。売り出す為のパッケージ代が足りません。
新商品のパッケージ代を支援していただく為にこのプロジェクトを立ち上げました。
新商品の特徴
末広家では乾麺・生麺どちらも一般的な物より太く作っています。
茹で時間は長くなってしまうのですが、麺自体の味を味わってほしいので昔から太い麺を作ってます。
昔、先代が「『これが本当のうどんの味だ』と言う物を残していきたい」と言っていたのが心に残っており、先代から続く味にこだわっていこうと製造しています。
末広家のうどん(乾麺)の茹で時間は「25分〜30分」
これは初代より続く、小麦粉本来の味を一番美味しく味わっていただく為の太さに切っている為です。
新商品でもそれは変わりません。
きぬあかりの味の良さと、ゆめあかりのコシという愛知の2大ブランド小麦本来の味を引き出した自信作を作る事が出来ました。
是非ご賞味いただきたいと思います。
末広家のうどん
私で3代目になる末広家は代々「天日干し」で、うどんや冷麦を製麺してまいりました。
本当に美味しいうどんの味をお届けでする為に、初代より受け継いだ製麺法やうどんの太さなどを守りながら製麺しています。
販売商品
末広家 愛知県産小麦「きぬあかり」を使った天日干しうどん

天日干し ひやしうどん 乾麺
天日干しで作った冷やしうどん用の麺です。
天日干し ひやむぎ 乾麺
天日干しで作った冷麦です。
きぬあかり 生うどん

愛知の地粉「きぬあかり」を使用した生麺です。

愛知の地粉「きぬあかり」を使用した生麺のきしめんです。
「末広家伝統の天日干しうどんの製法」
製麺工程①
小麦粉に、地元のミネラルたっぷりな水と塩で配合した塩水を混ぜて15分程ミキサーにかけます。
塩水は、その日の温度と湿度に合わせて代々続く麺職人の経験と勘で、最適な配合にしています。

製麺工程②
出来上がった生地を機械に通し圧縮させ麺帯にします。
麺帯にした生地を合わせたら1時間ほどねかせ、ねかせた生地をまた2〜4回程、その日の温度と湿度に合わせて30分程ねかせます。
時間をかけて丁寧に工程を繰り返すことで、コシが強く喉越しのいい「うどん」ができます。



製麺工程③
出来上がった生地を機械で伸ばしながら切ります。
この時に不揃いな部分などを丁寧に選別して取り除いていきます。


製麺工程④
切った麺を外で麺が曲がるまで30分前後天日干します。
2日程かけ天日干しを2〜3回繰り返すことで、のどごしが良く甘みのある「うどん」が出来上がります。

製麺工程⑤
後は室内で陰干しを繰り返し干し上げることで、最高の状態で製品化して皆様の元へお届けしています。

スケジュール
12月 クラウドファンディング開始
2025年 2月 クラウドファンディング終了
3月 リターン発送
4月 新商品発売
資金の使い道
プロジェクトで集まった資金はパッケージの作成・印刷費用、その他の経費として使わせていただきます。
目標金額以上の資金が集まった場合には設備の購入資金等に回し、よりよいうどん造りが出来るように使わせていただきます!
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。
小さな町の小さな工場から沢山の人に美味しい美味しいうどんをお届けしたいと思いますので、皆様のご支援宜しくお願い致します。
末広家
〒441-2523 愛知県豊田市御所貝津町千保田13
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るご支援頂きありがとうございました!
2025/02/27 16:38ご報告が遅くなってしまい申し訳ありません。この度、色々が重なり上手く発信できなかったのですが、沢山の方にご支援頂けた事とても嬉しく思っております。リターンの準備を進めていますのでもうしばらくお待ち下さい。今回支援頂いたお金は、またクラウドファンディングに挑戦したいと思っておりますのでその時の活動費に使わせて頂きたく思っております。今回は本当にありがとうございました! もっと見る




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