ごあいさつ
はじめまして!「まんぷくゲーム」に興味を持ってくださりありがとうございます!私たちは「まんぷくゲーム」を作っている大学4年生のロッシーと申します。
きっかけと食品ロス
私たちは大学2年生の秋に受けた授業で「SDGs」について学びました。そこでSDGsは日常生活のちょっとした意識を変えてみるなど本当に些細なことから達成につながるということを知り、自分たちがSDGs達成のために何かできることはないか、と考えるきっかけになりました。
私たちがSDGs達成のためにまず目を付けたのは「食品ロス」でした。「食品ロス」は毎日大量の食べ物が食べ残しや期限切れといった理由で廃棄され、日本だけでなく世界的に大きな問題となっています。そこから「食品ロス」という大きな課題をもっと細かく見ていくと、1年に発生する食品ロスの約47%が家庭から発生しているということが分かりました。
家庭というとても身近なところから発生している「食品ロス」をどうにかできないか、と私たちは考え、家庭から発生する食品ロスの原因を調べることにしました。そこで「期限切れによる直接廃棄」が約20%もあることを知り、食べられることなくそのまま捨てられてしまうなんてもったいない。どうにかして期限切れで捨てられてしまう食べ物を減らしたい、と強く感じました。
私たちが「まんぷくゲーム」を作ったのは、期限切れで捨てられてしまう食品を減らすため、期限について正しい認識を持ってもらいたかったからです。
多くの食べ物についている「期限」、賞味期限と消費期限には大きな違いがあります。
賞味期限はおいしさなど品質を保証する期限であり、正しく保存し、見た目に問題がなければ、少し期限を過ぎていても食べることも可能です。
消費期限は安全を保証する期限であり、過ぎてしまうと食べることが出来ません。
この二つの違いを知らず、期限が切れてしまったからとそのまま捨てられてしまう食品が多くあります。私たちは正しい認識を持ってもらい、家庭から発生する食品ロスを減らそうと考えました。
私たちが目指しているもの
そこでターゲットとなるのが子どもたちです。まだ期限についてよく知らない子どもたちに基礎知識として身に付けてもらうことを狙いました。そして、「遊びながら楽しく学べる」をキーワードとし、カードゲームという手に取ってもらいやすい形で伝えることにしました。
また、子どもたちをターゲットにすることにより、一緒に遊ぶ家族も期限の正しい意味を再認識してもらうきっかけになると考えています。
ルール説明
まんぷくゲームの内容について簡単に紹介します!まんぷくゲームはそれぞれがもっている胃袋に食べ物を入れていきまんぷくを目指すゲームです。
◆勝利条件
100点ピッタリ、または100点に一番近いプレイヤーの勝利☆彡
しかし、100点を超えてしまうとその場でアウトとなり、最下位が確定する
◆ゲームの流れ(4人で遊ぶ場合)
順番を決め、一人ずつ山札からカードを一枚引く(例:A→B→C→D)
- カードを引いたプレイヤーは引いたカードをみんなに見せる。
- このタイミングでほかのプレイヤーがアクションカードをAに出し、妨害出来る
*一度のターンで出せるアクションカードは全体で一枚だけ
*出せるのはBから順であり、C以降のメンバーがカードを出せるのは他のメンバーがアクションカードを出さなかったときに限る*アクションカードは出さなくてもよい
③アクションカードにより妨害されなかった場合
・普通の食べ物カードの場合→食べる(胃袋に入れる)・・・カードに記載の点数獲得
・賞味期限切れのカードの場合→そのまま食べる・・・5点獲得
→{アレンジ}調理カードを使って食べる・・・10点獲得
・消費期限切れのカードの場合
→{アレンジ}コンポストカードを使って食べ物を資源に・・・5点獲得
*ご褒美カードを引いた場合点数が大幅にアップし、逆転も可能!
*虫歯カードや食中毒カードなど山札の中にもまんぷくを妨害してくるカードがある
◎ごみ箱!⇒消費期限切れの食べ物を引いたのにコンポストカードを持っていないとき、食中毒を引いてしまったとき、食べ物をごみ箱に入れなければならない。またごみ箱に入ると得点がその分マイナスになる。
④得点が入るたびにプレイシートのコイン置き場にコインを置き、点数をカウントする
⑤得点を重ねて100点に達した場合や、100点を超えてしまうリスクがある場合に、100ポイントぎりぎりで「まんぷく!」と言ってゲームを抜けることができる。
・100点ぴったりのプレイヤーが勝ち抜けた時点でゲーム終了。
・ピッタリが出ない場合は、山札が無くなるか、プレイヤー全員が「まんぷく!」で抜けた時点でゲーム終了。
現在の準備状況
簡易カードゲームを作成し、過去に様々な方にゲームを行なっていただきました。
体験いただいた皆さんの意見を参考にし、1年以上かけてゲームを改良しました。
【過去体験場所】
・大阪市内小学校 2校
・大阪市内中学校 1校
・追手門学院大学
・あべのハルカス
・ららぽーとEXPOCITY
等
スケジュール
10月〜11月:クラウドファンディング実施
11月:クラウドファンディング終了
12月〜1月:ゲームの作成
2月〜:リターン配送
最後に
私たちはこのカードゲームを実現させることはもちろんですが、小・中学生に向けて食品ロス削減の啓発することを目標にしています。私たちの目標達成のために、ぜひお力を貸していただきたいです。
よろしくお願いいたします。
コメント
もっと見る