自己紹介
2012年に千葉県松戸市にオープンしたクライミングジム「〈クライミング・パーク〉カルチェロッシュ」のオーナーである山本と申します。
カルチェロッシュはオリンピック種目にもなっているスポーツクライミングができる会員登録制の施設です。現在はスポーツクライミングの中のボルダリング(高さ4.4m以下の壁をロープは使わずに登る種目)ができる施設で、21,000名を超える会員様にご利用いただいています。
このプロジェクトで実現したいこと
スピードウォールとリード壁はなんとか資金内で増設できましたが、運用にあたりスピードクライミングには欠かせないオートビレイ機(高速で登るクライマーに追随し、自動的に墜落を防止する装置。)とリード壁に新たにつけるホールド(登る時に手がかりにするカラフルな突起物)が円安の影響もあり高額になっており、多くの方の支援を仰ぎたいという思いでプロジェクトを立ち上げました。
オートビレイ機はスピードクライミング専用設計のため非常に高額で1機あたり約55万円です。カルチェロッシュのスピードウォールは練習用で2コースあるため2機必要になります。クライマーの安全確保には欠かせないパーツなのでスピードウォールの利用には必須の機具です。また、リード壁に設置するホールドは現在運営しているボルダリングと共通のものですが、面積が広いリード壁には追加のホールドが必要で、ほぼ輸入に頼るものなので追加購入の金額も高額になっているのでプロジェクトによる支援金で可能な限り補填したい考えです。
プロジェクト立ち上げの背景
カルチェロッシュの会員様向けに行なっているキッズクライミング教室に通われていた生徒さんの中から2名のスポーツクライミング日本代表選手が誕生し、現在も練習で来店されていますが、スポーツクライミングは3種目(ボルダリングとリード(ロープを使用し安全確保をとって登る種目)、スピード(世界共通の決められたコースで登るスピードを競う種目))あるので、より多くの選手育成のため3種目ともできる施設にしたいと考えるようになりました。
この度(一社)千葉県スポーツクライミング協会様よりスピード用のウォールとホールドをご提供いただけることになり、これを機に自己資金でスピードウォールの設置と、リードクライミングができるリード壁を追加設置する運びとなりました。
現在の準備状況
スピードウォールの設置はほぼ完了し、リード壁の増設工事は半分まで進んでいます。リード壁の既に設置済みの半分の壁は十分ではないものの現在用意できる範囲内でホールドを設置し登れる状態にはなっています。
今回のプロジェクトでスピードウォールの本格運用とリード壁の完成を目指したい考えです。オリンピック種目の3種目が体験できる施設となりますので、完成の折りにはより多くの方にスポーツクライミングを楽しんでもらいたいと願っています。
リターンについて
リターンについては非売品のオリジナルグッズや貸切招待など支援をしていただいた方にしか提供されないものです。また、ご自身ではクライミングをされない方にもジムオリジナルの品をお送りしますので、より多くの方々にご支援いただければ幸いです。
スケジュール
9月現在 スピード壁80%完成、リード壁50%完成
10月初旬 スピード壁完成
10月下旬 リード壁完成
11月初旬 プロジェクトの支援によるオートビレイ機設置によりスピード壁稼働
11月中旬 プロジェクトの支援によるホールドのセットによりスピード壁稼働
11月下旬 リターンの貸切イベント開催
最後に
約14年前に松戸市唯一のボルダリングができる営業施設として誕生し、クライミングの楽しさをひろめ、地域の方の健康増進を図る目的で営業してまいりました。現在までに21,000名を超える登録者の方々に述べ25万人以上のご来店をいただき、一定の目的は果たされていると感じています。この間にキッズの習い事としてクライミング教室も開催し、教室の卒業生の中には日本代表選手として世界大会に出場している会員様もいます。スポーツクライミングがオリンピック種目になり、より認知度が高まる中で、既存の会員様やこれから体験して行かれる方々にスポーツクライミング全種目(ボルダーに加えてリードおよびスピード)を楽しんでいただける施設に進化し、さらなるクライミングの楽しさと新しい種目の体験をより多くの方に伝えていきたいと考えています。
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