はじめまして!東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科4年の伊藤萌です。
秋田県大仙市出身で地元が大好きな21歳の大学4年生です。
高校までを地元秋田で過ごし、大学進学とともに山形での生活をスタートしました。
大学では企画・マーケティング・広報の分野を専門的に学び、その集大成として現在、この卒業制作のプロジェクトを行っています。
大学に入学した時から『最後の卒業制作は絶対に地元秋田に関わることをやるぞ!』と決めていたので、今回プロジェクトを通して大好きな地元を盛り上げるべく、「MY AKITA STORY ーアキタストーリープロジェクトー」を4月に始動しました!
このプロジェクトは、今まで大仙市で地域や人々が作ってきた歴史や思い出などの『これまでのアキタストーリー』を、今の私たちが絵本を通して新たに形として残し、紡ぐことで、絵本を読んだ人や今後大仙市に訪れる人がそれぞれの形で広げていく『未来のアキタストーリー』に繋ぎたいと思い、始めたプロジェクトです。
過去と未来、現在と未来を繋ぐ形として現在のアキタストーリーを形に残すことで、大仙市のストーリーを未来に繋いでいくとともに、多くの人の目に止まったり、人と人や地域と人を繋ぐコミュニケーションの1つになったり、何か秋田や大仙市への関心や興味を生み、訪れてみたくなるきっかけを作ることを目的としています!
このプロジェクトを通じて、私自身が大好きな秋田県大仙市のストーリーや魅力を伝え、地域内部としてストーリーを伝え繋げること、そして地域の外部に向けて発信していくことで実際に足を運んで訪れ、自分の目で大仙市や秋田の魅力を感じ、好きになってくれる人が1人でも増えることを願っています。
●自身の経験と制作のきっかけ
「出身どこなの?」
『秋田の大曲だよ!』
「秋田か!行ってみたいとは思ってるんだけど行ったことないな」
「花火すごいとこ!いつか1回くらいは行ってみたいんだよね」
大学に入って何度も繰り返されたこのやりとりの度に、私は『せっかく興味を持ってくれてるならどうにかして現地に来てもらえないかな』と思っていました。
決して地域が知られていないわけではなく、興味は持たれているのに足を運ぶアクションには繋がっていない。場所を紹介するのは観光情報誌が既にやっているし、一方的に発信するだけじゃ読む側は情報の単なる受け手でしかなくなってしまい”自分ごと”にするのは難しい。
●何か”これは行かなきゃ”、”行ってみようかな”と思ってもらえるきっかけを作りたい
●つい思わず動きたくなってしまうような伝え方がしたい
●多くの人に伝えつつ、自分ごとにして想像したり入り込んだりして興味を持って欲しい
そこで考えたのが、”言語の壁が少なくて年齢問わずできるだけ多くの人に伝えられるもの”=絵本でした。
多くの世代に馴染みのあるものであり、イラストメインでわかりやすく、かつ読みながら色々な解釈や想像ができる。物語を通じて登場人物に自分を重ねることもできる。
つまり「自分ならどこに行く?どう感じる?この人に会ったら何を聞く?」と、自分なりのストーリーを想像しながら物語を読み、まちや人の魅力を感じるとともに行きたくなる興味をそそられるような伝え方ができるのはこれしかない!と思い、現在絵本の制作を進めています!
●ストーリーのある魅力
そもそも私自身、こんなに地元が大好きなのは何でだろう?
生まれ育った地域だから?家族がいるから?
それももちろんありますが、思い返したときに
「あの時のこれが美味しかった」「あの人と行ったここが楽しかった」
「このお店の人が面白かった」「この時期のこれが自分にとっては最高のご褒美だった」
と当時の感情が蘇ってくるような思い出がそこにあるからだと思いました。
思い出がある、感情が呼び起こされる、自分の成長や経験と共にこのまちがある
そういう自分のストーリーがあるからこそ、場所だけでなくそこでの思い出や経験、出会った人との記憶によってそのまちへの愛着が湧き、そのような記憶や当時見たもの、聞いたものが形となって残ることで未来に伝えられ、受け継がれ、続いていくのだと思います。
今回それを伝え残す1つの形として、このプロジェクトでは絵本の物語の中に当時(現在)の様子や魅力を残し、ストーリーを辿りながら見返して振り返ったり思い出したりすることができるアルバムとする形を選びました。
大仙市は様々な経験や思い出からまちに愛着を持った人がたくさんいて、それぞれ違うストーリーを持ち、会話の中でそれを話してくれることでまち全体として色々なストーリーで溢れています。
私はこのまちで育ってきて大学進学をきっかけに外に出て、県外の立場から見返してみた時に改めてそれが本当に素敵な魅力であり、この人とまちの温かさがとっても大好きだと感じて、そのあたたかさをより多くの人に伝えたいと思いました。
このプロジェクトでは秋田県民の方から秋田の好きな場所や思い出、エピソードを募集し、その中からいくつかを選んで絵本のストーリーに反映させていただいています!
地域に住む人の思い出やより等身大の魅力を伝え、地元の人の経験や好きな場所を伝えることで「知っている地域だ!自分が書いたものかも!これすごくわかる!」と共感してもらえたり、「ここ行ってみたい!絵本のこれってこのお店じゃない!?この人と話してみたい!」と興味や発見のポイントを見つけたりしながら同じ目線で見て楽しんでもらえる絵本にしたいと思っています!
●絵本のストーリーとプロジェクトに込める想い
この絵本では主人公の秋田犬『ルル』が2歳の誕生日に不思議な招待状を受け取り、大仙市大曲で行われる「大曲の花火」に訪れる1日の様子を描きます。まちの自然やお店、人に出会い、1日を通して大仙市というまちの魅力やあたたかさに気付いたり、まちの人が持つ様々なストーリーを知ったりしながら、ルルにとって初めての体験となる外での”アキタストーリー”を紡いでいきます。
●絵本登場予定のお店
・菓子司 つじや
・鍼灸整骨院 絆
・日用雑貨・家具 ミンカ
・和装はきもの・小物 加藤
※50音順
そして現在【大仙市の絵本を作る】というこのプロジェクトも現在の私たちが紡いでいる、私たち自身のストーリーです!
このストーリーの中で、皆様にもぜひ、絵本を共に作るパートナーという新しい登場人物として参加していただきたいです!
秋田出身者の方、在住者の方、秋田を好きな方、秋田に興味がある方、知らなかったけれど気になった方、今この文章を読んでくださっている方、このプロジェクトを見つけて関わってくださるすべての方がこの【MY AKITA STORY -アキタストーリープロジェクト-】の登場人物となります。
これまでに紡いできた人たちのお話を聴いて今の私たちが作るこのストーリーをこれからの世代にも繋いでいき、大仙市に興味を持ってくれる人、訪れてくれる人、この場所で新しく様々な経験をして思い出を残し、ストーリーを紡いでいってくれる人が1人でも多く増えてくださったらとても嬉しいです!
●資金の使い道
・絵本の印刷費
・イラスト制作費
・ポストカード、ステッカーの制作・印刷費
※目標金額を超えた支援金は、制作費やプロジェクト運営費に充てさせていただきます。
●リターンについて
・2,000円コース
お礼のメールを送ります。
※支援してあげたい!という方はこちらからお願いします。
・3,000円コース
完成した絵本1冊とお礼の手紙を送ります。
・5,000円コース
絵本1冊、ポストカード1枚、お礼の手紙を送ります。
・6,000円コース
絵本1冊とステッカー1枚、お礼の手紙を送ります。
・7,000円コース
絵本1冊、ポストカード1枚、ステッカー1枚、お礼の手紙を送ります。
・8,000円コース
絵本1冊、ポストカード2枚、お礼の手紙を送ります。
・8,500円コース
絵本1冊、ステッカー2枚、お礼の手紙を送ります。
・10,000円コース
絵本2冊、ポストカード2枚、ステッカー1枚、お礼の手紙を送ります。
・12,000円コース
絵本2冊、ポストカード1枚、ステッカー2枚、お礼の手紙を送ります。
・20,000円コース
絵本2冊、ポストカード2枚、ステッカー2枚、お礼の手紙を送ります。
※ポストカード・ステッカーについて
・1枚の場合…それぞれランダムに選んでお付けいたします。
・2枚の場合…2種類お付けいたします。(同じ絵柄が2枚になることはありません)
絵柄の選択はできませんのであらかじめご了承ください。
●最後に
この絵本は私が感じた経験や今回のプロジェクトを通して紡ぐ大仙市の1つのストーリーであり、私と参加してくださった方々の”アキタストーリー”から作るものですが、この絵本を読んでくださる方、今後大仙市に訪れてくださる方など人によって何通りものストーリーが出来ると思っています。
絵本を通して伝えたい魅力はもちろん、今回は詰め切れなかった素敵な場所や人、魅力は他にも数えきれないくらいたくさんありますし、同じように、1冊の絵本から感じられることや受け取り方も1つではなく、そこからその人自身が紡いでいくストーリーも十人十色です。
しかし、絵本を読んだ人、大仙市に訪れた人、大仙市をきっかけに秋田県に興味を持ってくださった人、そのすべての人が大仙市や秋田で紡いでいくストーリーはもれなく全部”アキタストーリー”であり、誰かに伝えることでさらに繋がり、広がり、新たな魅力を生み出していくと思っています。
ぜひ皆さんだけの”アキタストーリー”を紡ぎ、共有し、魅力に気付いて楽しんでもらえたら、私の卒業制作としては大成功、大喜びです!!
最後になりますが、このプロジェクトに賛同しご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。
東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科
4年 伊藤 萌
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MY AKITA STORY ーアキタストーリープロジェクトー
お問い合わせ先:2021im35@stu.tuad.ac.jp
※最新情報は公式SNS(Instagram)でご確認ください。
※InstagramのDMでもお問い合わせ等お受けいたします。
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