はじめに・ご挨拶
こんにちは!ゼロイチビレッジを運営している碇谷(いかりや)です。
このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
ゼロイチビレッジを始めたきっかけは「首都圏勤務で培ったIT業界での実務経験を活かし、地元企業としてのIT事業を成長させたい」「全国のクリエイターと強い関係性の構築を実現したい」という思いからでした。
この場を「地方で新しい挑戦を始める仲間が集い、学び、つながるコミュニティ」にしたい。そして、ITを活用して地域や社会課題の解決を目指す場に繋げていきたいと考えています。
現在、その一環として施設内にシェア型図書館の併設を準備しています。
本棚を通じて、地域の方々や全国のクリエイターの知見が集まり、そこから新しい価値やつながりが生まれる空間をつくりたいと思っています。
まず第一歩として、クラウドファンディングを通じて棚主を募集するプロジェクトをCAMPFIREで公開しました。
このプロジェクトが、多くの人々が新しい働き方や学び方を模索するきっかけとなり、地方から発信する参考モデルの一つにでもなれるよう、頑張りたいと思います。
ぜひ、私たちの挑戦を応援していただけたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いいたします。
〜 目次 〜
1.プロジェクト概要
2.ゼロイチビレッジが実現していきたいこと
3.シェア型図書館「ゼロイチライブラリー」の使い方
4.現在の準備状況
5.実施スケジュール
6.具体的な資金の使い道
7.応援メッセージ
8.さいごに
1.プロジェクト概要
コワーキングスペース運営のきっかけ
2022年2月、家族の転職をきっかけに、神奈川県から大分県へ移住しました。
最初は知人も取引先もおらず、慣れない環境で働く中で、一抹の孤独を感じる日々もありました。
しかし、大分の豊かな自然や温泉文化を楽しんだり、地元大分で30年以上事業を経営されている方から助言をいただいたりする中で、「この地で事業を成功させ、地方から面白い取り組みを生み出してみたい」という想いも芽生えました。
その想いを形にするために、もっと多くの仲間と取り組みたいと考えて、小規模なコワーキングスペースを作ることを決意。2023年8月頃から物件探しを始め、もともと飲食店だったテナントを居抜きで契約しました。その後、2023年11月から解体や内装・外装工事をスタート。
スペースの運営は未経験ということなどもあり、資金調達のため融資を申し込む際には多くの準備や困難もありましたが、なんとか乗り越え、2024年3月、ゼロイチビレッジを無事にオープン。
テレワークや自宅での作業が難しい方々にとってのサードプレイスとして、まずはワークスペースの提供を開始しました。
なぜ、シェア型本棚を併設するのか
運営者である私自身、大の本好きです。そして、IT関連の受託事業を営む中で感じていたのは、じっくり事務作業に集中できるコワーキングスペースに、本が並ぶ温かみのある空間があれば、仕事がもっと楽しくなるのではないかという思いでした。
さらに、そこに並ぶ本が、お仕事を共にしている仲間や、つながりのあるクリエイターの愛読書やお気に入りの一冊だったとしたらどうでしょう?
その本を手に取り、読んで、共感を得ることで、自然とクリエイター同士の交流が深まり、新たなつながりが生まれる――そんな場があれば、きっと仕事も日々の時間もさらに充実するはずです。
皆さんの本棚にも、「今はあまり読まなくなったけれど、大切にしたい」「誰かに紹介したい」
そう思える本が眠っているのではないでしょうか?
そうした埋もれた価値に光を当て、より多くの人に伝わる形で届けたいと考えています。
このアイデアが具体的に形になり始めたのは、神奈川県に住んでいた頃、3年ほど前のことです。
当時、よく利用していたコワーキングスペースの中には、シェア型本屋を併設している場所がいくつかありました。シェア型本棚がある空間の心地よさや、運営されている方々のお話に触れるたび、「いつか自分もこんな場所をつくりたい」という夢が膨らんでいきました。
さらに、一棚ごとにオーナーが本を選び並べるシェア型書店の仕組みが、全国各地で広がりを見せていることを知りました。その仕組みをコワーキングスペースに取り入れることで、ただの作業場所ではなく、地域に根付いた強いコミュニティを生むきっかけとなると考えています。
「コワーキングスペース x シェア型本棚」で価値創出を目指す
私は、応援してくださる方々や棚主の皆さんと一緒に、ここから新しい価値を生むプロジェクトを実現したいと考えています。ただ本を並べるだけではなく、施設利用者やクリエイター同士の交流を促進するオンラインサービスやイベントの企画も現在進行中です。
その中でも特に大切にしているのは、「一人ひとりとの出会い」です。この思いを形にするため、ゼロイチビレッジの共有スペースの貸切予約が可能にしたり、例えば夜の時間帯には会員同士で利用、交流できる形態へと変えていく計画を進めています。
今回のこのプロジェクトでは、シェア本棚に並ぶ本を借りたり、クリエイターがいまチャレンジしていて、応援してほしい取り組みを共有したりできる「シェア型図書館」の実現を目指しています。単なる図書館ではなく、本をきっかけに人がつながり、新しい発見やインスピレーションが生まれる空間をつくりたいと思います。
ゼロイチビレッジでの取り組みを発信するための第2弾として、ZINEや書籍の制作も視野に入れています。棚主やゼロイチビレッジを応援していただけるクリエイターの本や作品を購入・販売できる仕組みづくりも進め、クリエイター同士や利用者のつながりをより深めることを目指します。
〜 ゼロイチビレッジ周辺スポットのご紹介 〜
大分県大分市の中心駅、大分駅の隣に位置する西大分駅から徒歩約1分。公共交通機関でのアクセス良好の場所にあるのが、コワーキングスペース「ゼロイチビレッジ」です。
施設の近くには海が見えて、大分と神戸を結ぶフェリーが行き交う「かんたん港園」があり、くつろげるベンチや、ランチスポットもあります。また、温泉地として全国的に有名な別府市へも、西大分駅から電車でわずか約9分という近さです。
仕事をしっかり片付けた後は、少し足を伸ばして大分駅や別府駅周辺の繁華街で美味しいグルメや温泉を楽しむことも可能です。仕事とリフレッシュをどちらも充実できる、そんな過ごし方を実現できる可能性が広がっているのが、周辺環境におけるゼロイチビレッジの魅力だと考えています。
2.ゼロイチビレッジが実現していきたいこと
(1)「コワーキングスペース × シェア型本棚」で新しい価値の創出
本には、新しい視点を得たり、自分の可能性に気づいたりする力があると思います。本があることで得られる「癒し」や「インスピレーション」を、コワーキングスペースに取り入れることで、本を通じた交流や創造の場を提供し、利用者が楽しみながら仕事に取り組める温かい空間を整備します。
ただ働くための場所ではなく、「また来たい」「ここで新しい発見があった」と感じてもらえる場所を作ります。
(2)地元への貢献に向けた、都市と地方をつなぐコミュニティの形成
シェア型本棚の仕組みを取り入れ、一棚オーナーや利用者同士がつながるコミュニティを構築します。この取り組みを通じて、地元での新たな挑戦を支えつつ、全国の人々から応援されるような仕組みを作りたいと考えています。地方から都市、都市から地方へ、人と人を結びつけるきっかけを提供します。
(3)クリエイターとの協力で新しいプロジェクトを実現
ゼロイチビレッジでは、棚主となるクリエイターや施設利用者と連携し、今後も新しいプロジェクトに挑戦します。具体的には、ZINEや書籍の制作、作品の販売や購入ができる仕組みを実現する計画です。本を通じて生まれる創造の輪を広げ、クリエイターの夢を応援できる場を作ります。
(4)一人ひとりとの出会い、チャレンジを大切にした運営
貸切予約の利用形態や施設内での交流イベントを通じ、利用者一人ひとりが自分の夢や目標に向かって挑戦できる環境を提供します。真面目なイベントだけでもなく、ときには共有スペースの卓球台を使ったり、ボードゲームをしたりしても良いと思います。
ゼロイチビレッジでは、個々の交流を大切にし、誰もが新しいチャレンジに前向きになれるような温かい場所を目指しています。
3.シェア型図書館「ゼロイチライブラリー」の使い方
棚主向けプラン:本棚を持って、出会いを楽しみたい方に
・図書館本棚オーナープラン月額2.000円予定
▼棚主特典
・本棚利用権。本以外にも名刺やQRコード、装飾品等を置くこともOK
・図書館利用の初回登録料400円が無料になります
・一箱本棚オーナー専用グループ(例:mixi2)に参加できます
・共有スペースの先行予約が可能です
・講座や勉強会などのイベント開催での利用が可能です。
・お店にチラシを置く権利
・ゼロイチビレッジHPにお名前掲載
利用者向けプラン:本を読みたい方、借りたい方どなたでも
・無料で共有スペースにある本をその場で自由に読むことができます
・本を借りたい場合は、初回のみ図書館利用の登録料400円が必要です
4.現在の準備状況
(1)本棚スペースの設計・設置:完了
シェア型図書館の主役となる 約40区画の本棚の設計・設置が完了しました!
(2)地域と全国をつなぐ関係づくり:進行中
シェア型書店を一緒に盛り上げていただく仲間を募るため、 地元企業や県内外のクリエイターとの関係づくりに取り組んでいきます!
(3)イベント企画のテーマ調整:進行予定
ゼロイチビレッジでは、人が集い、学び、楽しむことができる多彩なイベントを計画中です。
以下はイベントのテーマ例です。
輪読会📚🗣️
テーマごとの本を読みながら参加者同士で自由に意見を交換する読書会。知識が広がり、新たな視点を得られる場になるはずです。創作ワークショップ✍️🎨
地元企業やクリエイターを講師に迎え、「Webサイトの作り方」や「ZINEのつくりかた」など、創作活動やスキルアップにつながるワークショップも企画中です。棚主交流会🤝💬
シェア型図書館の棚主同士が集まり、お互いのアイデアや作品について語り合う場をオンライン・オフラインで開催予定です。ここから新しいコラボレーションが生まれることを期待しています。もくもく会🖊️🌙
夜間(19:00~22:00)に一部曜日で共有スペースを無料開放し、勉強や読書に集中できる「もくもく会」を実施予定です。駅近(西大分駅から徒歩1分)のアクセスの良さを活かし、気軽に利用していただける場として多くの方に知ってもらえるように目指します。地域の魅力を発信するイベント 🏡🎭
地元ならではの魅力を発信する場所として、たとえば、大分の伝統文化や工芸品をテーマにしたクリエイターの作品を展示するイベントも開いたりしたいと考えています。5.実施スケジュール
2024年12月~2025年2月:クラウドファンディング募集期間
2025年2月:棚主との連携・本の設営準備
2025年3月:シェア型図書館プレオープン & リターン準備
2025年4月:シェア型図書館オープン!
6.具体的な資金の使い道
・本棚装飾、本棚管理に関わる備品購入
・本の貸し借りを記録、管理するシステムの利用料
・ゼロイチビレッジのシェア型本棚の増設費用
・クラウドファンディングのプラットフォーム手数料
・イベント運営・開催に必要な費用
・グッズの制作費用
として
7.応援メッセージ
碇谷さんと初めてお会いしたのは今年の9月ごろだった。オンラインでのコンタクトから始まり、気がつけば高円寺でリアルに対面していた。聞けば、大分でコワーキングスペースを作り、次はシェア図書館を作りたいのだという。
ぼくも長年リブライズを運営してきたが、コワーキングスペースで作ってくださっているところも多く、コワーキングスペースと本の相性のよさは実感していた。ただ、本棚を置くだけでよいというものでもなく、そこには何らかの意味づけが必要だ。
「本棚を置いてどういうことをしたいの?」
彼は「本を通じて、それを置いた人に関心を持ってもらい、繋がりを深めたい」と即答した。それはまさしく、リブライズが実現しようとしていることそのものであった。
碇谷さんを応援することで、リブライズをもっとおもしろくしたり、もっと違う、何か新しいサービスが生まれてくるかも知れない。そんな勝手な思いも秘めつつ、この試みをリブライズとしても、個人としても応援したいと思っています。
がんばってください!
8.さいごに
ゼロイチビレッジは、まだ始まったばかりの挑戦です。本棚を通じて出会う人々とのつながりや、そこから生まれる新しい価値を共に育てていきたいと考えています。
すでにひろがりつつあるシェア型本棚というアイデアが、会社や学校、地域コミュニティといった様々な場所へ、さまざまな形でどんどん広がっていくことを夢見ています。その広がりを加速させることに少しでも貢献できたら良いなと思います。
応援いただけると嬉しいですし、ぜひ、ゼロイチビレッジにも遊びに来てください。
皆さまとお会いできる日を楽しみにしています!
最新の活動報告
もっと見るゼロイチビレッジへのアクセスガイドを公開しました!(随時更新)
2025/01/04 18:48こんにちは!ゼロイチビレッジの碇谷です。本日はクラウドファンディングでご支援いただいている皆さまへ、ゼロイチビレッジまでのアクセスガイドを公開しましたのでご報告します。▼ゼロイチビレッジ公式ホームページブログゼロイチビレッジへのアクセスガイド|交通手段&おすすめ周辺スポットまとめ今後ゼロイチビレッジにご興味をお持ちいただいて、県外の方も地元の方も、迷わずスムーズにお越しいただけるよう、交通手段別でわかりやすくまとめていく予定です。また、西大分エリア、大分駅、別府駅周辺のおすすめスポットも掲載しており、地域毎の新たな魅力発見のきっかけとなれば嬉しいです。引き続き活動を続けてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
新年のご挨拶
2025/01/03 22:13あけましておめでとうございます。ゼロイチビレッジを運営しております、碇谷(いかりや)です。皆さまは年末年始をいかがお過ごしでしょうか。私は元旦に大分県の護國神社へ初詣に行きました。初めて訪れた際、巨大な破魔矢に驚いたことを今でも覚えています。(写真はそのときに撮影したものです。2025年は巳ですね)おみくじも引き、今年は吉でした。直近3年は「大吉→末吉→吉」と、運勢が上向いているように感じています。この良い流れをプロジェクト活動にもつなげられるよう、努力してまいります。昨年末にクラウドファンディングを開始してから温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、目標に向けた準備を一歩ずつ着実に進めることができております。年末年始にかけてはこれまでお世話になった方々にご連絡いたしております。大分に移住してからご無沙汰していた方々からもご支援をいただいたり、「お店に行くよ」といった温かいお言葉を頂戴したり、人とのつながりの大切さを改めて実感しています。ご期待にお応えできるよう、より一層精進してまいります。年明けからは、県内の企業様へのご挨拶や、SNSを活用した情報発信など、実現したいことをしっかりと伝えていく活動に取り組みます。クラウドファンディングは活動を広めるための第一歩であり、その後も取り組みをさらに強化していく所存です。リアルな場での交流をより深めるイベント企画とともに、県外からの支援者の皆さまのお力をお借りするべく、オンラインコミュニティの企画や構築を進めていきます。また、施設予約システムのリニューアルなど、ご利用者様の利便性向上を目指した改善にも取り組む予定です。さらに、私がこれまで続けてきたIT事業についても、地元企業の課題解決を一層支援できるよう、内容をブラッシュアップしていこうと考えています。オンラインを軸としたIT事業と、オフラインを軸としたローカルコワーキング事業を融合させることで、ゼロイチビレッジの取り組みが、地域活性化への一助となることを目指していきます。引き続き温かいご支援とご協力をいただけると幸いです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。ゼロイチビレッジ運営代表 碇谷 堅樹 もっと見る
2024年最後の活動!来年もよろしくお願いいたします【プレスリリース配信】
2024/12/30 17:02こんにちは!ゼロイチビレッジの碇谷(いかりや)です。本日、クラウドファンディングの取り組みを広く知っていただくため、PR TIMESにてプレスリリースを配信しました!ぜひご覧いただけると嬉しいです。大分市のコワーキングスペース『ゼロイチビレッジ』—本棚で全国のクリエイターとつながる『シェア型図書館』、オープンに向けて棚主・協力者を募集するクラウドファンディングを実施中今年はクラウドファンディングのスタートやプロジェクトの準備を進める中で、多くの方々に出会い、助言をいただき、応援していただけることのありがたさを改めて感じました。心から感謝しています。来年も引き続き、プロジェクトの実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします!どうぞ皆さま、良いお年をお迎えください。2025年も、変わらぬご支援をいただけましたら幸いです。ゼロイチビレッジ代表 碇谷 堅樹 もっと見る
コメント
もっと見る