頑張っている人たちのなかでも、管理職を元気にしたい
はじめまして、事業再生プロデューサーの岩澤二郎と申します。
いま僕は、新潟市を拠点に、県内で苦戦している日帰り温泉や直売所といった店舗(現場)を元気にする仕事をしています。
東京で生まれ、店舗プロデュースや組織づくりに携わっていた僕が新潟へやって来たのは、2014年のこと。地方暮らしへの憧れと、家族の事情とが合わさった結果の移住でした。
チャレンジしてみたかった不動産会社での営業の仕事も決まり、ワクワクで始まった新潟暮らし。しかしそのワクワクはしだいに、「こんなはずじゃなかった」という後悔へと変わっていきます。
上司(管理職)からのプレッシャーに、心と体が悲鳴をあげる日々。作った笑顔で自分の気持ちをごまかしているうちに、世界がどんどん小さくなっていくのを感じていました。
※新潟の不動産会社の営業時代
「このままではいけない」
環境を変えるためにも、独立を決意。開業までの期間、カフェでアルバイトを始めた僕に、思いもよらない展開が訪れます。『日帰り温泉の支配人になって、施設を元気にしてくれないか』と、アルバイト先の社長から依頼を受けたのです。
日帰り温泉の方向性を決め、スタッフ一人ひとりの得意を生かすチームをつくり、そのうえで売り上げをつくっていくのが支配人のミッションです。
スタッフさんから信頼してもらい、チームが機能するまでには紆余曲折もありました。
※日帰り温泉のオリジナル企画。アヒル風呂は大人気でした!
その経験からふと頭をよぎったのが、「前職の管理職も、僕にプレッシャーをかけるつもりはなかったのかもしれない。頭がパンパンで、スタッフを思いやる余裕を持てなかったのかもしれない」という可能性でした。
現場から元気がなくなる理由の全てが管理職にあるわけではありません。ただ、僕が知るかぎり、元気のない管理職がみている現場は、元気がないケースがほとんどです。
管理職は、現場の元気のカギ。そう考えているから僕は、管理職の皆さんが元気を取り戻すお手伝いをしたいのです。
元気な管理職と元気な現場を増やして、日本そのものも元気に
管理職の皆さんに元気を取り戻していただく。その先にめざすのは、日本そのものに元気を広げていくことです。この未来を実現するため、僕は管理職として経験したすべてを伝えていくと決めています。その第一歩として、出版プロジェクトを進めているところです。
『管理職の元気と、日本の元気がどうつながるの?』
はてなマークを浮かべている方がいらっしゃるかもしれませんね。僕がこう考えるに至った経験を、少しだけお話ししようと思います。
事業再生に携わるとき僕はいつも、人・もの・ことの原石探しから始めます。原石―人・もの・ことの個性や可能性-を磨くことが、事業再生ではとても大切です。
「フロア係」とひとくくりになっていても、経験に基づく個性や可能性は人それぞれ。それらを生かした働き方ができるように一人ひとりをプロデュースしていくと、しだいにスタッフさん一人ひとりが元気になっていく。元気なスタッフさんが増えると、現場も当然明るくなり、事業も持ち直していきます。
事業再生の現場が元気になると、その施設と新たに関わる人が増え、元気の輪が一回り大きくなりました。そしてこの評判から、別の事業再生のお仕事をいただいたり、地方にアツい方をご紹介いただいたりと、動きが加速し始めたのです。
「始まりはひとりの人、一つの現場。その“点”がつながりあえば大きな力になる。点が増えれば面にもなって、日本全体を覆いつくせる。これって、“地方創生”じゃないだろうか」
ニュースなどでよく聞いていたものの、どこか遠い言葉だった地方創生が、すとんとはまった瞬間でした。
管理職の元気と日本の元気が僕のなかでつながっている理由、感じてもらえていたら嬉しく思います。
※日帰り温泉で企画した紙芝居イベント「はっぴぃ☆じろう」。
子どもやお母さんに大人気でした!
たくさんの人とつながりあって、元気の広がりを加速させたい
伝える方法はたくさんあります。そのなかから出版を選んだのは、“本の力”に可能性を感じているからです。
いま僕は、ご縁をいただいた一人ひとりに、直接言葉を届けています。
同じ志を持つ方と語り合い、プロジェクトを動かしていくことに充実感を覚えていますが、こうしたおもしろい方と出会うたびに、「日本にはまだ、僕が知らないおもしろい人がたくさんいるんだろうな」との思いも浮かんでいます。
僕がまだ知らないおもしろい人たちと、いま以上につながっていくには、僕が何人いても足りないでしょう。そこで考えたのが出版でした。
本は僕に、新しい世界との出会いをもたらします。困ったとき、助けがほしいとき、僕はいつも本を開いて、知識をつけてきました。
出版なら、近い思いの、近い価値観を持つ人に読んでもらえるかもしれない。そして、僕の言葉に共感してもらえるかもしれない。
実際に言葉をかわして、新潟はもちろん、その人が暮らす地域で新たな地方創生が動き始める可能性だってあります。
地方にアツい人たちがお互いを巻き込みあって、それぞれの居場所から元気を広げていく。そんな未来をつくろうと考えて、出版を決めました。
コツコツ取り組んだ先の奇跡を、みんなに体感してもらいたい
日帰り温泉の事業再生は、僕自身が支配人(管理職)となって実行しました。
その後ご相談いただいている事業再生では、現場の管理職さんと一緒に進めるケースも増えています。
「はじめまして」から、お話しを聞いていくと、皆さん一生懸命に仕事をしています。だからこそ頭がパンパン。どんどん時間が足りなくなって、『自分はダメな存在だ』としょんぼりしながら自分を責めている。
強いていえば、ダメなのは“やり方”で、決して管理職の皆さんがダメなのではありません。むしろ管理職の方は、総じてポテンシャルが高い方ばかりです。
※管理職の皆さんは頭がパンパンな方が多いです
本来の力を発揮してもらうため、管理職の皆さんに早期に取り組んでもらっているのが、業務の棚卸とそれにかかる時間の洗い出し。多くの場合、スタッフさんからの相談にのる時間を想定せずにスケジュールを立てているため、“スタッフさんの相談にのる時間”を組み入れるだけでも状況はかなり改善します。
頭をパンパンにしていた悩みごとが減るにつれて管理職の皆さんには笑顔が戻り、現場もいいかんじに回り始めます。そんな奇跡を、もっともっとたくさんの人に体感してもらいたい。そんな思いで、本の内容を練っています。
※サウナ事業もお手伝いしています。
資金の使い道とスケジュール
皆さまからご支援いただいた資金は、書籍の出版費用と広報活動費として大切に使わせていただきます。
※CAMPFIRE手数料を含みます。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
2024年10〜11月 クラウドファンディング実施
2024年10月~ 順次リターンをお届けします。
2025年3月 電子書籍出版
2025年5月 ペーパーバック書籍出版
リターンについて
書籍 「\悩める管理職にこそ伝えたい/地方創生は宝探し いまそこにある人・コト・モノを輝かせれば、地方は元気になる!」(仮)のほか、
・【3月風呂の日】出版記念講演会(軽食付き)
・二郎まるっと1日レンタル券
・二郎と一緒に地方創生「おもしろいこと一緒にやろう券」(入門)
など、ワクワクするリターンをたくさん企画しました。
その他詳しくはリターンの欄からご覧ください。
さいごに
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
出版プロジェクトを進めるなかで改めて、「現場で頑張る皆さんの明日が、もっと楽しくなるように、僕は僕の言葉を伝えたい」という自分の思いを強くしました。
“伝える”活動の第一歩としての出版プロジェクト。その先には講演会も企画しています。文章や声にのせた僕の思いが、ギリギリで頑張っている管理職の皆さんに響いて、皆さんのなかで何かが変わるきっかけになってくれたら、とても嬉しく思います。
もちろん、未来の仲間からのコンタクトも期待しています。
地方で活躍なさっている議員の方や行政関係の方をはじめ、地方創生に関心がある方、DX・六次産業・業務改善・空き家・移住・広報・SDGs・マーケティングといった言葉にピンとくる方。
チームで課題を解決し、もっともっと日本を元気にしていきましょう。
一人でも多くの方に、この思いが届くことを願っています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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