1. SkinNotesって???こんばんは!!SkinNotesの中野です!今回は、チーム紹介をしていきたいと思います!!私たちは神戸大学起業部に所属する学生で、3人全員がアトピー性皮膚炎患者で、20年近くかゆみや赤みに悩まされてきました。特に、私は小学生の頃、アトピーが原因で肌が黄色く変色し、グチュグチュに爛れてしまうほど症状が酷かったことがあります。加えて、その見た目からいじめを受けていました。他のメンバーも、アトピーが原因で肌を見せることに抵抗感を持ったり、着たい服を着られないという悩みを持っていました。そうしたアトピー性皮膚炎患者の悩みをなんとか解決したいと思い、「SkinNotes」というチームを立ち上げました。現在は、緑茶に含まれるカテキンという成分に着目し、アトピー性皮膚炎に対してインナーシャツという手段で、なんとかアプローチできないかとトライアンドエラーを繰り返しています。※完成した緑茶染めインナーシャツを持つ竹内2. これまでの歩み2024年12月にようやくクラウドファンディングという第一歩を踏み出したSkinNotesですが、結成は2022年とここまで2年の道のりでした。その道のりを簡単に紹介させていただければと思います。2022年皮膚疾患患者のSNSプラットフォームの開発を目指してチームを立ち上げました。当時は、アトピーに絞らず、乾癬などの他の皮膚疾患もターゲットにした幅広いサービスを開発しようと考えていました。特に、皮膚疾患患者さんが、抱える悩みや疑問を患者さん同士で共有することで、不安を和らげたいという思いで取り組んでいました。そうした悩みや不安を共有できる場という意味を込めて「SkinNotes」というチーム名にしました。2023年ビジネスプランをSNSプラットフォームから薬のオンライン処方・オンライン診療サービスへと変更し、新たに1から再出発しました。アトピー性皮膚炎は、見た目に症状がない状態でも、隠れた炎症が残っており、再発(悪化)しやすい病気です。そのため、肌が綺麗でも薬を塗り続ける必要があるのですが、・薬を塗るのが面倒くさい・薬がベトベトして不快感が強い・症状がないのに塗り続けるのが怖いということもあり、なかなか塗り続けられないことがあります。そうした悩みを解決したいという思いがありました。しかしながら、一学生が取り組むにはあまりにも障壁があったのに加えて、本当に患者さんが解決したいと思っているのはそこではないのではないということに気づき、再度プランを変更しました。そう、それが「アトピー性皮膚炎患者さん向け緑茶染めインナーシャツ開発事業」です。2023年の夏頃から緑茶染めインナーシャツの実現に向けて、プランのブラッシュアップを行い、2024年2月に初めて試作品を作成しました。そこから、本格的な試作品の作成に向けて茶農家や茶企業、染色工房などを訪問する他、たくさんの企業の方々とお話し、よりアトピー患者さんのためになるものを考えてきました。そんな中、静岡の「お茶染めWashizu.」さんと出会い、試作品を作っていただくなど、今回のクラウドファンディングにも大きなご協力をいただいております。3. これからのSkinNotesチーム結成時から変わらないことがあります。「アトピー性皮膚炎患者さんが明るく前向きに生きられる社会へ」これは、このチームの理念・ビジョンです。私たちは常にアトピー性皮膚炎患者さんが、もっと明るく前向きに生きられるようにするにはどうしたらいいかということを考えてきました。それは、私たち自身がアトピー性皮膚炎患者であり、その苦しみや痛みを誰よりも知っているからです。一方で、アトピーは人によって症状や悩みも様々です。だからこそ、今回のクラウドファンディングを通して、たくさんのアトピー患者さんの声を聞きたいと思っています。これからも、アトピー性皮膚炎患者さんが明るく前向きに生きられる社会を目指して、活動していきます。ぜひ応援よろしくお願いします!!