Beer is a journey
自己紹介
こんにちは!私たちは沖縄県うるま市にあるビール醸造所「島国ブルワリー沖縄」です。
ニュージーランド出身のマイクと沖縄出身の私、儀武(ギブ)の二人が、「世界で一番美味しいビール🍺を作りたい」という夢を胸に、うるま市の皆様の支援を受けながらブルワリーを立ち上げました!
常にカメラ目線のマイク
同じ島国出身マイクとの運命的な出逢い、そして再会
今回、クラウドファンディングに挑戦させていただくのですが、その前に、私の相棒、マイクとの出逢いについてお話しさせてください。
二十数年前、私は東京・六本木でバーテンダーをしていました。
沖縄から上京した私は、お客様と接していくなかで、本当に鍛えられました。
自分はプロのバーテンダーになるんだ。いろんなお酒を飲み、研究していました。
あるとき、ふと思ったんです。
やっぱり、バーテンダーとしては、「本当に美味しいお酒を提供したい」。
だったら「自分でお酒を作ればいいじゃん!」と。
そんな気持ちが芽生え、バーテンダーの同僚だった友人を頼りにオーストラリアへワーホリを使って旅に出たんです。
その時はワインを学ぼうと思ってました。
でも、なかなかうまくいかないんですねー。
ワイナリーもみつからず、途方にくれていました。
夢だけおっかけて、現実にぶつかって、あーどーしよーって。
まあ、若いころはあるあるですよね。笑
落ち込んでいたことを知った、バーテンダーの同僚が「うちに遊びにおいでよ!」ってホームパーティーに招待してくれたんです。
「うちの旦那だよ」って紹介されたのがマイク。
当時、マイクは自宅のガレージで趣味のビール作りに情熱を注いでいました。
ガレージから取り出してきた出来立てのビールを見て、バーテンダー魂が蘇ってきました。
「どうせ、趣味でやっているレベルの酒だろ」って内心思ってました。
香りを嗅ぐ、おおお。
テイスティング。
こっ、これは!
もう衝撃でした。
彼の作るビールを初めて飲んだ私は、「これまで飲んだ中で一番美味しい!」と感動しました。
その日の夜は、もう、ビールの話で朝まで盛り上がりました。
その瞬間から意気投合した私たちは、「いつか一緒にビールを作ろう」と夢を語り合いました。それから月日が経ち、マイクが沖縄に移住。紆余曲折を経てついに「島国ブルワリー沖縄」を立ち上げることができました。
同じ島国出身の私たちが、沖縄の恵みを活かし、ここから世界へ美味しいビールを届けていきます。
Make good beer. Our idea is simple.
美味しいビールを作る。私たちの考えはシンプルです。
マイクと試行錯誤してつくった、念願のビールが完成!
現在、スタンダードビールを提供しています。
地元、うるま市のこと
島国ブルワリーがある私の地元のうるま市は、人口12万人を擁する自然豊かな地域で、「海中道路」や離島の美しい風景など、観光地としても知られてきています。しかし、観光資源に恵まれながらも、目立った産業が少なく、所得水準が他地域と比べて決して高いとは言えないという課題があります。
特に農業では、沖縄特有の豊かな土壌で育てられるバナナやマンゴー、漁業では全国一の生産量を誇るもずくが地域を支える一方で、市場規格外のフルーツや流通しづらい農産物が廃棄される現実も目の当たりにしました。
これらの課題を何とか解決できないか。
私たちは、ビールという媒体を通じて、「地元を盛り上げたい」「新たな産業をつくりたい」という想いで日々活動しています。
自然豊かな沖縄の恵みを最大限に活かし、地元に根ざしたビール作りを続けることで、地域に新たな価値を提供し、未来へ繋がる一歩を踏み出したいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
販売基準に満たないため廃棄予定だった沖縄県産の「アップルバナナ」「シークヮーサー」「マンゴー」を使用し、新しいクラフトビールを開発します。廃棄されるはずのフルーツを活かし、沖縄の魅力を詰め込んだビールを生み出すことで、食品ロスを削減し、地元農家の支援にもつなげたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
沖縄では、見た目が基準を満たさないフルーツや少量で流通が難しい農産物が廃棄されています。そんな中、地元うるま市の直売所「うるマルシェ」の職員、じゅんさんから相談がありました。
じゅんさんは、うるま市を有名にしたい移住者で、SNSで積極的に発信しており、私もフォローして見ていました。
そんな時、私に電話がかかってきました。
「廃棄予定のアップルバナナでビールを作れませんか?」
話しを伺うと、アップルバナナは、沖縄特有の甘みと香りが魅力のフルーツ。しかし形が不揃いだったり流通しにくいという理由で廃棄されていたそうです。
これは、もったいない。フルーツを何とか活かしたい。私たちは挑戦することに決めました。
アップルバナナは、もっちりしてほのかにリンゴのような香りがします。
初めてのアップルバナナビール。未知の領域です。「甘すぎるかも」「バナナ感が強すぎてビール好きに合わないかも」そんな不安もありました。それでも、ヴァイツェンというバナナのような風味が特徴のビールをベースに試作を重ねました。
結果は想像以上。ヴァイツェンの風味とアップルバナナの甘みが絶妙に融合。ビール好きも初心者も楽しめる一杯が完成しました。
捨てられるはずだったフルーツが、新たな価値に生まれ変わる。うるマルシェとの出会いが、沖縄の食品ロス削減と地域活性化への第一歩になりました。この想いを、次の一歩へ繋げます。
うるマルシェとコラボして誕生したうるま市産のアップルバナナのクラフトビール。他にもマンゴー、シークヮーサービールも開発して「うるまクラフト」と命名しました。
アップルバナナ ヴァイツェン(Apple Banana Weizen)
リンゴのような爽やかな香りとモチモチの食感のアップルバナナ。ドイツの伝統的なビール、ヴァイツェン独特のバナナのようなフルーティーな香りと相まって、より濃厚にバナナを感じるクラフトビールが出来上がりました!アルコール分:5.0%
マンゴー セゾン(Mango Saison)
酵母由来のスパイシーさとアロマホップ由来の柑橘類を思わせる香りに加え、うるま市産マンゴーのフルーティーな味わいが楽しめます。すっきりドライな口当たりでクラフトビールが初めての方にもおすすめです。アルコール分:7.0%
シークヮサービール("Shikwasa"Okinawan Citrus IPA)
うるま市産シークァーサーを使用した「シークァーサー オキナワシトラスIPA」。ホップをふんだんに使用したパンチのある苦味とシークヮサーの酸味がたまらない!休日にゆっくり贅沢に味わえる、クラフトビールに仕上がりました。アルコール分:6.0%
現在の準備状況
・地元農家との連携を強化し、フルーツの収集・加工方法を確立しています。
・各フルーツの特徴を活かしたクラフトビールの商品化。すでに「アップルバナナ ヴァイツェン」「シークヮーサー オキナワシトラスIPA」や「マンゴー セゾン」が完成しました。
・島国ブルワリー特製グッズ(限定デザインのオリジナルTシャツやコースター、ステッカーなど)
・ビール工場見学ツアー(醸造プロセスを見学でき、試飲ができるスペシャルツアー)
・島国ブルワリーのスタンダードビールのオリジナルラベル!(会社の周年パーティーや結婚式披露宴用)
リターンについて
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
・「アップルバナナ ヴァイツェン」3本セット
・「マンゴー セゾン」3本セット
・「シークヮーサー オキナワシトラスIPA」3本セット
・うるまクラフト飲み比べセット「アップルバナナ ヴァイツェン」「マンゴー セゾン」「シークヮーサー オキナワシトラスIPA」の3種類セット。
スケジュール
2月2日 クラウドファンディング開始
2月28日 クラウドファンディング終了、リターン準備
4月初旬 リターン発送開始
最後に
沖縄の自然と農家の努力が詰まったフルーツを、無駄にするのではなく、美味しいクラフトビールに生まれ変わらせるこの挑戦。
私たちの想いに共感してくださる皆様と一緒に、「もったいない」を「乾杯!」に変える未来を作りたいと考えています。どうかご支援をいただき、私たちの夢を一緒に叶えてください!
あなたと乾杯できる日を楽しみにしています!
島国ブルワリー沖縄 スタッフ一同
<掲示事項>
1.販売場の名称及び所在地 島国ブルワリー合同会社 沖縄県うるま市高江洲1050-3
2.酒類販売管理者の氏名 マイケル ジェームス パターソン
3.酒類販売管理研修受講年月日 令和5年4月27日
4.次回研修の受講期限 令和8年4月26日
5.研修実施団体名 沖縄県小売酒販組合
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