ページをご覧になって頂きありがとうございます。この度「エコエネ柱(ちゅう)」の研究開発及び生産体制を構築するために新たな試作機を導入したく、今回のクラウドファンディングを起案致しました、トラスBP株式会社の花澤亮也です。
当プロジェクトは北海道・東北地方で大きな社会問題となっている雪害の解決に向けて、弊社が独自に発明した「エコエネ柱」を1人でも多くの方に知って頂き、そして応援して頂きたいという思いで起案致しました。
雪国の地域では、雪によって様々な問題が起こっています。
除雪時の死亡事故や路肩の雪山からの子供の飛び出し事故も多く、命や健康が脅かされている状態です。
高齢者も、子供たちも雪国で安心・安全に暮らせる社会を実現するため、ご支援のほどよろしくお願い致します。
まずはじめに、エコエネ柱の全体像についてご説明させてください。
エコエネ柱は名前の通り柱状のシステムで、集めた太陽光を通じて地中の埋設菅が雪を溶かすことができるもの。
そして、エコエネ柱とは、太陽光のエネルギーで熱と電気を同時に生み出すことのできるシステムです。
弊社が独自に開発し、すでに特許を取得しています。
それぞれについてご説明させていただきます。
従来の太陽光パネルが平面状であるのに対し、エコエネ柱は円柱状。パネルと違って積雪の影響を受けないため、雪国の地域でも利用することができます。
エコエネ柱は太陽光のエネルギーを使って発電を行うのではなく、発熱をメインに発電も行えるのが大きな特徴です。
太陽のエネルギーを100%だとすると、太陽光パネルでの発電は効率として20%程度。
しかし発熱を利用する場合は70%ほどのエネルギーになると言われています。
同じ面積でも電気より熱に変換する方がはるかに効率がいいんです。
そしてエコエネ柱は、熱と電気を同時に精製する高効率のクリーンエネルギー装置。
発熱と発電を同時に行うため、70%の発熱と20%の発電を通して100%の太陽光エネルギーを90%の効率でまわすことができるんです。
エコエネ柱は太陽光の集熱で融雪、太陽光発電で稼働させる完全自立型設備のため、一度設置してしまえばランニングコストはかかりません。
そしてエコエネ柱の耐用年数は使用部材にて割出すと15年以上は商品として使用可能です。
*ただし、消耗品のポンプは10年弱での交換が必要になります
ゼロカーボンで地球に優しいクリーンエネルギーである点もエコエネ柱の大きな魅力です。
現在プロトタイプのエコエネ柱では、融雪をメインとしたエネルギー活用ですが、この先には太陽光の熱をエネルギーに変えて融雪や給湯に使えるような商品を目指して開発を進めています。
昨年は「令和の虎」に出演させて頂き、エコエネ柱は「条件付きオール」の評価をいただきました。
この放送が行われたのは2023年の夏頃。このときから更に開発は進みました。
改めてこのエコエネ柱を通して実現したい未来についてもお話させてください!
エコエネ柱を開発するきっかけとなったのは4年前の冬。雪が降りしきる中、私の母が自宅の駐車スペースの除雪作業をしていたのを見て心を痛めたからです。
私は雪国の北海道で生まれ、育ちました。幼い頃から雪には慣れ親しんできましたが、生活を送る上では大きな危険を伴うこともまた事実です。
特に高齢者にとって、雪かきの作業は非常に危険。毎年、除雪作業中の事故が起きており、残念ながら死亡するケースもあります。
私は高齢の母にこんなに危ないことをさせてはいけないと感じました。
そして、色々調べていくうちに、北海道・東北地方において冬季の雪害がいかに深刻な社会問題となっているかを知ったのです。
雪が積もる地域では、除雪中の事故だけでなく、路肩の雪山からの子供の飛び出し事故も多く起こっています。
また、除雪のために自治体や企業は莫大な費用の負担を強いられているのです。例えば札幌市では令和6年度に約260億円の税金が使われており、住民の安全と地域の財政に大きな負担をかけ続けている状況なんです。
雪国の喫緊の課題である雪害。これを新たなアプローチで解決するのがエコエネ柱です。
私たちが開発したエコエネ柱には、雪国の未来を変えるほどの可能性がある。そう確信しています。
円柱型のエコエネ柱を使って融雪を行うことで、雪害を減らす。それは人々の命と健康を守ることに繋がります。
エコエネ柱を広めて、雪害を解決したい。人々の安心と安全、そして地球を守りたい。それが私の願いです。
エコエネ柱を使って雪害を解決したい。その思いでここまで突っ走ってきました。
エコエネ柱の発明は試行錯誤の連続です。商品化に向けて一度試作機を設置。
無事集熱はできたものの、保温する機能がなかったため、すぐに温度が下がり効果的な融雪ができませんでした。
そこで今回、2度目の試作機設置を決意。保温するために真空ガラス二重管を設置することにしました。
試作機の初号機は集熱に重点をおいていましたが、弐号機は集熱に加えて集めた熱を逃さない保温性能を高めていきます。
2度目の試作機を設置し、集めたデータを元に商品化を進めます。2025年5月にはエコエネ柱の先行販売を開始する予定です。
販売目標として2025年の1年目は24本、2年目は50本。同時にさらなる改良を続け、5年後には太陽光からお湯を生み出してボイラーで熱交換できる状態を目指します。
エコエネ柱のボイラーが実現すれば、雪国だけでなく日本全国の幅広い方々に手に取っていただけるはずです。
とはいえ、まずは一刻も早くエコエネ柱の商品化を実現し、雪害に困っている皆様のもとに届けたい。そのために、開発と実証実験のスピードを高める必要があります。
エコエネ柱の商品化に向けた取り組みを加速するため、今回クラウドファンディングを起案することと致しました。ぜひ応援して頂けたら嬉しいです。
今回のプロジェクトは目標金額を100万円とさせて頂いておりますが、このプロジェクトはあくまで1人でも多くの方に「エコエネ柱」の魅力を知って頂き、開発・販売を応援して頂きたく起案致しました。
ご支援頂いた金額は全額エコエネ柱の試作機の設置とデータ収集に充てさせて頂きます。
試作機2本目の設置とデータ収集にはおよそ300万円がかかりますので、その一部を皆様からご支援頂ければ幸いです。
*体験会は2025年2月以降を予定しております
*芳名版の設置は2025年4月以降を予定しております
Q:エコエネ柱を一般家庭に導入できるようになるのはいつ頃の予定ですか
A:3年後には、コストダウンを含めて販売実績を積み上げて自治体の補助金の対象となるように活動を進めていき、一般家庭にも導入できるように致します。
Q:エコエネ柱を導入した後の耐用年数について教えてください
A:エコエネ柱の耐用年数は使用部材にて割出すと15年以上は商品として使用可能です。ただし、消耗品のポンプは10年弱での交換が必要になります。
Q:エコエネ柱を使うことで一般家庭でどのような費用や労力が浮いてくるのでしょうか
A:除雪の労力が大幅に削減すると同時に、その時間の節約にもなります。敷地状況にもよりますが、ロードヒーティングを稼働した際の費用だったり、ロードヒーティングがない場合は敷地いっぱいになった雪を排雪する業者の費用などが削減されます。
ここまでページを読んでくださりありがとうございました。
最後となりましたが、私花澤亮也より今回のプロジェクトにかけた想いについてお話しさせてください。
私は、エコエネ柱は世界を変える発明だと確信しています。人々の命と健康を守り、美しい地球環境を次世代へと受け継ぐ。そのための革命的なツールです。
雪山からの飛び出し事故を防ぐこと。これは人の命を守ります。
雪かきの労力を減らすこと。これは人の健康を守ります。
莫大な除雪費用を抑えること。これは地域の財政を守ります。
さらに将来に目を向けてみましょう。
50年後には各家庭にエコエネ柱のボイラーが設置されている状態を目指します。クリーンエネルギーであるエコエネ柱が日本全国に広がれば、環境保護や燃料価格高騰の対策にも繋がるのです。
エコエネ柱の力で地球沸騰化を避け、子供たちがより良い自然環境で目を輝やかし生活している姿をみんなの力で守りましょう。
これは決して大袈裟な話ではありません。エコエネ柱は世界規模の問題解決の一端を担うことができるのです。
太陽光ボイラーを普及させ、人々の命と健康を守る。美しい地球環境を次世代へと受け継ぐ。それが私たちが目指す未来です。
美しく、平和で豊かな世界を実現するために。エコエネ柱をともに広めて頂けないでしょうか?
今回のプロジェクトを通して1人でも多くの方にエコエネ柱を知って、そして応援して頂けますと幸いです。
ご支援のほど、よろしくお願い致します。
トラスBP株式会社 代表取締役 花澤亮也
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