プロジェクトの実行者について
私は石川県輪島市町野町鈴屋で生まれ育ち、この地で米作りをしていました。両親と共にこれまで7反、2000坪ほどの田んぼで 約130袋、約4000kg程の一等米のコシヒカリを作ってきました。
令和6年能登半島地震後に唯一残った車庫と稲刈り直前だった稲、農機具が今回の能登半島豪雨により甚大な被害を受け、全て奪われました。
農機具ごと車庫は土砂に飲まれました。
このプロジェクトで実現したいこと
父に復興に向けもう一度米作りをやろうと奮起してもらいたいのです。そしてまた家族で米を作りたいです。
具体的には、壊れた農機具を揃える資金、農機具を収める小屋、田んぼの再建にあてる資金を集めたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
今年の1月に起きた能登半島地震で家は全解体となり、農機具と田んぼと車庫は残っていたものの先日の能登半島豪雨での水害で壊滅的な被害を受け私たちはこれらのものも全て失いました。父はなんとか残った物だけで米は作れる!この地で生活していく!と苦しい中でも自らを奮い立たせ米を植えました。そして米の収穫を目の前に全てを奪われた姿を見て、自分自身が少しでも力にならないと背中を押してあげないと!と今回このプロジェクトを立ち上げました。
これまでの活動と準備状況
父と現場で農機具を探しだす様子
母と埋もれる軽トラックをやっと見つけ出した時の様子
車庫ごと道を塞ぐように出ていた為まず、木材や土砂をどかして車1台を通れる様にした時の様子
準備状況に関しましては
現状できる事は限られていて重機などが行き来するために道に押し出された木材の処理、家の前に溢れる流木や土砂の撤去など大きな作業をして頂く為にまず自分達ができる事しかできないのが現状です。
リターンについて
被害があまりにも大きく復興の目処が立てられない状況の為、今回のリターン内容につきましては【一律のお礼のメール】とさせて頂きますことをご了承ください。
スケジュール
プロジェクト 2024年10月05日開始
2024年12月22日迄
車庫取り壊し 2024年10月07日予定
リターン実施 2025年1月予定
実家公費解体 2025年中予定
最後に
最後まで見て頂きありがとうございます。ここまで何もかも失った両親は自分では計り知れない程つらいと思います。でも悲しそうな顔を見せないんです。私とってそれが1番胸が苦しかったです。本当は弱音だって吐きたいんだと思います。私自身がやれる事はやって達成できなくても応援してくれてる人はたくさんいるよって伝えたいです!笑顔を取り戻してもらうために、希望を待ちもう一度奮起してもうために、皆様のご支援が必要です。どうか、このプロジェクトにご協力いただき、私たちの復興を実現してください。心から感謝申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る10月11日 米を保管する冷蔵庫を解体される家から移動させる作業
2024/10/14 20:36稲刈り直前でしたが、米が刈れなくなった為お米用の冷蔵庫を解体される家の中から取り出しました。父は足を痛めているため自分とボランティアの方数人で引っ張り出しました。地震の影響でコンクリートが浮いている箇所があり持ち上げて通すのに苦労しました。埼玉の方からボランティアで駆けつけ協力して頂いた方々本当にありがとうございました。 もっと見る
10月10日 埋もれた軽トラックから車検証を取り出す作業
2024/10/12 10:23車は半分以上土砂に埋もれ、車体の上には流木が大量に覆い被さっていました。まず木などをチェーンソーで切って中が見える所まで辿り着きましたが、写真の窓の位置は地面と同じ高さにあり中の土砂も乾いて固くなっていて手作業で取り出すことは不可能でした。 もっと見る
10月9日 車庫から物を取り出す作業
2024/10/10 21:19この車庫の公費解体の申請自体が11月以降にしかできないとの事で、母と取り出せる物を自分達で取り出す作業を行いました。数日前の雨で泥は水っぽくなっていました。かき分けてもかき分けてもなかなか物は出てこず出せたものも泥だらけでした。使える物として出せたのは作業で使える スコップ5本、くわ1本、剪定ハサミ2本、だけでした。重機で起こせばまだ何かしらあるかもしれませんが、着工までに時間がかかりそうです。 もっと見る
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