▼自己紹介
2024年3月に養老牧場「Champs due verger (シャン デュ ベルジェ)」を開設しました。代表の犬飼です。長時間放牧で、馬も人も癒される牧場を目指しています。
乗馬は6年程度していましたが、馬の脚が悪かったので、馬の脚の治療体温管理(仙痛をおこさなように体温調節)等を13年程してきました。
預託施設の管理、運営を相談したり見てきて、馬を長時間放牧できる牧場を作りたいと思い開設しました。
▼プロジェクト立ち上げの背景
競走馬の引退馬、乗馬クラブでの引退馬…そんな頑張って働いてきた馬達が安心して暮らせる養老牧場は少ない状況です。そんな養老馬をゆったりさせてあげたい、馬と馬のふれあいもさせてあげたい、長時間放牧で多頭放牧もさせてあげたい、北海道のような高原ではないけれど、自然豊かな場所で放牧させてあげたい。と思い立ち、本プロジェクトを立ち上げました。
シャルル 25歳 セン馬 です♥
私自身、乗馬の経験がありますが、馬の脚の問題から、あまり馬に乗れなかった事で色々考えさせられるものがありました。はじめは、乗れないことがしんどかったり、乗れるように馬の脚の治療を頑張ったりしていましたが、馬が足を痛めている、不安に思っているのに、無理して乗らなくても、馬の世話をしたり、放牧したりする中で、「乗ることが全てではない。」と気づきました。馬たちがのびのびと過ごす姿を見ていると、彼らの幸せを最優先にすることの大切さを実感しました。そして、自分も幸せな気持ちになることに気づきました。
そういった経験から、色々思い考えてきました。馬の幸せと人の幸せと、馬の施設の在り方を…養老牧場を見て回るうちに、放牧時間が短かく、馬房にいる時間が長かったりすることがありました。近郊の牧場には長時間放牧できるところはあまりないので、まず第一に馬が好きな放牧を長時間させてあげたい。そして人もゆっくりできる牧場にしたいと思い「馬と人が癒される牧場」を作ろうと考えるようになりました。
▼このプロジェクトで実現したいこと
「馬と人が癒される牧場」を実現するため、以下の目標を掲げています。
1.長時間の放牧環境
滋賀県高島市マキノ町で養老馬・引退馬を預かり、緑豊かな自然の中で自由に過ごせるよう、広々とした放牧スペースを確保します。馬たちがリラックスし、心身ともに健康を取り戻す環境を整えます。
雨や雪の時は、少しでも歩けるよう一部屋根付きパドックを併設予定です。
2.人と馬のふれあい
放牧でゆっくりくつろぐ馬を見守り、一緒に散歩したり、触れ合うことで人も癒される空間を提供します。馬と人の共存を大切にし、心温まる時間を共有できる場所を目指します。
3.有機農作物の栽培
馬の堆肥を利用し、有機栽培で農作物や果樹を育てることで、馬の存在が人々の生活に役立つ循環を生み出します。これにより、持続可能な経営を実現し、地域に貢献できる牧場を築きます。
▼当牧場の特徴
当牧場は、滋賀県と福井県若狭地方に跨がる野坂山地の山間部(高島市マキノ町)に位置し、周辺は原生林に囲まれた自然豊かな場所であり民家からも離れていることから、他牧場の施設では通常30分~2時間程度の放牧も、当牧場では約9時間と長時間化を実現しています。周辺には年間30万人が訪れる高島市屈指の観光地メタセコイア並木があり、マキノ町の自然を馬とともに満喫できることが特徴です。
▼提供するサービス(予定)
☆馬の養老
養老馬・引退馬を預かり、緑豊かな自然の中で、長時間放牧できる牧場とします。
TCCさんからの馬の預託もさせて頂きたいです。運動も行います。
☆馬とのふれあい
馬にふれて、抱きしめると、馬を感じることができ癒されます。
☆馬さんぽ
緑豊かな自然の中をスタッフと共に、ゆっくり歩いて散歩します。
☆馬カフェ
牧場でゆっくりして頂いて、コーヒー(紅茶)とケーキを食べながらゆっくりしてください。
☆野菜、果樹販売
馬の堆肥を使い、有機栽培で農作物や果樹を作り販売できるようにします。
☆堆肥の販売
馬糞を堆肥化して、販売したいと思っています。
アイスクリームはあげられないですよ♥
▼現在の準備状況
今は、厩舎自体は建ったものの、外構がまだできていないです。
放牧地の柵、パドックの柵・屋根、洗い場が準備段階です。
厩舎には4頭ずつ入れます。全部で8頭です。
▼資金使途
養老牧場の開設に関わる費用のうち、資材などの高騰により当初の予算では足りなくなってしまったので、馬が活動する施設、主に洗い場、放牧地、パドックなどの費用に充当させていただきます。
1. 放牧地の整備
長時間放牧で、多頭放牧できるように、牧柵を作ります。気が合う同士で放牧で
きるように分けて放牧します。計5か所。
2.パドックの整備
厩舎前のパドックの柵と一部屋根を付けます。マキノ町は雨や雪が多いので、屋根付きパドックを作ることで、雨の日も雪の日もパドックに出て動き回れます。計8か所。
3.洗い場の整備
手入れのできる洗い場を作ります。
1.柵杭2500✖️120 杭3200✖️20 木杭1450✖️220 1800×35 横木280×440 アジャスター30000 計899,200 柵ユンボ等機械レンタル代50万 杭打ち込み、横木設置50万 合計1,899,200 2..屋根20万✖️8 1,600,000 3.コンクリート50万 整地11万×2=1,220,000 屋根45万 合計=1,670,000 4.人件費 186,000×4=744,000 合計5,913,200 |
▼リターンについて
リターンは牧場に訪れて自然の中で馬とのふれあいや、遠方からでも応援いただけるプランをご用意しています。 (詳細はリターンページをご覧ください)
●馬はぐ
馬にふれて、抱きしめると、馬を感じることができ癒されます。
●来場して頂き、馬を見ながらコーヒーとケーキ
牧場でゆっくりして頂いて、コーヒー(紅茶)とケーキを食べながらゆっくりしてください。
●馬のカード
●癒される馬の写真のファイル
●オリジナルトートバッグ
ロゴが入った、A4サイズのオーガニックコットントートバッグ
▼スケジュール
2024.7月 厩舎完成
2024.9月 外構工事、パドック・放牧地 着工
2024.10.11月 クラウドファンディング開始
2024. 11.12月 ホームページ開設・預託募集開始
2025.1月 クラウドファンディング終了
2025.1月 外構、パドック・放牧地 完成
2025.2.3月 リターン発送
2025.1月 牧場開業
▼最後に
開設にあたり、マキノ町辻の方々、ペンションメタセコイアの方々、馬と仲良くして頂いた老木晴嵐会の方々、工事に携わって頂いた方々、支援機関の方々に、ご協力頂きありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。これからもよろしくお願い致します。
「Champs due verger」は、果樹園の放牧地という意味です。養老馬の長時間放牧とその堆肥で果樹園を作り、馬と人が楽しめる牧場にしたいという気持ちを込めました。
まだまだ創めたばかりですが、少しずつ、マキノ町辻の里山のふもとの自然と協調しながら、馬達と共に果樹園の放牧地を作っていきたいと思っております。
共に「馬と人が癒される牧場」を作り上げていくことにご協力いただければ幸いです。
皆様のご協力をよろしくお願い致します。
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