はじめまして!ファクトエール・ものづくりコンシェルジュ大川と申します。
日本のものづくり製造業を盛り上げるカンファレンスを開催します!
特徴ある経営者4名が登壇し、ものづくり現場に活気と勇気を与える企画です。
2025年1月24日、東京にてリアルとオンライン(ZOOM)のハイブリッド形式で「シン・ものづくり」を始動します!
なぜ今、このプロジェクトが必要なのか?
製造業を取り巻く環境は深刻さを増しています。特に人財不足と技術伝承の問題は昨年のものづくり白書でも課題のトップに上がるほど深刻化しています。製造業の若年就業者が2002年の384万人から2023年には259万人にまで減少しました。若年層のものづくり離れが深刻化する事で当然、会社で培われてきた技術も次の世代に伝承されません。日本のものづくりに対するこだわり、摺り合わせと言われる突き詰めるワザが失われていく事にとても心が痛みます。
もう一つだけ知ってもらいたいのは、
残念ながら製造業は未だに「きつい」「汚い」「危険」といった3Kのイメージが強いのも課題です。結果、人財確保が難しくなっている現状に結びついている可能性が高いです。更に賃金が他業種と比較して低い傾向があり優秀な人財を確保することが難しくなっているという現実があります。
課題は、他にもありますが、悲しくなってしまうのでこの辺にしておいて・・・
ですが、そんな製造現場においても明るい話はたくさんあるんです。
プロジェクト立ち上げの背景
ものづくりコンシェルジュとして製造業経営者の伴走支援を行ってる私ですが、携わるクライアントさんでも課題に直面しつつも克服している事例があります。
初めは事務処理のデジタル化に抵抗を示していた方も、会社が良くなるならと重い腰を上げられ勇気を持って改革に賛同して下さった結果、事務処理のデジタル化を進める事ができ業務効率化が格段に上がった事例もあります。また10数年間ホームページの更新を行なっていなかった会社が、新規顧客獲得・社員募集を目的に、事業内容を丁寧に伝える会社紹介動画を作成しホームページに載せたことで新規案件に繋がる事例もありました。いずれも成果としては小さなものかもしれませんが、新たな1歩を踏み出したことは間違いありません。
この改革をうまく社内に浸透させ製造業の課題を見事に改善し、若い社員が多く集まる様になった企業や、ある社員の趣味がきっかけで自分達で製品を作ってみようとトライし、商品化する事でものづくりが楽しくなったという企業もあるんです。とてつもなく特別な事をした訳ではありません。
この様な「改革」の事例を皆さんで共有し、1社でも多くのものづくり企業が改革にチャレンジし、楽しくものづくりを行う環境を作って頂きたいんです。
ものづくりは楽しい 忘れてしまった楽しさを取り戻したいんです。製造業の底上げに貢献したいんです。
それを実現する為の一歩として、ものづくりカンファレンスを開催したいと考えました。
このカンファレンスで実現したいこと
カンファレンスを実施する事で、3つの事を実現できると考えています。
1、参加者の士気向上
カンファレンスでは、登壇者の方に自社のエピソードを話してもらいます。新規顧客と繋がった話や新入社員の募集のエピソードなど、自社でうまくいった事、盛り上がった事、逆に上手くいかなかった事などを、ざっくばらんに対談してもらいます。その内容は参加者の方々にとって自社での問題点の大きなヒントになると信じています。ものづくりの現場にはいつも課題は付きものです。ですが、誰も解決した事のない問題なんてありません。ちょっとしたヒント、発想の転換で現場に良い流れを吹き込む事が出来るはずです。登壇者から勇気をもらい名案を持ち帰って自社にてトライしたくなる、そんな士気が上がるカンファレンスにします。
2、登壇者との情報交換
登壇者にとってもカンファレンスに参加してお土産を持って帰りたいものです。ただ一方的に自社のエピソードを披露するだけで無く、他の登壇者・参加者のエピソードは自社のヒントになり得ます。更に、参加者から登壇者へのリスペクトコメントも発信して頂く予定でいます。登壇側の話のどこにヒントがあったのか、自社で取り組みたいと感じた点は? 相互でやり取りする時間を設ける事で登壇者にとっても有益な時間とし、参加者全員の更なる発展に結びつけて頂きたいと考えています。
3、ものづくりに対する意識改革
登壇をお願いした企業様は、社内でも社外でも新しい取り組みや奇抜な事に挑戦している方にお越し頂く予定です。その取り組みや姿勢は今後の製造業にとって無くてはならないチャレンジスピリッツではないかと思うのです。時代の変化が速く、情報が溢れている昨今において、あらゆる事を取捨選択し、スピード感を持って常にチャレンジしていく必要があると思うのです。その意味でも色々な取組みにトライ&エラーを繰り返している方の話をヒントに、ぜひ自社でも改革のアクションを起こしてもらいたいと考えています。たとえ小さな事からでも変化に対応し、議論を重ね、新たなものづくりの形を模索する事はこの先業界で生きていく為に必須な事です。このカンファレンスをきっかけに1人でも多くの方の意識が変わり、ものづくり改革にチャレンジして頂きたいと願っています。
カンファレンス実施により、改革にチャレンジされる企業が多くなる事で日本の製造業の更なる発展が期待できると信じています。我が国のお家芸とも言われた“ニッポンのものづくり”に自信を取り戻し、若者が携わりたい職業No.1を目指したいです!
その先に私が思い描いている「Made in Japanの復活」に繋がっていくと確信しています。
よくある無料講演会との違い
製造業を対象にしたカンファレンスやDXについてのセミナー、更には大手企業の著名人による登壇会など様々なイベントが無料で行われています。私も何度も参加した事があります。参加のたびに新たな発見や気づきがあり、また、著名人が話される世界観の大きさにまだまだ日本は捨てたもんじゃない!と勇気を頂いています。その様なイベントには大手企業や協賛企業がスポンサーになっている事で参加者から費用を取らずに開催されている点も魅力の一つと感じています。皆様の中にも参加された事のあるイベントがあるかと思います。
ただ、その様なイベントで毎回のように感じる事があります。
「話のスケールが大きすぎて、それ、中小企業には当てはまりませんよ!!」
中小企業にも企業規模が様々あることも重々承知しています。こと板金業界ではありますが私も1000社を超える企業様に、それこそ一人で事業をされる方から、皆さんがご存知の大手企業様まで幅広く訪問させて頂いてきました。
その経験を基にしても、これらのイベントで取得する情報をクライアントさんにて実践できるのかと考えたとき、予算のかけ方、従業員規模、それを実行する人員などがどうしても当てはまらずイメージが湧かないんです。いくらいいお話が聞けたとしても、改革のヒントにはなりづらいんです。
小さな改革なら企業規模が大きくても部署ごとの改革として十分活かす事は可能ですが、大きな改革は小規模の企業には当てはまりません。
現場を知り尽くした経営者だからわかる現場の悩み
今回登壇頂く方は、色々な経験をされてきた中小企業のものづくり経営者様4名です!
<特徴>34歳の若手社長を中心に若手・中堅・ベテラン社員がバランスよくチームになって切磋琢磨されています。製造のための設計(DFM:Design for Manufacturing)の考え方を基に3次元設計CADを駆使して製品提案を行い、新規顧客獲得も実現している会社です。社員が働きやすいと思える環境を常に考えた結果、製造業では珍しい雇用体系の社員もいらっしゃるとか。勤続年数も皆長く、少数精鋭だからこそOneチームでものづくりを楽しまれている会社です。
<特徴>”もの造り”から”ものがたり創り”へ
キュービクルや配電盤の製作を手がける同社ですが、従業員の作業環境・働きやすさを考慮し、女性専用部屋を設けたり、月一でのランチミーティングではお互いの気づきや褒める部分の共有を行なっています。
更に、2ヶ月に1度のペースで地域活動の一環で無料イベントも開催されています!子供が喜ぶようなワークショップを開催したり、模型作りや金属製の魚つりなどを通じてもの造りの楽しさを若い世代に伝えています。工場見学も行っており、工業製品の製作を通じて人々のお役に立っている仕事をしていること。もの造りを通じてものがたりが始まっている事を若い世代にも伝える活動をされています。
<特徴>「製造業のテーマパーク」
きつい・汚い・危険な場所から楽しい場所へ!製造業のテーマパークの中では、社員は演者、社長は舞台を作るプロデューサー。演者が楽しく演じ(働き)、より高いパフォーマンスを発揮できれば顧客から高い満足度を得られるとのお考え。従業員85名のうち、10代〜30代の割合が70%!平均年齢も36.6歳!!更に社員のほぼ1/3が女性で溶接などの現場職でも活躍しています社員が夢を持てる環境づくりに力を入れており、日本の製造業の未来を支えています。
【three.T 合同会社】
<特徴>『Team』のNo.3を代行するサポート役
“もの”ではなく『Team』をつくるプロである同社は、製造業のチームづくりもサポートされています。その一方で、生成AIをフルに活用して、中小企業の業務効率化は元より、人財採用に関する情報収集、更には事業計画や資料作成においてもAIの機能をうまく活用し経営者のサポートも行われています。これからどの企業にとっても必須とされるAI活用を、より高い次元で先取りしている同社は、ものづくり×AIの未来をどう想像されているのか、上津原代表のお話に注目が集まります。
登壇者4名のうち、3名は板金加工業界の方々です。板金に精通している所は共通ではありますが、今回のカンファレンスでは業界について深掘りした話ではなく、“製造業の今”にスポットを当てて課題の攻略法、社員とのコミュケーションの取り方、一風変わった社内の決まりなどの話題を中心にカンファレンスを盛り上げます。
板金加工業の方でなくても、機械加工業でも、射出成形加工業でも、伝統工芸品を作られている方でも、農家さんでも、課題の本質は同じだと思います。
『ものづくり』に関連する全ての方にヒントになるカンファレンスです。
また、最後にご紹介したthree.T様は、元々製造業界の方であり、今もものづくり企業様に訪問しAIを駆使して業務効率化を図られている方です。今回のカンファレンスを通じて得たヒントを、AIを活用してより効率よく現場に理解してもらう。そんな思いもあって、ものづくり×AIの話をして頂きたいと思います。
登壇者と直接話せる懇親会
カンファレンス終了後、リアル参加者限定で特別懇親会を開催します。
登壇者と直接コミュニケーションが取れ、自社での現場の課題や講演で紹介された具体的な取り組みを深掘りするなど課題解決のヒントを得る絶好のチャンスです。成功事例の裏側や、解決策のアドバイスを直接得られるだけでなく、同じ志を持つ参加者同士で交流し、新たな繋がりやビジネスチャンスを広げることができます。懇親会での出会いはきっと次の一歩に繋がるはずです!
今振り返ってみると、私の人生はものづくりと密接に関わってきました。
年小の頃から工場が私の遊び場でした。100円玉くらいのプレススクラップを使ってミニ四駆の部品にしたり、機械の下に潜り込んでは頭をグリスだらけにした覚えがあります。そんな油臭い工場が私にとってはいつの間にか落ち着く空間になっていたのかもしれません。夏休みになれば機械オペレーターとしてアルバイトもしました。どうしたらもっと効率良く数をこなせるか、その時から試行錯誤して考える事が好きでした。
いつしかものを作る事に興味が湧き、父の会社にあった機械が好きになり、物心ついた時には機械をメンテナンスする大手メーカーのサービスマンに憧れていました。
その想いが(株)アマダの人事担当者にも通じたのか、ありがたいご縁を頂きアマダに入社しました。ものづくり人生の第2章とでも言いますか、仕事としてものづくりと対峙するチャンスを頂きました。お客様と共にものづくりを語り、より良い生産方法を提案する。とても楽しい仕事でした。
ステンレスの街:燕三条を拠点に新潟県全域を周りステンレス加工を深く勉強させて頂きましたし、次の拠点の群馬県では9年間、グレード取得の鉄骨屋さんから超精密板金、プレス、金型屋さんまで幅広く伺いました。
静岡や中部圏でも活動させて頂き、関東との仕事の分類の違いや商習慣の違いも学びになりました。
私の人生、板金加工とは切っても切れない間柄になっています。
自分で考え、悩み、形にしたものづくりは、苦労もありますが、楽しさもあります。ワクワクします。それがものづくりだと思っています。
今工場で働かれている方々の中には、このワクワクを感じながら仕事をしている方が少ない気がします。それは仕事の内容かもしれませんし、環境かもしれません。何がそうさせているのかは本人次第なので分かりませんが、夢のある職とは言い難い状況かと察します。
ですが、従業員さんに仕事の本質を伝え、自らの製作したものが確実に人々の役に立っているエピソードを話し、笑顔にしている人の事が想像できる所まで説明する事で、従業員自ら前のめりで仕事に取り組む会社もあるんです。
ものづくりは楽しいんです。ワクワクするんです。その気持ちを復活させたいんです。子供達に将来の夢はものづくり職人になりたいと言われる職業にしたいんです。
その先に私が思い描く「Made in Japan」の復活があると確信しています。
この、私のものづくりに対する想いを共感して下さり、また、製造業の経営者への実務型伴走支援という仕事に対しても注目を頂きまして、弊社のことが書籍に掲載されました。
皆さまに知って頂きたいと思い、支援者の全ての方にこの書籍をお渡しさせて頂きます。ぜひ、ご覧頂けましたら幸いです。(返礼品の一部では、書籍ではなく冊子のPDF版をお送り致します)
リターンについて
*ご好評につき、返礼品をいくつか追加しました。
これら返礼品は、支援者様の会社のPRや宣伝広告・社内研修など、業務上の必要性を有するものとなります。クラウドファンディングでの支援ではありますが、返礼品の内容からして経費にて計上可能となります。詳しくは、ご担当の税理士の方にお尋ね下さい。
スケジュール
2024年12月4日(水) クラウドファンディングスタート
2025年1月24日(金) 15:00 ものづくりカンファレンス開催
2025年1月24日(金) 23:59 クラウドファンデイング終了
2025年1月25日(土)〜 支援者へリターン順次遂行
*各種セミナーや製作物に関しては、2025年2月中に実施又は初回打合せをさせて頂きます。
資金の使い道
ご支援いただきました資金はカンファレンス当日の開催費用(会場費、zoom配信機器使用料など)に活用させていただく他、返礼品準備費にも活用させて頂きます。
最後に
日本のものづくりには、まだまだ可能性が眠っています。その可能性を目覚めさせるきっかけを、あなたの力で一緒に作りませんか?
ものづくり現場の課題を共有し、成功事例や新たな発想のキッカケになるこのカンファレンスは、未来への一歩を踏み出す貴重な場です。 登壇者の実際に起きたエピソードや参加者同士のリアルな交流から得られる気づきは、現場に新しい風を吹き込む力になります。若い社員の心に響くアクションを起こし、社内にムーブメントが起きるきっかけを一緒に始めましょう!
製造業が若者にとって『憧れの職業』になる未来、そして『Made in Japan』が世界に誇れるブランドとして復活する未来。その実現に向けた一歩をこのカンファレンスから踏み出したいです。
ご支援の締切りは1月24日まで!
あなたのご支援が、未来への一歩を後押しする大きな力になります!
皆様のご支援が、ものづくりに関わる全ての人々の未来を照らす明かりになります。ぜひ、お仲間の方もお誘いしご参加と応援をよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見る皆さまのご支援にて、開始10日で約70%まできました!!本当にありがとうございます。
2024/12/15 08:00皆さまの温かいご支援、本当にありがとうございます。スタートする前はどんな事になるか不安でしたが、ありがたい事にここまで来れました。これから年末年始にかけて忘年会や新年会、会合などで人とのコミュニケーションが活発になる時期かと思います。皆さまの周りにも製造業のお仲間さんがいらっしゃるのではないでしょうか?ぜひ、ご支援下さいました皆さまからこの『ものづくりカンファレンス』の事をお伝えしてもらえませんでしょうか?私も今年の年末年始は数多くの方にお会いし、カンファレンスのリアル参加やご支援をお願いさせて頂きます。カンファレンス当日は、スペシャルゲストもお越し頂く予定です。4名の登壇者の方々のエピソードもヒントが詰まっている話が飛び交いますが、懇親会でのスペシャルゲストさんとの交流も見逃せません!リアル参加には数の限りがあります。まだ、当日参加を迷われている方、ぜひカンファレンスに標準を合わせて頂きリアルでのご参加お待ちしております!!お酒を片手にものづくりの未来をお話しましょう!!動画撮りましたので、ぜひ!!https://youtube.com/shorts/wLcdiT4Ti18 もっと見る
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