自己紹介
地頭塾(じとうじゅく)は2024年10月に福島県福島市に開校したフリースクール併設型の学習塾です。福島市初のオルタナティブスクールとして、学校の勉強+αの実践的な学びを提供しています。
【子どもたちに社会的・伝統的・実践的な学びを提供したい】
社会的要素とは?
他者との関わりの中で育まれる存在欲求を満たすため、大人も子どもも会話(相談・交渉・意思表示)を通じてコミュニケーションを行っています。
伝統的要素とは?
福島県内最古級の建造物である旧二階堂家住宅歴史資料館(江戸時代中期に建築されたと推定)の古文書や伝統様式の建物を活用した学びを実施しています。
実践的要因とは?
AI学習教材「すらら」を導入し、学習指導要領に則った学力の定着と金融経済教育を通じた世の中の仕組(資本主義の原則)を学習しています。
基礎学習 | AI教材「すらら」を使ったICT学習、教科書学習、独自のプリント学習を個別指導で行います。 |
歴史と文化 | 旧二階堂家住宅歴史資料館(地頭塾と同じ敷地)を活用した歴史体験学習をします。明治の教科書や古書とふれあうことができます。 |
金融経済学習 | お金について学びます。主に金融庁など公的機関が提供する教材やオリジナル教材を使って、世の中の仕組を理解します。 |
いのちの授業 | 人の生死や心について知ります。生きていくことのすばらしさや、自分が愛されていることを実感し、自分を大切にすることを学びます。 |
地域活動 | 地域のボランティア活動に参加し、社会性を育むと共に社会貢献を行います。 |
職場体験 | 地域企業や協力団体(古民家を活かす会)と提携し、様々な仕事の内容を学びます。 |
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトでは、経済的・距離的な課題から塾に通いたくても通えない子どもたちのために、学校から塾、自宅から塾までの送迎を継続的に行うための費用と、学習教材の費用を募り、「全ての子どもたちに平等な学びの機会」を提供することを目的としています。
プロジェクト立ち上げの背景
地頭塾塾長である小野寺は、地域の子ども食堂やフリースクールなどでボランティアとして活動しており、福島市の不登校の子どもがコロナ以降急増していることを知りました。そのため、自分自身でまずは地頭塾(フリースクール併設型学習塾)を開業し、学校に行きにくさを感じている子どもでも、多様な学びの機会を得られるような居場所を作りました。すでに何名か地頭塾で学んでいますが、話を聞くと「塾に通いたくても家から遠く送迎が難しい」「家計が厳しく塾に通わせる余裕がない」というご意見が多くありました。そこで、距離的・経済的に難しい家庭のために、せめて塾への送迎と教材費だけでも無料にし、すべての子どもたちが平等に学べる場所にしたいと考えプロジェクトの立ち上げにいたりました。
こちらは地方紙「福島民報社」様に取り上げていただいた時の記事になります。
現在の準備状況
地域のボランティア団体に呼びかけ、寄付を募ったり、地域で支え合えるような仕組みづくりを現在行っています。
リターンについて
支援を受けた子どもたちからの感謝のメッセージを写真付きで提供いたします。
スケジュール
11月 地域や学校、教育委員会への周知活動
12月 クラウドファンディング終了
1月 遠方生徒の送迎スタート
5年下旬 リターン発送
最後に
不登校の問題は福島に限らず、全国的な問題です。不登校の数は福島県で2875名、全国で30万人にまでのぼります。その原因は家庭や学校、地域、生徒本人の性格などまさに多様です。しかし、生徒本人が勉強したいという想いがあれば、社会はそれを全力でサポートしなければならないと感じております。誰も取り残されない社会の実現のため、ご支援のほど何卒宜しくお願い致します。
コメント
もっと見る