中東情勢が緊迫する中、ガザの戦火は国境を越えたレバノンにも及び、人道危機が激化しています。レバノンでは、昨年10 月以来、20 万人以上の人びとが住み慣れた家を追われ、避難生活を余儀なくされています。戦火から逃れるために、人びとは避難民となり、その数も増加しています。このような緊迫した状況のなか、レバノンにおける紛争の激化は、避難民がかかえる脆弱性を一層深刻化させています。
■国連WFP の支援活動
現在、国連WFP は、レバノン南部で、これらの避難民のニーズにも対応しています。
過去12 カ月の間、国連WFPは食料支援を24 万人に実施してきました。これは子どもたちへの学校給食支援を含みます。直近では、レバノン政府と連携して、避難民の所在を確認したうえで、必要な支援を提供しています。
状況が緊迫化したなかで、私たち国連WFP の現地チームは、2 万200 人の新たな避難民の支援に乗り出しています。1万8,200 人に食事を提供するため、すぐに食べられる食料を届けているほか、現地で営業をしているパン屋と協力し、毎日1 万5,000 パックのパンを生産しています。現地では、国連WFPの食料支援で命をつないでいる人びとがいるのです。
■ご寄付のお願い
過去数カ月間、国連WFP は現地への食料の事前配備に努めてきましたが、攻撃の規模は想像をはるかに超えています。国連WFP が現地で継続的に人道支援活動を行うためには、毎月 3,000 万米ドルの資金が必要ですが、この状況下で、資金を十分に準備できていないのが現状です。このプロジェクトを通じて、皆さまのご支援を賜ることができれば、国連WFP は、危機に見舞われている100 万人以上のレバノンの人びとを支援する準備があります。
刻々と変化する状況下では、皆さまのご寄付が不可欠です。どうぞ、皆さまのお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
■ご寄付の受付先
国連WFPへのご寄付は、認定NPO法人国連WFP協会が窓口となります。※ご寄付は、税制優遇が受けられます。
■ご寄付の使い道
皆さまからのご寄付は、レバノンにおける人道支援のための食料支援に、大切に使わせていただきます。ご寄付をいただいた方には、2024年12月以降に、リターンである「お礼メール」をお送りする際に、レバノンにおける国連WFPの食料支援についても、簡潔にご説明をさせていただきます。
■リターンについて
ご寄付をいただいた皆さまへ、国連WFP協会よりお礼メール(オンライン)をお送りします。プロジェクトの進捗状況と成果、そして、皆さまの支援が、どのように生かされるのか、についてご案内をさせていただく予定です。
※このプロジェクトにご寄付をいただく皆さまに対しては、個人情報を国連WFP協会からのご案内に使わせていただく場合もございますので、あらかじめご了承をお願いいたします。
■確定申告にご利用いただける領収書について
税制上の優遇措置のために領収書をご入用の方は、お名前、送付先住所のご記入をお願いいたします。追って、当協会より領収書を郵送いたします。国連WFP協会が発行する領収書を添付して、確定申告を行っていただくことにより、寄付金控除を受けることができます。※領収書を発行する皆さまに対しては、個人情報を国連WFP協会からのご案内に使わせていただく場合もございますので、あらかじめご了承をお願いいたします。
個人が認定NPO法人に対して支出した寄付金は、特定寄付金として寄付金控除の対象となります。確定申告の際に、寄付した金額を課税対象の所得から差し引くことができる「所得控除」と、本来払うべき税金から一定の金額を差し引くことができる「税額控除」のいずれか有利な方針を選択できます。多くの場合は「税額控除」を選択することにより「所得控除」よりも所得税額が少なくなります。
■スケジュール
10月吉日 クラウドファンディングスタート
10月31日 23時59分59秒 クラウドファンディング終了
12月上旬以降 オンライン上でお礼メールを配信(そのほかの緊急対応などにより、2024年12月上旬より配信が遅れることもあるかもしれませんので、あらかじめご了承をお願いいたします。)
12月中旬以降 領収書の発行と郵送
■最後に
あなたのご支援で、食料支援を必要としているレバノンの子どもたちとその家族の命がつながれ、未来が拓かれていきます。そのきっかけを、このクラウドファンディングから始めてみませんか?
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