人と人のつながり、そして地域の活性化を進めていくためにバンブーフェスタを続けたいその思いで、今回の活動をはじめてみました。
【概要】
ベストサポートは、地域で暮らす人々が色んな人と出会い、繋がり、支え合う「地域共生社会」を目指し、活動しています。みんなが笑って暮らせる町づくりのきっかけの場の1つとして、千葉市若葉区西都賀にあります中広公園にて、「バンブーフェスタ」というお祭りを障害者支援施設と保育園の合同開催しております。そこに地元企業、地元自治会等に加え、地域住民の皆様のお力を借りしています。回数を重ねるごとに人との出会いや繋がりの輪が広がり、新たな地域課題やニーズを抽出することにも繋がっています。今年も11月17日(日)11:00―14:00にて、地域の皆様と一緒にバンブーフェスタを開催していきます。
人と人とが繋がり、お互いに支え合える地域を作っていく為にも、きっかけづくりの場を継続していくことが大切であると思っております。継続していく中で、地域の皆様とお祭りをブラッシュアップしていき、より良いものを作っていけたらと考えております。
2025年以降もバンブーフェスタを続けていく為に、皆様のお力を貸して頂けますと幸いです。
【自己紹介】
主に重度知的障害児・者の方を支援しているベストサポート(通称バンブーさん)は、都賀を拠点に事業を展開しています。「そこにニーズがある限りを」合言葉に、障害のある方々の支援を通じ、福祉の「ケア」と「つなぐ」を組み合わせた地域共生社会を創造していけるように、日々地域課題やニーズに向き合っています。
私たちの願いは、誰もが「ありのままに、そのままに、皆でつながり合える社会をつくる」ことです。現代は人と人との分断が進み、つながりを持てない人が増えています。誰かに頼りたくても頼ることができず、社会の中で、地域の中で居場所を見つけられずに苦しんでいる人たちを多く見てきました。
誰かが困っていたら、みんなで解決する、誰かの得意が誰かの不足を補い合う、古き良き日本のような思いやりのあるおせっかいが行きかい、誰もが「生きていてよかった」と感じることができる、そんな社会の実現を目指しています。
プロジェクト立ち上げの背景
「地域でお祭りをやりたい」という若い職員の一言から始まりました。「地域共生社会」の理念をそのままに、地域の人達が繋がる起爆剤の1つになればと思い、この企画を形にしてきました。最初の2年は、職員数が10人満たず、準備も夜中に及んでいました。通常業務をしてからの祭りの準備。それでも私たちの心は踊り続けていました。地域のみんなが喜んでくれる、どんな人と繋がれるかを考えると笑みが溢れていましたし、その気持ちは今も変わることがありません。
祭りの第1回目から、自治会の方が手伝ってくださっていました。
ある年に、自治会の年間行事予定表を見て驚きました!自治会の予定表に私たちの企画運営する「バンブーフェスタ」が記載されているのです。この町のイベントとして、正式に認められた瞬間でした。嬉しくて、嬉しくて何度も予定表を見返したのを覚えています。今は、町内の人の中には、「今年はいつだい?」と声をかけてくれる人が増えました。
こうして、町に根付いた「バンブーフェスタ」。ある年に、町に住む芸術家に「みんなでつながれる企画を考えてほしい」と依頼しました。彼は独特の絵を描くのですが、それを巨大な板に下書きをし、祭りの日に持ってきました。すぐにわかりました。
大きな塗り絵!
祭りが始まると、小さな子どもから大人、障害をお持ちの方、お年寄りまで、みんなが大きな塗り絵に群がります。
しばらくすると、車椅子を押した女性が、申し訳なさそうに「母も良いですか」と声をかけてきました。車椅子に乗った女性は、ほとんどの時間を家で過ごしていたそうです。ところが、「このお祭りに行く」と、突然言ったそうです。なんとも嬉しそうに微笑みながらそこに集まる小さな子どもと一緒に塗り絵をするおばあちゃんの姿は忘れることができません。
それ以外にも、「昔はよー」とこの町の自慢をするおじいちゃん、「日本が好き、ここはいいところ」と笑う海外から移住してきた方、「あー久しぶり。大きくなったね」と、お年寄りに声をかけられる青年など、この町を背景とした物語が、中広公園という小さな小さな公園内で展開されています。
私たちは、福祉団体として何かを提供してあげている、そう思っていました。しかし、この8年間で気がついたことがあります。それは、「誰かが誰かのために何かをしてあげる」という一方通行のものではなく、互いに助け、助けられるという関係性が、この町には溢れているということです。そして、その気がついた大切な大切な概念、それが今の私たちの根幹となっています。私たちも10人満たない小さな団体でしたが、今や全体で100名を超えるまでになりました。全員の心に宿る「ありのままに そのままに みんながつながり支え合える社会をツクル」という理念はこの町の姿から生まれました。
この町は、20年前ほど前では、商店が軒を連ね、人々が物を求めて「その場所に行って、買う=人々が行き交う」町として栄えていました。人々が出会い、自然と話が弾んでいたようです。そんな町の姿が、町の人々の優しさを作ったのだと思います。
僕らは、そんなこの町の人とこの町の文化が大好きです。時代が進み、商店街という形は無くなりましたが、人々が交わり関係性を紡ぐ文化は残っているし、それを残さなくてはいけないと強く思っています。
本取り組みは、小さな小さなものです。しかし、人々が行き交う場所が減っている現代だからこそ、場所と時間が必要なのだと考えています。それがこのバンブーフェスタです。
時代が進み、変わりゆくものがあることは知っています。だからこそ大きな声で言いたいことがあります。
変わっちゃいけないものがある!
その一つが、この西都賀の町にある人々の温もりです。
現在の準備状況
地域出店、イベント出演団体、抽選会の内容等が決まり、最終調整に入っています。地元自治会を中心にチラシ配布も順次行っております。合わせて、多くの人に今回のような場を知って頂くため、地域以外の方にもお祭りの開催をお知らせしております。
リターンについて
缶詰セット
バナナジュース券
駄菓子セット
チラシ・ブログへの掲載
2025年バンブーフェスタ出店確定券
スケジュール
10月 地域出店の確定
地域出店、イベント内容の最終調整
チラシ第二弾の配布
11月 クラウドファンディング開始
祭り全体の最終調整
11月中旬 祭り開始
11月末 クラウドファンディング終了
12月 リターン発送開始
最後に
障害者の方と歩んできた14年、多くの出会いから生まれる「つながり」が、町の人々の笑顔を作ってきました。
このバンブーフェスタは、人と人が出会うスクランブル交差点のような場所。更なる多くの笑顔と出会うために、皆様のお力をお貸しください!
最新の活動報告
もっと見るラスト1日
2024/11/29 14:30お世話になっております。めっきり寒くなってきましたね。しかしフェスタの熱はまだ覚めてません(笑)この前もお伝えした通り職員の中でも「こうすればいいんじゃない?」と意見が活発にありました。フェスタ後も話し合ってるのを見るとやってよかったなと改めて感じました。 もっと見る
ご協力ありがとうございます。
2024/11/28 13:18クラウドファンディング終わりまであと2日。早くも来年のフェスタに向けてまとめも入ってきています。来年も今年に負けないようなフェスタを開催したいと思います。皆様のご協力の程よろしくお願いいたします。 もっと見る
遅くなりました。続報です。
2024/11/23 13:55残すところクラファンも1週間になりました。ここまでご協力いただいた皆様ありがとうございます。今年は過去最高の来場者数になりました。来ていただいた方も何を食べよう?とお店をめぐっていました。私もついついお財布が緩んでたくさん食べてしまいました。そんな楽しいフェスタ来年も続けたいと思っています。 もっと見る
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