はじめまして。藤松楽久です。
私は大分県大分市で、国産スポーツカー専門のレンタカー店「FUJIMAX JDM Car Rental（フジマックスJDMカーレンタル）」の店長をしています。FUJIMAXは2024年6月にグランドオープンしたばかりの、まだまだ新しいレンタカー店です。
時代を象徴するような素晴らしい車であっても、時が経つとその姿は道路から消え、ごく一部のマニアのコレクションか、博物館で眺めるだけの存在になってしまいます。しかし、クルマは乗って走ることに本来の価値があるもの。そこで私は、誰でも自由に借りて走ることのできる自動車博物館を作ろうと考えました。
車好きなら誰しもが抱く願いを、現実のものにしたい。さらに名車を通じて、私の地元である大分県の魅力を、より多くの人々に知ってほしい。
その思いで誕生したのがFUJIMAXです。
開店してまだ間もないですが、遠く関東から飛行機に乗ってご来店いただいたり、福岡から恋人との特別な旅行のためにご利用いただいたり、帰省したタイミングで乗ってみたかった車に挑戦していただいたりと、様々な目的のお客様が徐々に来るようになってきました。
始めた時は、このようなサービスがお客様に満足していただけるのか不安でいっぱいでした。しかし、どのお客様もとても笑顔で車を返却してくださるので、このレンタカー店を始めて良かったなと心から実感しています。
ですが、まだまだお店が認知されていないのも事実です。大分県内にスポーツカーなどの特殊な車を貸し出すお店自体がほとんど無いこともあって、もしかするとレンタカーのスポーツカーで旅行するというスタイル自体がまだ知られていないのかもしれません。
日本一のおんせん県大分には、別府や由布院などの素晴らしい温泉地・観光地はもちろん、南は佐伯の美しい海、北は宇佐の宇佐神宮、東は佐賀関の関アジ関サバ、西は日田の小鹿田焼など、名所や歴史、旨いものに特産品が勢揃いしています。さらに世界中のドライブ好きが走りに来るやまなみハイウェイがあり、ここを自分でハンドルを握って走る喜びは何物にも代えがたいものがあります。
大分県に【乗って走れる自動車博物館を作りたい！】という夢の実現のため、第1弾として今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
FUJIMAXは現在3車種のみのラインナップですが、今後どんどんと魅力的なレンタカーを増やしていきたいと考えています。例えば軽自動車であればカプチーノにAZ-1、S660にアルトワークスなど。普通車であればスープラ、S2000、ロードスター、ランサーエボリューション、スカイラインGT-Rなどなど、日本にはまだまだ魅力的なスポーツカーがたくさんあります。さらには時代を遡り、117クーペ、ブルーバード、ダルマセリカ、スバル360などなど、「懐かしい！」と思える車も増やしていきたいです。
そして大分空港付近など、お客様にとってより利便性の高い場所に店舗を増やしていくことも計画しています。
私の思いを実現するため、どうか皆様のお力をお貸しください。ご協力よろしくお願いいたします。
私がなぜスポーツカー専門のレンタカー店を立ち上げようと思ったのか。それは大分県が、九州が大好きで、そして自動車が大好きだからです。
大分県で生まれ育った私は、小さな頃から車を見ると目で追いかけるような子供でした。1日中ミニカーで遊んでいたため、この子は大丈夫だろうかと母は心配したこともあったそうです。
父の勧めでレーシングカートを始めると、自分でハンドルを握る喜びに目覚めました。そこからは全日本カート選手権に出場し、大学生の頃にはチームを作って軽自動車耐久レースに参加するなど、レース経験を積んできました。現在でも自分の車をメンテナンスしたり、レーシングカートレースに参戦しています。
私は休日にはよくドライブに出かけます。どこに行くのも魅力的ではありますが、私は特に久住高原や阿蘇の雄大な景色が好きです。春の野焼きされた黒い大地が、初夏の緑の景色に変わり、秋には一面のすすき林に変貌します。冬でもあまり雪が降らないので、一年中気持ち良いドライブが楽しめます。
全国から友達が訪ねてくれた時には、阿蘇や久住をドライブして、別府で温泉に入り、大分の美味しいお酒と食べ物に舌鼓を打つ、そんなプランを組み立てます。こんなに素晴らしく濃厚な体験ができる大分県が、私は大好きなのです。
これらの経験から、魅力的な自動車や体験は、たとえ遠く距離が離れていても人と人とを結ぶ力があることを学びました。この2つを組み合わせれば、より多くの人の心を動かすのではないか？私の大好きなスポーツカーと、私の大好きな大分県の魅力が、より多くの人に伝わっていくのではないか？そう考えてFUJIMAXを始めました。
FUJIMAXを立ち上げたことをきっかけに、大分県観光協会や全国インバウンド推進協議会にも加盟しました。さらに多くの人々に大分県の魅力を伝えるべく、日々活動しています。
そんな私が店長を務める「FUJIMAX JDM Car Rental」は、大分県大分市にある完全予約制のレンタカー店です。WEBサイトからの予約時に決済まで完了することによって、スムーズな受付を行います。オープンカーの屋根の操作方法や、各車両の注意事項などは私やスタッフがしっかりと説明しますので、ご不明な点があればお気軽にお声がけください。
FUJIMAXは2024年1月にプレオープンし、2024年6月にグランドオープンしました。店舗のある野津原は大分市中心部からは外れていますが、国道442号線沿いの非常にわかりやすい場所に、緑色の特徴的なガレージが建っています。混雑する地域ではないため、渋滞無しでそのまま久住高原などのドライブスポットに向かうことができます。
現在FUJIMAXは3台のレンタカーを用意しています。いずれも1990年代～2000年代の軽自動車で、製造からすでに20～30年以上が経過したネオクラシックカーです。しかし、どの車も決して色褪せることはありません。むしろ現代車にはない魅力を放つ、当店おすすめの個性的な国産名車たちです。
1台目はホンダ ビート（1991年製、MT車）です。これは1991年に登場し、E07A型直列3気筒660cc自然吸気エンジンをミッドシップに搭載した2シーターオープンカーです。ビートは世界で最初のオープンモノコックボディを持った量産ミッドシップ車であり、ホンダの創業者である本田宗一郎氏が最後に送り出した4輪車としても知られています。
ビートに搭載されたE07A型エンジンは同時期のホンダの軽自動車と同じ形式ですが、その中身は完全に異なります。どこまでもドライバーの気持ちに直結した小気味よいレスポンスを実現するため、ホンダは自然吸気エンジンにこだわりました。当時のF1テクノロジーから応用された、3連スロットルと燃料噴射マップ切り替えシステムを持つMTRECを新開発。専用ピストン、専用コンロッド、軽量フライホイールなどを多くの専用部品を搭載した結果、ビートのE07Aエンジンは自然吸気でありながら唯一、軽自動車の自主規制いっぱいの64馬力を8,100rpmで絞り出します。
パワステやブレーキサーボすらついていないビートは、とにかく全ての操作がダイレクト。自動車を運転することの根源的な面白さを持っています。コクコクと小気味よいマニュアルミッションの操作感、右足の動きに直結するように回るエンジン、ドライバーの意のままに操れるハンドル。サスペンションのジオメトリーを最適化した後にボディの骨格構造を決めるという異例の開発方式を取った結果、優れた動的性能を発揮します。さらに屋根を開ければ、気持ち良い風が体を包み込みます。
ホンダがビートを「ミッドシップ・アミューズメント」と呼んだ理由は、運転すれば必ず理解できます。1991年からの5年間で約3万4千台が製造されたビートですが、驚くべきことに2021年時点でそのうちの約5割が現存し、日本の公道を走っています。この事実は、ビートがどれだけ他に変えがたい魅力を持つ車なのかを証明しています。
2台目はスバル ヴィヴィオ RX-R（1995年製、MT車）です。ヴィヴィオは軽自動車が660ccに切り替わった時代に登場した車で、英語のVIVID（鮮やかな）と、660をローマ数字で書くとⅥ Ⅵ 0となることから名付けられました。軽自動車は3気筒エンジンを積む車がほとんどの中、スバルはVIVIOに4気筒のEN07型エンジンを搭載しました。クローバーフォーと呼ばれたこのエンジンは、低回転から高回転までとても滑らかに回り、高い耐久性を持つことが特徴です。
ヴィヴィオは商用車から乗用車まで幅広いラインナップを揃えましたが、当店の車両は最も過激なスペックを持つグレード「RX-R」です。これはエンジンをDOHC化し、さらにスーパーチャージャーで加給することで、自主規制である64馬力を7,200rpmで発揮しています。実際には新車販売時点で80馬力を超えていたと言われるほどのハイパフォーマンスを持つ、軽自動車の中でもとびきりにホットなエンジンです。
わずか760kgの軽量ボディの中には、4WDシステムが詰め込まれています。さらに当時の普通車並の車体剛性を誇り、スバル伝統の4輪独立懸架方式のサスペンションを装備。これにより当時のインプレッサやレガシイに引けを取らない走行性能を発揮します。軽自動車最強のボディに収まるホットなエンジンを5MTで操り、4WDのトラクションでアスファルトを蹴り飛ばすヴィヴィオRX-Rの走りは、痛快そのものです。
その走行性能を証明すべく、1993年の4月、5日間で約3700kmを走破する世界一過酷なデザートラリー「サファリラリー」に、スバルは3台のヴィヴィオ RX-Rを送り込みました。伝説のラリードライバー コリン・マクレーもヴィヴィオをドライブする中、地元の英雄パトリック・ジルがドライブする7号車は見事総合12位、A5クラス1位でフィニッシュ。ヴィヴィオが世界最強の軽自動車であることを世に知らしめたのでした。
3台目はダイハツ コペン（2004年製、AT車）です。バブル崩壊後の日本ではスポーツカー不遇の時代が到来し、2000年代に入るとその存在はごく一部のマニアのためだけのものになりつつありました。そんな中2002年に登場したのがコペンです。ダイハツとしては1993年以来のオープンカーであり、さらに軽自動車では史上初となる電動で動く屋根「アクティブトップ」を持って現れました。
当店のコペンは初代モデルであるL880K型で、当店唯一のAT車です。愛嬌たっぷりの丸みを帯びたボディに大きなヘッドライトを備えるコペンのルックスは「かわいい」そのものですが、その走りはまさにスポーツカー。日常的な使い勝手を考慮しつつ、思い立ったときにはオープンエアの非日常感と軽快な走りが楽しめます。あなたの週末に彩りを添える車、それがコペンです。
ダイハツの軽自動車用としては現在のところ最初で最後の直列4気筒エンジンであるJB型エンジンの中でも、最もパワフルなDOHCターボ仕様であるJB-DETエンジンがコペンに搭載されています。ショートストロークながらトルクフルな走りが楽しめるのが特徴で、64馬力を6,000回転で発揮します。2014年に登場した現行コペン（LA400K型）は3気筒エンジンに変更されたため、滑らかでかつ高回転域でのパワフルさを持つこの4気筒エンジンのフィーリングは、初代コペンにしか無い魅力です。
2個所のロックを外し、スイッチを押して約20秒待つだけで、ハードトップのクーペボディから太陽の降り注ぐオープンカーへ変身します。低重心で高剛性な車体に、癖のない素直なハンドリング、そしてパワフルなエンジン。まるでゴーカートのような運転感覚ですが、2000年代車ならではの快適装備や安全装備も充実しています。ビートやヴィヴィオと乗り比べると、10年の歳月による自動車の大きな進化を感じられるので、そういった楽しみ方もオススメです。
今回のプロジェクトで集まった資金は、国産スポーツカー専門レンタカー店「FUJIMAX JDM Car Rental」のレンタカー整備費用と、広報活動に使用します。
FUJIMAXのレンタカーはいずれもネオクラシックカーであり、維持にはそれ相応の費用がかかります。製造から20年以上経過した車は予期せず故障することもありますし、徐々に不具合が発生することも。特にオープンカーの場合は雨漏りや幌の劣化など、屋根の開かない車では起こりづらい問題もあり、その修理代はそれなりに高額です。
もちろん現時点でもお客様に安心してスポーツカーを楽しんでいただけるよう十分に整備・点検を欠かさずに行っています。しかし今後のメンテナンスや予備部品の確保、また劣化していく部品を交換して走行性能や快適性を向上させることで、お客様にスポーツカーを、そして九州でのドライブ旅をよりいっそう楽しんでいただけるようになると考えています。
さらに今回のクラウドファンディングを通じてご支援いただいた資金は「国産スポーツカーと大分県の魅力をより発信していくための広報活動」にも使用します。これにより、大分県に訪れる旅行者が増え、大分県の魅力が国産スポーツカーとともに広まっていくようにします。
私の夢を、あなたの願いを叶えるために、どうかお力をお貸しください。
リターンとして「割引レンタカーチケット」と「応援コース」の2パターンを用意しました。
割引レンタカーチケットは、CF限定の大幅割引と、通常営業では行っていないCF限定の短時間レンタルプランで当店のレンタカーをご利用いただけるスペシャルチケットです。この機会にぜひご支援していただき、スポーツカーと大分県の旅をお楽しみください。
支援者本人がレンタカーの運転手である必要はありません。割引チケットはご家族やご友人のためにもご活用いただけます。ただしリターン購入時の備考欄に運転者情報をご記入ください。
割引レンタカーチケットでご支援いただいた場合は、メールにて希望のレンタル日時についてやり取りを行います。レンタル日時は先着順で決定します。
支援頂いた場合は当店の貸渡約款と以下の内容に同意したものとみなします。必ずご確認ください。
※ショートプランのご利用期間は2025年1月31日まで、割引チケットのご利用期間は2025年5月31日までです。
※レンタカーご利用にあたっては必ず当該レンタカーを運転可能な自動車運転免許証を所持している必要があります。MT車をAT限定免許で運転することはできません。またMT車の操作練習のために貸し出すことはできません。
※レンタカーチケットで運転できるのは1名のみです。追加運転者は24時間毎に1人2,200円（税込）、6歳未満のお子様を乗せる際に必要なチャイルドシートは1台550円（税込）です。オプション料金は含まれていませんので、メールにて希望のオプションを事前に必ずお伝え下さい。オプション料金はご来店時にクレジットカードにてお支払い頂く必要があります。必ずクレジットカードを持参してください。
※レンタカー代金には燃料代や高速道路料金は含まれておりません。車両返却時は燃料を満タンにしてください。ETCカードが必要な場合はご持参ください。
※当店の営業時間は月曜日～日曜日の10時～19時、不定休です。営業時間内に車両の受け渡しとご返却をお願いいたします。
※やむを得ない事情によりご利用希望のレンタカーが貸出不可能になる場合があります。その際には事前にご連絡の上、別の車両を貸出する場合がある点をご了承ください。
※貸渡約款の予約申込金を返金する場合について。予約申込金はリターンの金額を指し、支援者がCAMPFIREに支払う手数料は含みません。予約申込金を返金する場合、リターン金額から本クラウドファンディングの手数料（リターン金額の20％+消費税）を除いた金額に対し、貸渡約款に基づき返金されます。
※レンタル時のご利用方法やよくある質問は当店WEBサイトをご確認ください。
FUJIMAXを応援したい！そんな人のための支援コースです。また当店WEB予約時に使用可能な、支援金と同額のクーポンコードを発行します。
応援コースのクーポンコードは支援者以外の方も使用可能です。ご家族やご友人のためのプレゼントとしてもご活用いただけます。
※クーポンのご利用期間は2025年12月31日まで、ご利用回数は1回です。
※クーポンは1リターン購入に対して1枚発行されます。例えば「応援コース-FUJI」を2つ、「応援コース-MAX」を1つ購入した場合、3,000円引きクーポンが2枚、10,000円引きクーポンが1枚発行されます。
本クラウドファンディングのスケジュールは以下のとおりです。
2024年11月01日
クラウドファンディング開始
2024年11月01日～
割引レンタカーチケット・応援コースクーポンを随時配布
2024年11月30日
クラウドファンディング終了
2024年12月01日～
応援コース リターン品の発送を開始
FUJIMAXのコンセプトはこの言葉に集約されています。乗ってみたかったあの車を、誰でも運転できるようにしたい。博物館に飾るのではなく、公道で生き生きと走る車にしたい。エポックメイキングな名車たちを、いつまでも走らせたい。FUJIMAXはそのような思いから始まりました。
日本一のおんせん県大分は温泉で有名ですが、ご当地グルメもたくさんあります。関あじ関さばはもちろんとして、ニラ豚、鶏めし、鶏天、地獄蒸し、やせうまに国東姫ダコなど、ここでしか味わえない個性あふれるグルメをぜひ味わってほしいです。
またドライブコースとしては、定番のやまなみハイウェイを駆け抜けるのが最もオススメです。しかし、九州最東端の鶴御崎に行って、その道中に残る戦争遺構を訪ねるのもよいものです。臼杵に残る南蛮貿易とキリスト信仰の痕跡を見て回るのも、国東や宇佐のパワースポットや恋叶ロードを走るのも楽しいです。おいしい水に恵まれた天領日田で、美味しいお酒と食事、そして進撃の巨人のモデル地を巡るのも乙な旅でしょう。
【乗って走れる自動車博物館】FUJIMAXのレンタカーで、あなたの旅をより良いものにしたい。あの日の憧れ、あの時の思い出、未知なる体験に心躍らせるお店を大分県に作って、レンタカーの新たな可能性に挑戦したい。もっともっと魅力的なレンタカー店にして、より多くの人々に楽しんでもらいたい。私はその気持ちで、今回のクラウドファンディングに挑戦しました。
どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
国産スポーツカー専門レンタカー店
FUJIMAX JDM Car Rental
・住所：〒870-1203 大分県大分市野津原914-2
・営業時間：月～日 10:00～19:00 不定休
・WEB：https://fujimax-jdm.com/
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