自己紹介
2004年11月に 建築、介護、医学の勉強をして東京商工会議所の福祉住環境コーディネーター2級の資格を、得ました。身体障がい者向けにユニバーサルデザイン(身障者、健常者にも優しい商品)の介護用品を開発してきました。
私は、元気高齢者ですが、子供が小さくて将来的に何か残してあげたい気持ちと、便利な商品開発を考案して社会に喜んで貰いたいと常に思っていて、情報を取得し
あ~すればよいか?こ~した方がいいのでは!と考えるのが好きなタイプです。
このプロジェクトで実現したいこと
TVで見た洪水被害の現地まで行き、TVに出演した方や他の方にも会って話を聞きました。その際に洪水による被害で家屋のような物はもちろん、思い出の品や写真等の有形の大切なものを、なくさないようにする事や良くない記憶を、残さない事の大切さを、現地に赴き強く感じました。
泥水による長期にわたりご自宅で生活もままならい、嫌な匂いも残らない日常生活を翌日には取り戻せる様にと切に思い、その為の被害軽減データを集め、研究・実験をして効果がどれほどあるのかを数値化していき、実際の防災に役立てたいと考えています。
※今回のプロジェクトは、現在公開中の「想定外の河川の氾濫から、あなたの大切な財産・人命を守りたい。」の内容に加え、土石流や土砂災害への被害軽減のための研究や現地(蒲郡市など、愛知県内を中心)への調査・近隣への取材もしていきたいと考えています。
また、ご支援いただく事に関しても、リターンでの物品はなくしましたが金額を変更し、よりご支援いただきやすい形式にいたしました。

プロジェクト立ち上げの背景
自分自身の体験として、今から40年位前に愛知県海部郡に住んでいた際に、天井川である日光川の対岸が決壊し洪水となり2階の高さまで浸水しました。
災害時に必死の思いで対岸から避難されました。その後の被害の状況や水の引いたのちの復旧作業で大変な様子や泥だらけの姿で我が家の前を通り、避難所へ向かう多くの家族の姿を目にしました。 その忘れがたい光景が脳裏から離れませんし、被災者しか分かり得ない苦労がココロに伝わってきました。
そのために、土砂・土石流を侵入させないためや、敷地内に泥水が入ってこないようにするためにはどうすれば良いか。また家屋内に泥水を招き入れない為にはどうすれば良いか考えて出来た施工案です。
私には10歳の男子がおり、もし彼が同じ立場になったと考えたときに、この事業を実現すべきと考えました。資金面で大きな負担となるので、私の考えに共鳴して頂ただける方はいるはずと考えて、クラウドファンディングの活用を考えました。
これまでも障がい者向けのスプーンやハンガーなどの開発を通じて、新製品の開発のプロセスを試行錯誤しながら学んできたし、弊社の職種もリフォームの建設関係でそのノウハウも活かせる時が、やってきたと自負しております。
現在の準備状況
1.チラシを作って過去に被害にあった地区を訪れて、実際に被害にあった方の話を聞いてきました。
*作成したチラシ↓

2.実際にものづくりをするために何が必要かを検討してきました。建築現場で使われる実物大のH1.2mのL型コンクリートを、組み立ててみました。初期実験の結果、これだけでは十分でない部分と、何を改良すべき点かを気づきました。
3.豊田市役所・豊田商工会議所・豊田工業高専 3社連携機関の豊田イノベーションセンターで具体的な製品の強度や耐圧試験場の紹介を受けて、計測方法など技術的な視点で何が必要かを教示してもらいました。
リターンについて
ご支援くださった方に、お礼のメールをお送りします。(2025年4月末までに)
※別途ご連絡(メールや会社への直接のお電話)にて、土石流・止水L型コンクリート壁・開閉型門扉の施工をご希望の方へ
お見積りを取って頂いた上で、モニター施工をご了承いただいた方に限り、半額施工キャンペーンをおこなっています。
スケジュール
土石流や土砂災害への被害軽減のための研究や、実際に被害にあわれた現地(蒲郡市など、愛知県内を中心)への調査・近隣への取材を、弊社に近い場所から随時行っています。
※2024年10月末、8月に実害のあった蒲郡市竹谷町へ現地調査を行いました。
・今回のクラウドファンディング掲載期間終了後に以下を予定します。
~2025年5月末
設計:製品図面作成3月末 → 実験用部品試作と仮組み立て
2025年6月末以降
性能試験:国立研究開発法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市),京都大学防災研究所にて実施依頼
実績結果が出たのち、試作品試用対象家屋(モニター施工契約)への施工
最後に
おカネには換えられない 命や想い出のダメージは、
備えあってこそ 守られるものと強く信じています。
ご参考として
*一般概算工事費①(土石流対策施工)
一般家屋(12m×8m。30坪)の場合。
L型コンクリート二重×二列の施工費は、約300万円以内に収まります。
(モニター割引き制度もあります。)

*一般概算工事費②(氾濫対策施工)
外水氾濫:約450万円(観音開き門扉付き)一般的敷地面積の場合。
内水氾濫:約50万円(換気口の蓋、おトイレ、シンク、排水口等の工事)





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