自己紹介
「喘息フォーラム・日本(Asthma JP)」の現代表を務めております西藤なるをと申します。滋賀県で小児科を開業しております。医者になりたての頃に故久保裕先生が開催された「喘息デー」に参加し、それを切欠に喘息の患者さんの診療に大変興味を持ち、医師として30年以上が経ちました。
● 喘息フォーラム・日本 / Asthma Jp 公式サイト
このプロジェクトで実現したいこと
毎年5月第一週の火曜日が「世界喘息デー」です。来年(2025年)は5月6日になります。日本では気管支喘息に対する啓発日がなく、そこで「世界喘息デー」を日本でもっと広く知ってもらいたいと考えております。「ニデック京都タワーのライトアップ」とポータルサイトやSNSの広告掲載を実現したいと思います。こうしたクラウドファンディング(以下 CF)自体も周知活動につながると考えております。
プロジェクト立ち上げの背景
1988年頃、パソコン通信で久保先生とは知り合い、ご自身が企画されていた 日本における「喘息デー」を毎年お手伝いをしておりました。毎年 喘息デーを企画している中、1998年に WHOの協力団体であり世界の喘息治療のガイドラインなどを発表している The Global Initiative for Asthma(GINA)で「世界喘息デー」を制定されました。世界の喘息啓発日が決まったことを大変喜ばれ、日本における「喘息デー」は役目を終えました。
久保先生は、2014年に喘息でご逝去されました。久保先生の遺稿集をCAMPFIREでご支援を集めて『喘息百話』として発行させて頂きました(詳細はこちら)。
『喘息百話』の中で久保先生は「世界喘息デー」の制定を喜ばれこれからますます喘息への啓発が進んでいくと信じておられました。しかし久保先生の予想に反して、昨今日本では「世界喘息デー」はとりあげられることは無くなってしまいました。
出版に当たって私は書き残された原稿を何度も読み返し、私は気管支喘息に対する啓発日がない日本で、「世界喘息デー」が日本で再び活用されるように、昨年(2023年)CAMPFIREでCFを立ち上げ、「世界喘息デー」の周知を目的に、「ニデック京都タワー」のライトアップとポータルサイトの広告を実現しました。以下が前回のCFのURLです。
●「世界喘息デー」を広く知ってもらいたい! 2024年は "5月7日"
この活動をまだまだ続けないと「世界喘息デー」が広く知られる事はありません。日本は喘息に対する啓発の機会を持たないままでいるに違いありません。
複数の広告媒体の表示回数やエンゲージ率を比較しましたが、「ニデック京都タワー」のライトアップは大変効果があり、2025年も実現したいと思います。そして今年は Instagram などのSNSへの広告を増やしたいと考えております。
現在の準備状況
Asthma JP のWebサイトにクラウドファンディングに向けたページを準備し、趣旨説明の準備を開始します。昨年、CFを支援して下さった方はもちろん、この1年間で学会などで機会ある毎に「世界喘息デー」について説明し、活動に理解して下さった方々にも、CFを案内していく予定です。
今年も「ニデック京都タワー」のライトアップはもちろんですが、他所にも依頼すればライトアップして下さる施設がいくつもあることを知りました。そうした施設に趣旨を説明しライトアップのご協力をお願いし、支援が目標金額を上回ったときは、費用が発生する観光名所や施設のライトアップを検討します。
ライトアップのみならず、GoogleやYahoo などのポータルサイトへの広告も予定しております。今回は Instagram にも周知広告を出す予定です。
リターンについて
リターンとして Asthma JP で準備できる事が限られており大変に恐縮に思っております。昨年と同じですが、以下の準備をする予定です。
・感謝の気持ちを込めてお礼のメール、もしくはお手紙を送付
・『喘息百話』『小児科医のアナムネーシス』を提供
・ZOOMミーティングによる小児気管支喘息の懇話会(30分),講演会(60分)
・小児の気管支喘息の出張講演会(開催場所・日時は要相談、別途交通費)
上記のどのリターンにもオプションとしてAsthma JP のWebサイトに支援者としてのお名前掲載を選ぶ事ができます。またZOOMミーティングの代わりにMeta社の「Horizon Workrooms」でも懇話会/講演会を開催する事も可能です。
スケジュール
現在想定している本プロジェクトのスケージュールです。進行状況により変更される場合があります。
・2024年11月 ニデック京都タワーライトアップの可否と日程確認、
・2024年12月 WebサイトのCFの開始とSNSや関係団体を通じた周知活動
・2025年 2月 CF終了、ポータルサイトの広告掲載費用算出、バナー作成。そして支援が目標金額を大きく回った場合、他の観光名所や施設のライトアップを検討します。
・2025年 5月6日 ニデック京都タワーのライトアップ、ポータルサイトの広告、
・2025年 7月からリターン発送(懇話会/講演会などは協議にて開催日を決定)
資金の使い道
頂いたご支援は以下の費用に使います。
・京都タワーのライトアップ:2色(青と緑) 日没から24時まで … 20万円
・Webサイトの整備、バナー作成 … 約10万円
・ポータルサイトやSNSの広告 … 50万円
・郵送費、通信費、雑経費等 … 約10万円
・CAMPFIREのシステム利用料 … 約13.6万円
・消費税 …約9.4万円
合計 103万円
目標金額を超えた場合は、広告費、もしくは他の名所のライトアップなどに費やすつもりです。
最後に
患者さんの数がとても多い気管支喘息なのに啓発の日が日本で広まらず活用されていないのが、私にはとても不思議です。世界では制定された「世界喘息デー」を契機に、市民や患者さんそして医療関係者にも気管支喘息の啓発活動が行われています。日本でも「世界喘息デー」が広く知られ、気管支喘息患者さんの治療の質の向上、疾患への関心が高まり、患者さんの苦悩に理解の輪が広がる事を期待しております。
今後も喘息患者さんのために生涯尽力された久保先生の活動を、令和の時代に新しい形で継承していきたいと思います。何卒、ご支援をよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<本プロジェクト紹介で用いた画像について>
・イラストはWebサイト「かわいいフリー素材集 いらすとや」で利用が許可されているイラストを使いました。
最新の活動報告
もっと見る始まります! 2025年の世界喘息デー 周知活動!
2024/12/22 01:17本日(12/21,2024)から、2回目の「世界喘息デー を広く知ってもらいたい」のプロジェクトが始めます! 昨年、時間が足りなくてできなかったこと、やってみて知った新しい方法、などなど、今回はトライしてみるつもりです。 今年もクラウドファンディングをするつもりで、いろいろな方と名刺や説明をしてきたので、その繋がりや、前回ご支援頂いた方々などから、連絡を取っていくつもりです。 目標額目指して「2025/03/10」まで頑張ります! もっと見る
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