プロジェクトの実行者について

私は、立命館守山高校3年の川端遼太郎です。現在学校の「グローバルAP」という授業の中で探究活動に取り組んでおり、その中で私は「仮眠」というテーマでプロジェクトを進めています。

私は、毎日往復3時間かけて電車とバスを使って通学をしており、その疲れから、一日エネルギーがもたない、昼食後の午後の授業に集中して取り組むことができないと感じていました。そこで出会ったのが「仮眠」でした。実際に「仮眠」を取ることによって脳をリフレッシュし、午後の授業に眠気を感じず、集中して取り組むことができました。この「仮眠」の効果は、アメリカの社会心理学者、ジェームス・マース氏が提唱し、1995年、※NASA（アメリカ航空宇宙局）の研究「Naps」により実証されました。仮眠スペースを学校に導入することで、生徒、教員が常に高いパフォーマンスを発揮し、学校全体をクリエイティブで溢れるような環境づくりをしていきたいと考えています。

※https://ntrs.nasa.gov/api/citations/20190033981/downloads/20190033981.pdf

このプロジェクトで実現したいこと

私の目標は、学校内に仮眠スペースを設置し、中高生、教員の誰もが利用できる環境を提供することです。忙しさに追われる中高生にとって、短時間の仮眠は集中力を高め、学習効果を向上させる重要な手段です。このスペースにより、中高生、教員が高いパフォーマンスを発揮し、クリエイティビティに溢れた学校を作りたいたいと考えています。

プロジェクト立ち上げの背景

近年、日本の睡眠不足が問題視されています。長時間の授業や課題、受験勉強に追われる学生にとって、リフレッシュの機会が限られていることが課題です。実際に私が学校で調査した、「リツモリ睡眠調査」では、中学生の49%、高校生は62％、教員の73％が※平均睡眠時間以下でした。また、中高生の73％以上が日中に眠気を感じ、授業や部活に影響が出ていると回答しているのが現状です。そういった現状から中高生の79％が仮眠スペースを必要としています。

私は、こうした現状を解決するために、学校に仮眠スペースを設置する「仮眠スペースプロジェクト」をスタートすることにしました。

※OECD(経済協力開発機構)の2021年の調査

これまでの活動と準備状況

私はまず、「リツモリ睡眠調査」で学校の睡眠状況を調査しました。その後は仮眠スペースを取り入れておられる企業にフィールドワークをして、仮眠スペースの作り方を学びました。仮眠スペースに必要な設備の選定も進めており、仮眠スペースが持つべき機能やデザインについて具体的な計画を立てています。

リターンについて

【お名前掲載】 仮眠スペース紹介コーナーに、支援者様のお名前（ニックネーム）を掲載します。

【お礼のメッセージ】 感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。

スケジュール

2024年
10月上旬　クラウドファウンディング募集開始

10月下旬　クラウドファウンディング締め切り

10月下旬　必要物購入、「仮眠スペースプロジェクト」実施

2025年
1月　　　　お礼のメッセージ送信

最後に

学校に仮眠スペースを置くことは、日本全体を見ても、前例のない革新的なプロジェクトです。このプロジェクトを通して、中高生、教員がより良い学びの環境で過ごせるようにしたいと強く願っています。皆さまのご支援があれば、「仮眠スペースプロジェクト」を実現することができます。ぜひ、ご協力をお願いいたします。皆さまの温かいご支援を心よりお待ちしております。