こんにちは!三井不動産株式会社の吉田裕太です。
このプロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。
私は、子育て中の親のうち多くが身体的・心理的負担を抱えているという社会課題を解決するために、YASMO(やすも)プロジェクトを起案しました。YASMOプロジェクトでは、親がその場でおやすみすることができる休息室を併設した一時預かり保育施設を運営しています。
この度、YASMOプロジェクトの一環として、絵本『ナマケモノのまねっこたいそう』を制作しました。この絵本を通じて、全国のママパパに「おやすみ」を届けたいと思っています。
なぜ、みなさまのご支援でこの絵本を届けたいと考えたのか、その全ての想いをこのプロジェクトページに込めました。
ぜひ、応援していただければ幸いです!
YASMOが取り組む社会課題「少子化」は我が国が直面する最大の問題です。
2024年の合計特殊出生率は1.20、出生数は72万7,277人といずれも過去最低を記録し、人口減少が加速しています。この急速な少子化と人口減少に歯止めをかけなければ、我が国の経済や社会に大きな影響を及ぼします。
現在、多くの親が子育ての全てを担い、身体的・心理的に大きな負担を感じています。また、「子育ては過酷で、自己犠牲が必要」というネガティブな考え方も広がっています。理想の数の子どもを持たない理由として、1位は経済的な負担の大きさや余裕のなさ、2位は育児の身体的・心理的負担に耐えられない(23%)ことが挙げられています。
厚生労働省「令和5年(2023) 人口動態統計月報年計(概数)の概況」
経済産業省「少子化対策に資する 地域の包摂的成長について」
「子どもがいても休みたいときに休める!」
「子どもを大切にするのと同じくらい、自分のことを大切にしながら子育てできる世の中にしていきたい!」
YASMOは子育て中のママパパを対象とした休息支援プロジェクトです。
乳幼児期にはなかなかゆっくり休むことができず、誰かに、どこかに、無理を強いてしまった…。YASMOのプロジェクトメンバーはそのような経験を共有し合い、共感するメンバーが集まっています。より多くのママパパに「おやすみ」を届けるために、全員で取り組んでいます。
まずはママパパが安心してゆっくり過ごせる一時預かり保育施設「YASMO武蔵小杉(第一号店)」を開設しました。2024年1月オープン以降、11月現在延べ2,500組以上のママパパにご利用いただいております。
【YASMO公式ウェブサイトはこちら】
一方で、「休息のためにお金を使うことや、子どもを預けることに罪悪感を感じてしまう…」という利用者さまやSNSでの声も少なくありません。
ついつい頑張りすぎてしまうママパパに、「もっとやすんでいいんだよ。もっとやすも?」とみんなで呼びかけ、背中を押していけるように。
そして、「やすもう!」と声を掛け合える、優しい社会づくりの後押し・サポートをしていきたい!と考えています。
絵本を通して、
やすむことの大切さを伝えたい。
だからやすめる絵本を作りました。
『ナマケモノのまねっこたいそう』の物語は、主人公であるナマケモノが絵本内に登場するかわいいキャラクターをまねっこしているうちに眠ってしまうお話です。子どもと一緒にカラダを動かして、気持ちもリラックスできるようにヨガの動きを取り入れています。子どもとのコミュニケーションの一つである絵本の読み聞かせを通して、ママパパも一緒におやすみできるきっかけを作れたら…という想いから物語を作っていきました。
皆さまからのご支援を通してこの絵本が広まることで、一人でも多くのママパパにおやすみを届けたい。
おやすみを後押し・サポートするムーブメントが起こせると嬉しいです。
みんなでもっとおやすみしやすい社会を作れるように。
やすむことを後押し・サポートできるように。
本プロジェクトにご支援いただいた皆さまのお名前を記名して「応援冊子」を作成いたします。
<絵本を広めていただける方へのリターンについて>
絵本『ナマケモノの、まねっこたいそう』をできるだけ多くの場所、多くのママパパに届けたいと思っています。そこで、「絵本を広める協力をしたい」という方にも力を貸していただきたく、「絵本を届けてくれる方へのリターン」をご用意しました。
このリターンは、支援していただいた冊数分の絵本をYASMOが取りまとめ、日本全国にある公立図書館や子育て支援施設、子育てフレンドリーな店舗等へ寄贈します。
また、寄贈プランをご支援いただいた方には、寄贈先の提案も受け付けております。
あなたの所属する施設・店舗、またはあなたの地域や知っている施設でこの絵本の寄贈をお受けいただける場所があれば、ぜひご提案ください。
【寄贈先の提案はこちら】
クラウドファンディングの終了時(2024年12月13日23:59)までに、上記のフォームに回答ください。支援者の方々から寄贈していただいたものを、YASMOがお送りいたします。
※希望者多数の場合は抽選とさせていただきます。
※寄贈先の提案をいただく際には、必ず事前に寄贈先の合意を取っていただくようお願いいたします。
※寄贈先が確定した段階で、本プロジェクトページにて寄贈先の情報を記載させていただきます。
<YASMOを広めていただける方へのリターンについて>
YASMOの回数券(利用チケット)を購入いただき、「おやすみ時間」を必要としているママパパにプレゼントする「YASMOを広めていただける方へのリターン」をご用意しました。
YASMOの公式Instagramでプレゼントキャンペーンを実施します。プレゼントを希望するママパパから投稿にコメントをいただき、その方々の中から抽選で回数券をプレゼントします。
※回数券の有効期限は、プレゼントキャンペーン当選者の受け取り日から6か月です。
さらに、支援者様の取り組みや、企業であればサービスの内容紹介も行います。プレゼントキャンペーンの投稿で、多くの方に支援者様の活動を知っていただけます。一緒におやすみできる優しい社会づくりの後押し・サポートにご協力いただけますと幸いです。
【YASMO公式Instagramはこちら】
・12月13日:クラウドファンディング終了
・12月25日:絵本・応援冊子完成予定
・12月下旬:支援者の皆さまへリターン発送予定
・12月下旬~1月中旬:寄贈先へ絵本発送予定
少しだけ私の話をさせてください。
私は夫婦ともに実家が遠方のため、頼れる人が周囲にいない環境で子育てを経験しました。
当時、育休中の妻は一日のほとんどを子どもと二人きりで過ごし、夜泣きや夜間授乳などで睡眠不足が続くうちに体調を崩すこともありました。私自身は、家族を養わねば!と気負い、妻の状態を思いやることができず、今更ながら申し訳なかったなという思いが残っています。
そのときに、心置きなく休める場所や頼れるサービスがあったらどんなに良かったでしょう。公的サービスもありますが、子どもを預けてまで自分たちが休むことに後ろめたさを感じ、なかなかやすむことを前向きに捉えられずにいました。また、そもそも休養を取れていないと心に余裕が生まれず、子育てや夫婦関係にも影響が出ているのではないか?とも感じました。
この経験が「ポジティブに子どもを預けて親がリラックスできる環境」の必要性を強く感じたきっかけです。子育ては「休めない」「自分の時間がない」というネガティブなイメージもありますが、それ以上に「愛おしく、何事にも代えがたい幸福と時間が得られる」と私は思っています。
少子化が叫ばれるいまだからこそ、頑張るママパパにおやすみを届けましょう。
ぜひご支援のほどよろしくお願いします!!
コメント
もっと見る