こんにちは、山崎 栞里(やまざき しおり)です!
はじめましてのかたははじめまして。
リピーターさま、リアルでお世話になってる方々はいつもありがとうございます。
今年もついにこの季節がやってまいりました、
毎年恒例の静岡県内12の児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るためのクラウドファンディング、
名付けて『みんながサンタさんproject2024』
毎年早めに準備しよう!と思ってはいるのですが
なんだかんだバタバタしていて
気づいたら時間がない!
だから今年も10月半ばになってプロジェクト作成し始めました。
そんなノープランな私でもあたたかい目で見守ってくださるみなさまに感謝です。
みんながサンタさんprojectとは
初めてこのプロジェクトのこと知ってくださった方に向けてご説明させて頂きます。
「静岡県内12の児童養護施設の子どもたちに、クラウドファンディングを通して集まったお金で、クリスマスにお菓子をひとりひとり贈ろう」
ただそれだけのプロジェクトです。分かりやすいですね!
プロジェクトにご支援くださったみなさま、
老いも若きも、富める者もそうじゃない者も、
男性も女性も、お子さんいる方もいない方も、
あなたも私もみんなが子どもたちにとってのサンタさんだよ!
そんな想いをこのプロジェクトのタイトルに込めました。
ちなみに1回目にタイトルのかけらがあり、
2回目は全く違うタイトルで、
3回目から本格的に使い始め、
4回目の今年になって正式名称に位置付けられました。
5回目以降もずっと使い続けていきます!
こんな適当な私でも応援してくださる方がいるなんて、本当にありがたい限りです。
ちなみに何故お菓子なのか?
おもちゃとかの方が子どもたちは喜ぶんじゃないか?
そう思う方もいらっしゃるかと思います。
私もそう思って1年目は子どもたちの意見を聞いておもちゃをひとつひとつ買いに行きました!
普段お子さんのためにクリスマスプレゼントを必死で探しに行っているパパママならご理解頂けるかもしれませんが、想像以上に大変でした。
1年目はまだ1つの施設だけでスタートしましたが、
当初からいずれは県内12施設すべての子どもたちに贈りたいという想いが強く、
今後プレゼントを贈る施設が増えていくにつれて
この作業を毎年続けていくのは不可能だと判断し
こちらで選んだお菓子の詰め合わせをひとりひとりに贈るようになりました。
毎年継続するためには無理のない活動計画を練ることが必要不可欠です。
それでも毎年大量に届くお菓子を子どもたちも、施設さまも、とても喜んでくださっています。
2023年にたくさん届いた児童養護施設さまからの
お礼のお手紙などはファイルにまとめて大切に保管しています!
子どもたちからのお礼のお手紙。かわいいですね。
今年も昨年と同様、静岡県菊川市に本社があるたこまんさまにお菓子を発注します。
一人当たり500円程度のクリスマスパッケージのお菓子の詰め合わせを予定しています。
【ホームページから抜粋!お菓子の成分等】
【原材料名】小麦粉(国産)、バター、砂糖、コーンスターチ、水飴、乾燥卵黄(卵を含む)、食塩、寒天
⚫️本製品に含まれるアレルギー物質:【卵・小麦・乳成分】
本製品は大豆、くるみ、アーモンド、りんご、オレンジ、バナナ、ももを使用した設備で製造しています。
【栄養成分表示(1枚当たり)】
エネルギー 90kcal
たんぱく質 0.7g
脂質 5.4g
炭水化物 9.1g
食塩相当量 0.1g(推定値)
【保存方法】直射日光や高温多湿をお避けください
プレゼントを贈る静岡県内の児童養護施設と子どもの人数(2023年時点)
※日々入所児童の入退所があるため実際の人数は12月に入ってから確定します!
※クラウドファンディングの許可を取るため各施設さまにご連絡したところ、みなさまとても楽しみにしてくださっていました。
静岡ホーム(静岡市) 53名
春風寮(焼津市) 31名
すみれ寮(浜松市) 17名
わこう(浜松市) 36名
清明寮(浜松市) 55名
まきばの家(袋井市) 22名
ひまわり園(富士市) 46名
岩倉学園(富士市) 30名
聖心少年少女の家(富士市) 5名
誠心養護園(駿東郡長泉町) 19名
静岡恵明学園(三島市) 37名
静岡県川奈臨海学園(伊東市) 37名
※すべての施設様からクラウドファンディングの達成結果によってクリスマスプレゼントを贈ることのご承諾、掲載許可は頂いております。
静岡県内が広く、全施設となると直接のお届けが難しいので宅配便で送らせて頂きます。
この送料はたこまん様のご厚意により無料です。
このプロジェクトで実現したいこと
児童養護施設には様々な事情を抱えた子どもたちが暮らしています。
貧困や虐待、親の病気など。
いろんな事情や想いを抱えながら、それでもなんでもないかのように生きていくしかないから。
2024年は児童養護施設出身の女性お笑い芸人さんが24時間テレビのチャリティーマラソンを走ったり、
時代を変えるかもしれない再審無罪判決が出た刑事事件の当事者の方にかつて児童養護施設に預けた息子さんがいることが記事になったりと、
いつもよりほんのちょっとだけ児童養護施設のことが話題になった年だったように思います。
このことによって初めて児童養護施設のことを知った方もいらっしゃるかもしれません。
話はそれますが、私は再審無罪判決が出た事件の判決を裁判所の前でたくさんの方といっしょに聞くことが出来ました。
奇跡的な瞬間に立ち会えたことにとても感動しました。
今までもこれからも、人生において2度とない貴重な瞬間だと思います。
それと同時にこのような冤罪はもう起きてはならないことだと感じ、
息子さんのそばにいたいと願いながらも「犯罪者の子どもとして生きていかせるわけにはいかない」と息子さんの幸せのために児童養護施設に預けた父親としての想い、
そしてこのような冤罪がなければ父親といっしょにいれたはずにも関わらず、わずか2歳で父親と離れ生きていくしかなかった息子さんの想いを
それぞれ考えたら涙が止まりませんでした。
当事者の方や、そのご家族に、残されたわずかな人生をゆっくり過ごして欲しいと願うばかりです。
ちょうどこの事件の無罪が確定した後、静岡県警の方には
「事実確認が不十分なまま疑われ、人生を壊されてしまう被害者がたくさんいる。
だからほんのちょっとでいいから自分たちの仕事の責任を自覚し、もう少し慎重な職務を行って欲しい」
というお願いをしました。
今はまだ無視されてしまうような小さな小さな言葉なのかもしれません、
だけどひとりひとりの想いが重なれば、いつか何かが変わるかもしれないから。
その後、県警本部長の謝罪の記事を見て、少しずつ過去を反省して未来を変えていけるような可能性を感じました。
ちなみについ最近、物価高などに関して新聞社からの取材を受け、掲載して頂いた記事です。
「物価高だからといって安易に賃上げを考えてしまえば、
物価の中に含まれている生産者さんや輸送のドライバーさん、販売している店員さんなどの人件費にかかるコストも当然ながら上がるんだから物価は上がり、悪循環に陥ってしまう。
給付金といっても、その財源は一生懸命働いている人たちが払った税金なのだから、その給付金にかかる財源を確保するためにもうこれ以上増税などによって負担を増やしてしまうことには限界がある。
ハンディキャップを背負っていてもその人の能力を活かしながら働ける環境づくりの推進や、
様々な制約によってフルタイムで働くことが無理だったとしても、
その人の状況に合わせて週に数日、短時間でも働ける環境づくりを国全体で行っていくことが
労働者にとっても、国の財政にとっても、必要なことだと思う。」
という内容のお話をしてきました!それを短い文章にまとめて頂いたのがこの記事です。
脱線が長くなりすぎたのでそろそろ本題に戻りまして、
このプロジェクトは児童養護施設で暮らしている子どもたちに
「社会には自分たちの幸せを想ってくれている大人がたくさんいる、ひとりじゃない」ということを
なんらかの形にして伝えるため毎年実施しています。
社会って思っている以上にあたたかいんだなーということを心のどこかで感じてもらえたなら、このプロジェクトを実施している意味があるんだと信じています。
そのためこのプロジェクトは総額がいくら集まるかということよりも、何人のご支援者さまが関わって頂けたかということを重視しています。
プロジェクトに関わった人数が多い方が子どもたちへの想いはより伝わるはずです。
なので高額支援じゃなくていいので、1000円のコースにご支援頂けたらとっても嬉しいです。
もちろん「お金足りなかったからプレゼントないよー」なんて楽しみにしてくれている子どもたちに言えるはずもなく、足りない費用は私がすべて背負うことになるので、金額も多めに頂けたらもっと嬉しいです。
だけど金額に関わらず、このプロジェクトに関わりたいと思ってくださったお気持ちは変わらないから。
3年間の歩み
2021年にスタートしたこのプロジェクト。
最初は6人のご支援者さまからのはじまりでした。
プレゼントを贈ったのも静岡ホームさん1施設だけです。
それでも2022年、2023年と大幅に応援してくださる方が増えてきて、昨年はなんと48名の方から総額168,000円をご支援頂くことが出来ました。
「いつかは静岡県内12施設すべてに」という目標を持って始めたんですが、
あまりに好調だったので「全部いけそう!」とネクストゴールを設定し、
最終的に静岡県内12施設すべての児童養護施設の子どもたちにプレゼントをお届けすることが実現しました。
施設の職員さんたちも子どもたちも、みんなとっても喜んでくれました。
このプロジェクトの特徴として
ご支援者さまがリターンなしのコースを選んでご支援くださる傾向がとても強いので
集まった金額のほとんどを子どもたちのために使えるという強みがあります。
今年はクラウドファンディングにあまり関心がない方たちにもこのプロジェクトのことを知って頂きたいので、12月上旬に静岡県内でリアル街頭募金も実施します。
早速ネットで募金箱を購入しました。
寒い時期ですが、オリジナルパーカー着て、寄付が多めの方にはオリジナルステッカー配ってきます。
予定時期 12月上旬
予定地 静岡駅、草薙駅、浜松駅
予定時間 各5時間程度
このプロジェクトのために5月から運用を始めたInstagramのアカウントもとても好調で、約5か月でフォロワー数1500人を超えています。
是非Instagramのフォローもお願いいたします。 https://www.instagram.com/christmas_cloudfunding_project/?hl=ja
リターンについて
今年で4回目、ちょうど3周年を迎えるので
記念のオリジナルグッズを作りました!
3周年記念グッズはTシャツ、パーカー、トートバッグ、ステッカーです。
各グッズの詳細はリターン詳細のページからご覧ください。
今年のご支援者さまからの反応を見て、今後も定期的に記念グッズ制作していけたらいいなと考えております!
グッズ制作は藤枝市の蓮華寺池公園の近くにあるタツオさんにお願いします。
とっても良心的なお店です。
ロゴのデザインは以前私がクラウドファンディングのサポートをさせて頂いたマキタソウタロウくんにお願いしました。
その他お礼のメッセージや毎年恒例クリスマスカード、子どもたちに送るお手紙へのお名前掲載などのリターンをご用意しています。
もしもグッズはいらないけど多めに支援してくださるという方は、お手数ですが1000円コースを選択して頂き、上乗せ支援または複数個ご購入頂けますようよろしくお願いいたします。
なおCAMPFIRE for SocialGoodでの実施なのでリターンは支援額の30%程度、支援額の他にシステム利用料、12%程度の協力費がご支援者さま負担です。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ご支援頂いた額から必要経費を除いた金額のすべてを子どもたちのために使わせて頂きます。
CAMPFIRE for Social Goodの詳細はこちら! SocialGoodとは?
資金の使い道
児童養護施設の子どもたちへのプレゼント購入費 約20万円(1人あたり500円×約400人分)
ロゴデザイン 約1万円
リターン作成・発送費 約6万円
広告宣伝費(歴代ご支援者さまへのハガキ郵送、募金箱購入、ちらし印刷など) 約3万円
人件費などは含まれていません。
不足する額は自己資金にて賄います。
スケジュール
11月1日 プロジェクトスタート
12月上旬 リアル街頭募金イベント(静岡駅、草薙駅、浜松駅)
12月22日 プロジェクト終了
12月23日 静岡県内12の児童養護施設の子どもたちにお菓子発送
12月25日 リターン発送開始
(3周年記念グッズはお届けまでに1ヶ月ほどお時間を頂きます)
最後に
人は時に誰かの足を引っ張ったり、いがみあったり、傷つけあったりする生き物だけど
想いの完全一致は無理でも
想いが重なり合う部分で協力し合えたなら
社会はもっとやさしくてあたたかいものになるんだろうなと思います。
このプロジェクトはそんなあたたかさの実現を目指しています。
『みんながサンタさんproject2024』
今年も素敵なクリスマスプレゼントを子どもたちにお届け出来るよう、みなさまのご支援、ご協力よろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る目標達成!みんながサンタさんproject2024
2024/12/21 18:31こんばんは、山崎栞里です。なんと!あと1日を残して目標達成いたしました。現在308,000円です。改めてご支援頂いたみなさまに感謝です、ありがとうございます!このプロジェクトをスタートして4回目。今までいろんな方がいらっしゃいました。お願いしてもご支援頂けないことはもちろん、ちらし貼って頂いたらその後ずっと「俺はこれやってあげた」と言い続ける方もいましたし、「一円も出す気ないけど自分が先頭に立ちたい」という趣旨のことをおっしゃる方々もいました。そして断ったら心ない嫌がらせを受けたこともありました。全く知らない方なのに、Facebookで「お金出す気はないけど、俺も関わりたいから、俺の活動あなたのお金でやらせてくれませんか?」とよく分からないコメントを頂いたこともあります。きっとそのような要求ばかりが大きいのに1円も出せない方々ってずっと変わらないんだろうなぁと思います。だけどこのプロジェクトに今関わってくださっている方々はなんの見返りも求めずに気持ちよく子どもたちのためにお金を使ってくださる方ばかりです。ご支援の金額に関わりなく、あたたかい想いを持った方々が関わってくださっています。多額の支援を「リターンはいりません」とご支援くださる方や、InstagramのフォロワーさんでCAMPFIREからご支援くださる方、メッセージからPayPay送金してくださる方がいます。こんな特殊詐欺やタタキが当たり前の時代に見ず知らずの私にお金を送ってくださるなんてすごいですね。「送ったお金子どもたちのためにほんとに使ってくれるのかなぁ?」って不安にならないのかなぁ、と思うこともあります。だけど大丈夫です、ちゃんと使います、もうお菓子はたこまんさんに手配済みです。最近思うことが多いんですが、虐待などをしてしまって子どもの幼少期に親でいられなかった人がどんなに反省してもある程度子どもが大きくなってから親になろうとしても難しいんだろうなと思います。愛されなかった記憶、いつ捨てられるかも分からない不安って子どもが大人になっても完全には消えるものじゃないから。年老いた親を今度は子どもが虐待してしまう可能性も0ではありません。もちろんいろんなものを乗り越えて大人になってからなんとか上手くやってる人、離れざるを得なかったけど愛情をお互いに理解し合っていて最初から恨みすら感じてない人もいるとは思います。そんな子どもたちが大人になって、施設出て、親といっしょに生きるのはとても難しく、他の子と比べて頼れる人も少なく、ひとりで生きていかなきゃならない、そんなタイミングになったらいつかこのプロジェクトのこと思い出す瞬間があるといいなと思います。「当時はよく分かんなかったけどあれってかなりたくさんの人がお金出して買ったお菓子だったらしい。結構世の中って気にかけてくれる人いるのかな、ひとりじゃないのかな」と。つらいときに思い出せるエピソードがひとつでも多い方が、きっとその瞬間を乗り越える糧が増えるから。超理想論なのはわかってます(笑)このプロジェクトも明日で終了!25日は静岡ホームのクリスマス会に行ってきます。今年も楽しみですね!まだまだご支援受け付けてますので、1000円コースで構いません、ご興味持ってくださっている方は明日までに是非あたたかいご支援よろしくお願いいたします。 もっと見る
ついに明日でプロジェクト終了!
2024/12/21 06:58こんにちは、山崎栞里です。今日もとても寒いですね。こちらのプロジェクト、ついに明日で公開終了いたします!みなさまの優しいお気持ちのおかげでなんと残り22,000円で達成です。ここまで来たからなんとか今日、明日で目標達成させて"プロジェクト成功"としたいです。どうかあたたかいご支援よろしくお願いいたします! もっと見る
今年の子どもたちの人数が確定しました!
2024/12/11 18:40こんにちは、山崎栞里です。クリスマスも近づいてまいりましたので今日は施設にお電話をかけて子どもたちの人数を調べました。日々入退所があるのですが、今日お伺いした数量でお送りします。全体的に去年より少ないなーって感じ。児童養護施設は警察や消防と同じで仕事がない方が社会の平和を意味している業界のひとつだから、少ないってことはいいことなのかなー、単純に少子化だからかなー、といろいろ考えてしまいました。だけど予定より人数が少なかったことと、みなさまのおかげで順調にお金が集まっていることで、1人分の予算をほんのちょっとだけ上げることが出来たので良かったです。ほんとはクリスマスのバケツに入った1500円くらいのやつ欲しいけど、50万超えちゃうから買えません。現実的にあれ50個も送りつけたら、段ボールが大量に届くので施設に怒られそうな気もします(笑)やっぱ子どもたちひとりひとりには平等に同じもの贈りたいから、人数少ないとこだけにお高いやつ贈るのもこのプロジェクトの趣旨に反してるしね。具体的に今年の人数お伝えしますね!三島の恵明学園さんは現在確認中です。すみれ寮 12人わこう 34人清明寮 46人まきばの家 24人ひまわり園 48人岩倉学園 16人誠信少年少女の家 16人聖心養護園 2人静岡県川奈臨海学園 43人静岡ホーム 46人春風寮 28人子どもたちの喜ぶ顔がとても楽しみです。 もっと見る
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