~ウガリット神話の世界へようこそ~絵で分かる「バアルの物語」を出版したい!

パレスチナ・イスラエルで信仰されていた『ウガリット神話』。うっかり死んでしまう主神やひき肉にされる冥界神。聖書の源流であり、ロマンに満ちた壮大なストーリーを知ってほしい!けれども邦訳が2冊しかありません。読みやすく、ビジュアルでも楽しめる専門書として出版したい!どうか応援よろしくお願いします!

現在の支援総額

205,000

20%

目標金額は1,000,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/01/06に募集を開始し、 41人の支援により 205,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

~ウガリット神話の世界へようこそ~絵で分かる「バアルの物語」を出版したい!

現在の支援総額

205,000

20%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数41

このプロジェクトは、2025/01/06に募集を開始し、 41人の支援により 205,000円の資金を集め、 2025/02/28に募集を終了しました

パレスチナ・イスラエルで信仰されていた『ウガリット神話』。うっかり死んでしまう主神やひき肉にされる冥界神。聖書の源流であり、ロマンに満ちた壮大なストーリーを知ってほしい!けれども邦訳が2冊しかありません。読みやすく、ビジュアルでも楽しめる専門書として出版したい!どうか応援よろしくお願いします!

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はじめまして!

「ハンニバル最高!」と貢ぎ続けて早、数千万。

ハンニバル流ブランディングコンサルの細川美優(PN.らいせ馬番)です。

数ある中からこのページを見ていただき、ありがとうございます!


「世界で最高の国チュニジア!」を知らしめるために、起業して5年が経ちました。

コミケで細々としていた活動が、ここまで来れたことに感謝しています。

これもひとえに、いつも応援してくださるBNIの仲間や、一緒にこの夢を応援してくれている皆様のおかげです。


(ハワイのヒルトンでライブドローイングした後のパーティーにて)

中国でパスポートを紛失しても、ハワイに入国できずにいても、見捨てずに助けて頂き本当にありがとうございます。



さて、皆さんは「バアル」という名前をご存知ですか?




そうです、そのバアルです!

プロジェクト名にある「ウガリット神話」にピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。




あれ、いない・・・・?







バアルとは何千年も昔。パレスチナ・イスラエル・シリア周辺で信仰された嵐の神様として崇められていました。

このバアルの伝承を伝える神話のことを「ウガリット神話」と呼びます。

やがてこのウガリットの神々はユダヤ教やキリスト教で悪魔とみなされ、

例えば、嵐の神バアルはソロモン72柱のバアル、バエル、蝿の王ベルゼブブと呼ばれるようになります。

つまり、ベルゼブブといった旧約聖書』の悪魔の元ネタは、もともとウガリット神話における神様たちなのです。

そんな旧約聖書の元ネタになった神話を谷川政美先生に則って、『バアルの物語』と呼称させて頂きます。




『バアルの物語』ってどんなお話?

嵐の神バアルということは、超かっこいい神様だったのではーー?!と思って真面目に原典を調べた大学4年声の夏休み。卒業論文を片手にした私は衝撃を受けました。


バアル、あんま、かっこよくない。


私が考えるバアルはウガリット最強の神様だと思っていた!なのに!


うっかり死んだ!!!!!!


編集さんからは、「バアルが大活躍するロマンスです」と言いなさいと言われていますが、正直に言います。


バアル、そんな、かっこよくない。


ツッコミどころ満載のストーリーなのは間違いありません。


うっかり死んだ嵐の神バアル、ひき肉にされた冥界神モト、お兄様LOVE系妹アナトといった神様たちは人間味あふれすぎで、なんでそうなる!?という超展開の連続に度肝を抜かれっぱなしです。

だからこそ、この面白すぎる物語を多くの人に読んでほしい!!!!



でも!!!!!!!!!!!!



できない!


限りなく不可能に近いのです。

それはなぜか…?


問題①邦訳が2冊だけ

Th.H.ガスター『世界最古の物語』は、昔の本なので少し読み辛い!

工芸の神コシャル・ハシスが「器用抜目なし」と翻訳されているんです!

どれだけ読みづらいと思いますか!?

工芸の神コシャル・ハシスが登場すると、少し古い文章で「器用抜目なしは命じられた」と書かれているんです!

「器用抜目なし」って何?!?!?!?!


問題②転売価格が高すぎる

谷川政美『バアルの物語』は学術的な価値も高く、非常によくまとまっています。

ところが、絶版本というのも相まって、2014年12月23日から昨年まで十年近くにわたって市場に出回っておりませんでした。

なぜ、ここまで正確に覚えているのかと言うと、私の誕生日が12月23日で、当時の私は「誕生日になったら1万円もらえるから、そのお金で買おう」としていたからです。

けれども、18回目の誕生日の朝。4冊出品されていた本が全てなくなってしまいました。

それ以来、『バアルの物語』は市場に出回らず、定期チェックをしていたらなんと。


なんとなんとなんと。


お値段、数十万円!


お、値段以上、ニ⚫︎リ♪



絶版になった学術書にプレミア価格がつくのはよくある話です。3000円の本が3万円になっていても、安いとすら感じます。


なんて言うことでしょう。


数十万円は残酷だ!国公立大学の1年分の学費!

価値ある学術書だからこそ、本当はもっと入手しやすくなってほしい

しかし翻訳者の谷川先生の所在は分からず、出版社もすでに倒産していて、復刊の兆しはありません。

かくいう私もあまりに高額すぎて手が出ず、国会図書館まで通って拝読している次第です……。


ならば……


そんなプロジェクトです。



私が『バアルの物語』と出会ったきっかけは、最推しハンニバルです。

「あ、ハンニバル?!私も好き!!!!!!」

Non non, それはセクシー食レポドラマ『ハンニバル・レクター』じゃあないですか。

そのハンニバルも好きですが、私の最推しは、名将ハンニバル・バルカ。


ローマ史上最大の敵であり、戦術の父


あれは高校2年生のとき。左目が疼き、ルーン文字を会得してオリジナル言語を創っていた時代。

チャクラを練り、悪魔を召喚する修行をしていた17歳の頃。

修験者の細川は、たまたま世界史の授業でハンニバルのドキュメンタリーで観ました。


世界遺産・チュニジアのカルタゴ遺跡★動画に差し替え

2800年前に現在のチュニジアに築かれた強大な都市国家、カルタゴ。

ローマが地中海の盟主になる数百年前。

地中海世界の覇権をかけて死闘を繰り広げたカルタゴの隻眼の将軍ハンニバル。

そこはかとない“中二臭さ”』を嗅ぎ取った私は、なんとなく彼をモチーフに絵を描こうと思い立ちました。

そこで、キャラデザの参考にとWikipediaを読み、ハンニバルの名前の由来が『バアルの恵み』だと知ります。

一番古いハンニバルの絵。

しんどい。


ハンニバル(Hannibal)=バアル(Baal:神様)の恵み


めぐみちゃん!?KAWAII!!


そう、バアルといえば私が召喚しようとしていた悪魔ベルゼブブの由来になった神様です。

そこからハンニバルの研究がしたくて、東海大学で「ハンニバルの研究がしたいです!!!!!!!!!」と力説して入学し、ハンニバル漬けの日々を送りました。

大学へ進学した頃は、ハンニバルの故郷チュニジアが北アフリカにあるので「なんでアフリカの人が西洋史学科に来たの?」と迫害を受けつつ(笑)、「カルタゴ」のあだ名で親しんでいただきました。

ハンニバルを追いかけてチュニジア、スペイン、フランスからイタリアへ侵攻(飛行)し、気がつけば英語論文なら読めるように。

日本語で読めるハンニバルの書籍はほぼ全部読みつくさせて頂きました



強大なローマとの戦いに怖気づく将校・ギスコを熱く励ますハンニバル。痺れる、憧れるゥ!


現在、私はハンニバル流ブランディングコンサルとして、ハンニバルでお仕事をしています。

え?何してるの?とよく言われますが、「ハンニバル最高〜〜〜!」とお話をして、政府や大使館、その他行政と「ハンニバル最高〜〜〜」な仕事をしています。

いつでも、どこでも、ハンニバル最高〜〜!と布教して回る仕事です。


嘘です。


市場調査からブランディングまで一貫して、イラストと漫画を活用した資料制作をしています。

私が今まで携わったプロジェクトの最高金額は30億円。

夢はでっかくチュニジアを世界一の国にする!



今は昔。竹取の翁。

かつて私は、大学院へ進学するための下準備でSEになりました。

ありがたいことに大学院試験に合格したものの、コロナで進学を辞退し、経営者の異業種交流会へ通い始めます。



「だ〜い好きなのは〜ハンニバル〜〜〜〜〜」と自己紹介すると、当然「なんでハンニバル?チュニジアってどこ?」と聞かれますよね。

「いい質問ですね……😎」と説明しているうちに「チュニジア好きの面白い子がいる」と、いろいろな方を紹介いただきました。


ハンニバルの話をきっかけに歴史や地政学の話で仲良くなって…と人脈が広がっていき、2023年には中国政府とのビジネスに関わったり、アジア太平洋保守連合(APCU)という国際団体の役員になったりと、なんと外交デビューを果たしました。

それもこれも、ハンニバルがいたから。
いうなれば、だいたいハンニバルで仕事やっています。


いや〜〜〜、ハンニバル最高〜〜〜〜〜🙌


★ここにBNI界隈の方々、チュニジア大使館などからの応援メッセージを掲載するのはいかがでしょう?



今回のこのプロジェクトの目的は、ウガリット神話を広めるだけではありません。

この本を手に取っていただき、「歴史って面白いな」と思ってもらうことが最大のゴールです。

そして「こんな昔から、こんな本が残っていたんだ!」「こんな考えがあったんだ」「現代と変わらないじゃん!」と多くの「へ〜〜〜〜〜」を届け、いつか西洋古典、古代哲学に触れるきっかけになって欲しい。

こうした「異なる文化となんとなく触れ合うこと」が、いつかは異文化理解、他者理解へ繋がっていくのだと信じています。




2025年6月の出版に向け、鋭意制作中です!

『ピーターラビット』のように絵と文章でストーリーを展開し、ある程度学術的な価値を担保しつつ、読みやすさも兼ね備えた内容を考えています。

あらすじ(仮)を紹介!

第1話:バアル、地上の主になりたい
第2話:バアル、神殿を建てたい
第3話:バアル、うっかり死ぬ
第4話:モト、ひき肉にされる
第5話:バアル、復活
最終話:アナト激おこ





皆さまから支援していただいた大切な資金は、「ウガリット神話」を皆様に届けるための経費にあてさせていただきます。下記は大きな項目の概算であり、実際には目標金額以上のコストがかかるのですが、そこは自腹でやります。

また各種リターンの制作費や、CAMPFIRE様の手数料にも充てさせていただきます。


概算ですが下記のように見積もっています。

〇編集費

〇印刷費 

〇出版手続き費用

〇リターン制作費 

〇配送料

〇諸経費

〇CAMPFIRE手数料


概算見積もりとして合計:2,000,000円以上 + 手数料分を想定しています。



1月〜 クラウドファンディング開始
2月末 クラウドファンディング終了
6月  『絵で分かる!バアルの物語』出版、順次リターン発送
    歴史セミナー開催
8月   出版パーティー開催



厨二病全盛期だったリアル中学2年生の頃。親にはよく「日本から出ないから、勉強しなくていい」とよく言っていました。

当然、陰謀論にもハマっていましたし、中国と韓国が心底嫌いでした。

けれども大学に入って、スペイン語の授業で仲良くなった中国人や韓国人留学生。ハンニバルの聖地巡礼で出会った人たち。それこそ中東の民主化革命である「アラブの春」で治安が悪いからと猛反対を受けたチュニジアやエジプト。

私が思っていた以上に、中国と韓国の人たちは親切だし、なんならパスポート紛失した時はとんでもなくお世話になりました。

列車が爆発して、テロが近くで起きてもエジプトの人たちは変わらず生活を送っているし、チュニジア人なんてスマホを届けてくれるわ、ホテル探してくれるわ、結婚式に招いてくれるわでとにかく親切。

知らないだけで、外に出れば「思っていたのと全然違う」ので、メディアの情報だけで物事を判断せず、外へ関心を向け、一歩踏み出してくれると嬉しいです。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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